お金を使わず頭を使う?マイルを貯めて無料航空券を手に入れる方法!
マイルを貯めて無料航空券をもらうためには、頻繁に旅行をしなければ無理!
ちょっと数回利用するだけじゃ、マイルが貯まらないと思っていませんか?
実は飛行機に乗らなくても、日々の生活を特別に変えなくても、無料航空券を手に入れることは可能なんです♪
1.マイルの貯め方の基本
▼【陸マイラーでも貯められる!】
「マイレージを貯めて旅行に行った」という話を聞いたことはありませんか?
マイレージを貯めて無料航空券を手に入れるのは、上級者のテクニックだと思っていませんか?
あるいは「頻繁に旅行をしなければマイルは貯まらないのでは?」と思っていませんか?
本当にそんなことないんです♪
飛行機に乗らなくてもマイルは貯めることはできます。一つのマイレージカードを上手に使うことで毎年、国内旅行くらいの無料航空券であれば取得できるんです♪
マイレージプログラムとは、航空会社が顧客を呼びこむために行っているサービスで、いわばポイントカードのようなものです。
飛行機に乗ることでマイルが貯まり、その獲得したマイルを無料航空券や座席のアップグレードなどに交換することができます。
日本ではマイレージプログラムと呼ばれていますが、英語では、フリークエント・フライヤー・プログラム(FFP)と呼ばれています。
▼【どのマイレージプログラムに入る?】
どこの航空会社もマイレージプログラムを持っていますが、いろんなところでマイレージを貯めていては、有効期限もあるためなかなか特典航空券を取得するには至りません。
まずは、よく利用する路線の中でメインの航空会社を一つ選びましょう。
そしてその航空会社または、提携の航空会社で旅行を行うようにします。マイルが散らばることなく一つのところで貯まるようになると、特典航空券を手にするサイクルも早くなってきます。
ただし、ツアーや出張などで航空会社を選べない場合もあり、メインの航空会社と違う航空連合所属の飛行機に乗ることもあるでしょう。
その場合にも、必ずマイレージが貯まるようにしましょう。すでに持っているマイレージプログラムの提携航空会社ならマイル加算が可能ですし、持っていなければ必ずマイレージプログラムに登録しましょう。
世界には以下の3つの航空会社連合があります。
- スターアライアンス(ANAが所属)
- ワンワールド(JALが所属)
- スカイチーム
つまり、ツアーや出張などで毎回違う航空会社になったとしても、この3つの航空連盟に属する航空会社のマイレージプログラムには確実に登録してお来ましょう。
コレだけで、ほぼ全ての航空会社のマイルを貯めることができるようになります。
ここでは、利用者の多い国内線航空会社のANAとJALについてご紹介します♪
▼【ANA/JALのマイルを家族で合算する】
ANAもJALも家族分のマイルを合算することができます。
ANAは「ANAカードファミリーマイル」、JALは「JALカード家族プログラム」と呼ばれるプログラムに、親会員と生計を共にする配偶者および一親等の家族を子会員として9名まで登録可能です。
登録するためには、ANAとJALそれぞれの提携クレジットカードに加入する必要があります。
一人分のマイルでは特典航空券に交換するには足りなかっとしても、家族分のマイルをまとめることにより、一人分だけでも特典航空券に交換することができるかもしれませんよ♪
家族プログラムは、家族それぞれがためたマイルを、特典交換の際にあわせて利用できるJALカード会員限定のサービスです。
2.飛行機に乗って貯める
本来のマイレージの貯め方をチェックしておきましょう!
飛行距離や航空券の購入代金によってマイルが貯まります。
▼【ANA/JALマイルを空港にて搭乗時に登録】
航空券を自分で手配しなかった場合など、予約時にマイレージを登録できないことはよくあります。
その場合は、出発ロビー内の自動チェックイン・購入機または搭乗口エリアの端末にて画面に従い、マイル番号を入力することでマイルを登録することができます。
もちろん、カウンターのスタッフに伝えることによっても登録できます。
▼【海外に行くには何マイル必要?】
特典航空券をもらうなら、できれば海外まで行ってみたいですよね。では、海外まで行くにはどのくらいのマイルが必要になるのでしょうか?
ANAとJALの場合は、海外への片道航空券は利用できないため、往復に必要なマイル数を見てみましょう。
【ANA】
行き先とシーズン(ローシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズン)と利用クラス(エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラス)によって異なります。
一番少ないマイルで行けるローシーズンでエコノミーの場合、ソウルまでが12,000マイル、上海・北京・香港・マニラまでが17,000マイル。
シンガポール、バンコク、ジャカルタ、 ムンバイまでが30,000マイル。
ホノルルまでが35,000マイル、北米までが40,000マイル、欧州までが45,000、シドニーまでが37,000マイルとなります。
【JAL】
エコノミークラスの場合、韓国までが15,000マイル、上海、北京、香港、マニラ、グアムまでが20,000マイル。
シンガポール、バンコク、ジャカルタ、ムンバイまでが35,000マイル、ハワイ・シドニーまでが40,000マイル、北米までが50,000マイル、欧州までが55,000マイルとなっています。
また、ウェブサイトからの申込みで必要マイル数が少なくなるディスカウントマイルをシーズン限定で実施しています。
3.クレジットカードで貯める
「無料の航空券は欲しいけど、飛行機にはあまり乗らないから貯まらないかも」と思う方も、クレジットカードで日常の買い物や引き落としをすることにより、無理なくマイルを貯めることができます。
この方法で、使う額にもよりますが一般的には1年に一度くらいは特典航空券をもらえかと思います。
このように、ほとんど飛行機に乗ることなくマイルを貯める人達は一般的に「陸マイラー」(丘サーファーみたいですが・・)と呼ばれています。
クレジットカード機能付きのカードでは、同じ区間を飛んでもマイルが早く貯まるメリットがあり、海外旅行保険などの特典もたくさんあります。年会費がかかりますが、特典の方が大きい場合はおすすめです。
▼【コンビニ利用でも貯まる】
【ANA】
ANAのANAカードマイルプラスでは、対象の店舗でANAカードで決済するとクレジットカードのポイント移行とは別にマイルが貯まります。
セブン-イレブンでANAカードにて支払いをすると、通常100円あたり1マイルのカードで貯まるマイルに加えて、200円ごとに1マイルが貯まりますので、合計100円あたり1.5マイル貯まることになります。
【JAL】
ファミリーマートでJALカードにて支払いをすると、通常は100円あたり1マイルのところが100円あたり2マイルと一気に2倍になります。
4.おすすめのANAカード!
▼【ANA ToMe CARD PASMO JCB (ソラチカ)】
数あるANAカードの中で、ANAマイルを貯める上で必要不可欠なクレジットカードは「ANA ToMe CARD PASMO JCB 」、通称「ソラチカ」とよばれているカードです。
通常、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに変換すると、0.5~0.6倍に大きく目減りしてしまいます。
しかしソラチカはこのポイントを0.9倍という高レートでマイルに変換することができます。
このような高レートのカードはソラチカ以外にありません。ANAの陸マイラーになるならば、まずは最初に発行したいカードです。
ただし、ソラチカはマイル還元率が1%と低いことと、マイル移行手数料が年間5千円かかるのが玉に傷といったところ。日常的に使うカードとしては適していないかもしれません。
カード利用額が年間300万円以上の場合などは、決済用としてソラチカとは別に、還元率の良いANAカードを持つ必要がありますね♪
それでは、ANA陸マイラーがソラチカと合わせて持ちたいカードの基本パターンを年間の決済額に合わせてご紹介します♪
東京メトロが発行している「To Me CARD」のラインナップのご紹介です。
[ソラチカだけを保有]
年間の決済額が50万円以下の人、たくさんカードは持ちたくないという人、ポイントサイトだけでがっつり貯めたい人向けです。カード決済を全くしないという人でも十分なマイルを貯めることができます。
どれだけ十分なのかというと、年間決済額が50万円以下の場合は、カード決済で年間に5,000マイル以下しかたまりません。5,000マイル程度なら、ポイントサイト利用で簡単に貯められるからです。
[ソラチカとエクストリームカードを保有]
年間の決済額が50万~100万円以下の人向けです。
ソラチカはポイントサイトのポイント交換用に利用し、カード決済にはマイル還元率1.35%のエクストリームカードを使います。
この程度の決済額では大したマイルが貯まるわけではありませんので、メインはソラチカを利用してのポイントサイトでのポイント交換になります。
[ソラチカとANA VISAワイドゴールドを保有]
年間決済額が100万~300万円以上になる人向けです。
ソラチカはポイントサイトのポイント交換用に利用し、日常的に使う決済用のカードとして最も還元率のよいANA VISA ワイドゴールドカードを使います。
これでマイル還元率は1.4455~1.7128%と高まります。その分、年会費は高めです。
▼【ANAアメックスカード】
アメリカンエキスプレスカード(通称アメックス)は、高いステータスカードの一枚に挙げられ、ANAアメックスカードの年会費は7,350円と高めです。
そして、アメックスポイントをANAマイルに移行するための、ポイント移行手数料が年に6,300円かかります。
つまり、ANAアメックスカードのカード年間維持費は合計13,650円になります。
他のカードに比べて維持費が高いのにもかかわらず、なぜ絶大な支持を得ているかというと、その強靭なサービスに他なりません。
[アメックスポイントにて無期限]
ANAアメックスカードのアメックスポイントは100円につき1ポイント(1マイル相当)が付与されます。
積算されるポイントは、ANAマイルへの移行の際に必要な「ポイント移行コース」を利用することにより無期限となります。
つまり、ANAマイルに移行すれば、移行した月から3年間の有効期限がありますが、ANAマイルにその都度移行せず、アメックスポイントのまま貯め続ければ、ANAマイルが永続的に積算できるという事です。
これはかなりの魅力ですよね♪
[入会キャンペーンでガッツリ!]
アメックスは、入会時に得られるボーナスマイル数が半端ではありません。
キャンペーン内容はその都度違いますが、最大で29,000マイルということも♪
これだけマイルがあれば国内線で一往復以上が可能ですね!国際線でもアジア方面の1往復程度が可能です。
金額に換算すれば、10万円以上の航空券が入会するだけで貰えるんです。
[旅行保険も充実]
海外旅行傷害保険も3,000万円、国内旅行傷害保険は2,000万円の最高補償額が自動付帯されています。その他にも独自の手厚いサービスがあります。
5.電子マネーで貯める
ANAマイラーにお得な楽天Edy
クレジットカードを持たない人でも使えるのが「楽天Edy」です。楽天Edyはプリペイド式の電子マネーで、主要コンビニなどで利用することができます。
Edy機能が搭載されたANAカードかANAマイレージクラブカードを使って支払いを行えば、200円あたり1マイルを獲得することができます。
また、Edyマイルプラス加盟店であれば、Edyの支払いで通常200円あたり1マイルのところを2倍の200円あたり2マイルが貯まります。
読み取り機にタッチするだけですので小銭も要らず、クレジットカードを扱っていない店でも使えます。日常の買い物でマイルを貯めたい人は是非活用しましょう。
JALマイラーにお得なWAON
WAONは予めお金をチャージして使うことができる電子マネーです。イオンやファミリーマート、ローソンなど全国で使うことが出来て、JALマイルも貯めることができます。
年会費無料で作れる「JMBカード」がおすすめです♪
この時、ポイント還元率を1.5%にするために一般JMBカードではなく、WAON機能付きのカードをつくりましょう。
JMB・WAONカードはWAONポイントではなく、マイルを貯めることができるカードなんです!
クレジット機能がないので、カードの審査もなく簡単んい入会ができます。クレジットカードは持ちたくないけどマイルを貯めたいという人、イオングループの利用の多いJALマイラーにはピッタリの一枚でしょう。
これをJALカードに紐付けすることにより、チャージ時に100円あたり1マイル付与され、さらにWAONでの支払いで200円あたり1マイル付与されます。
つまり、合計で200円あたり3マイルが貯まってしまうということなんです♪
6.ANA陸マイラーのマイルの貯め方
陸マイラーとしてたくさんのマイルを貯めるにはポイントサイトの存在は必須です。
今までクレジットカードの決済だけで貯めていた人は、是非ポイントサイトへ登録しましょう。
「もっと早く知っていればよかった!」というような大量マイルがバンバン貯まっていきます。
ポイントサイトの利用は簡単です。楽天市場やYahoo!ショッピング等で買い物をする場合に、ポイントサイトを経由してから買い物をするだけなのです。
あとは普通のショッピングと変わりません。今までやっていたことと同じことをするだけでポイントサイトのポイントがもらえるんです♪
支払いをカードですれば決済で貯まるポイントももらえて、楽天の場合は楽天ポイントも付きますね。
裏技としては「ハピタス」や「ポイントタウン」などのポイントサイトで毎月3万円相当以上のポイントを貯めます。
そのうち2万をソラチカルートで交換すると18,000マイルになり、残りの1万はTポイントルートで交換すると5,000マイルになります。
これで毎月23,000マイルずつ、年間276,000マイルずつ貯まる計算になります。
お得なソラチカルートで全部交換しないのは、ソラチカは毎月2万ポイントまでしかANAマイルに交換できないからです。また、ハピタスポイントも毎月3万ポイントまでしかPeXに交換できません。
この他にも、カード決済、楽天ポイント等の移行、キャンペーン等で得られるマイルも合わせると、年間合計30万マイル以上になります。これで毎年海外まで何往復かできるようになります。
7.まとめ
いかがでしたでしょうか?飛行機に乗らなくても、日頃の暮らしを大きく変えなくても、使い方次第で毎年海外に無料で行ける航空券がもらえる自信が着いたかと思います。
遊び感覚でマイルを貯めて、世界一周にチャレンジしてみるのも良いですね♪