海外旅行保険は安くて安全なフリープラン!使い方を徹底解説します♪
2・国内旅行保険と海外旅行保険
3・海外旅行保険は、いつ加入する?
4・海外旅行保険の保険プランの種類
5・海外旅行保険はフリープランなら安い!
6・まず、クレジットカードの補償確認を!
7・フリープランの比較ポイント
8・長期滞在者はフリープランで必要な契約を!
9・三井住友海上の海外旅行保険の特徴
10・損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険の特徴
11・富士火災海上保険の海外旅行保険の特徴
12・まとめ
海外旅行に出かける時は、何かと細かい出費が発生します。少しでも倹約して、その分をショッピングで楽しみたいものですね。
海外旅行では、海外旅行保険への加入が必須になりますが、安全に少しでも安く契約するには、海外旅行保険フリープランの活用がおすすめです。
1・海外旅行保険って必要?
海外旅行に出かける際は、パスポート、持ち物に並んで、海外旅行保険に関しての手続きが必要です。
旅行先の国では日本のような治安や社会情勢でないこともあり、ケガや事故、物損事故、盗難などのリスクが付きまといます。
国内の常識が通用しないことが多くあるので、万一のトラブルに対して備えは大切です。
そんなリスクを回避するためには、海外旅行保険の加入が必要になるので、保険についての詳細をご紹介します。
2・国内旅行保険と海外旅行保険
国内旅行保険とは、国内の旅行が対象で、適用範囲が死亡事故か重度の障害事故となります。これは、遺族に対する補償が主な目的であるので、自分に対する補償という位置づけとは異なります。
クレジットカードに国内旅行傷害保険が自動付帯か利用付帯ということで付帯されているものもあります。自動付帯は、所持しているだけで保険が適用され、利用付帯はクレジットカードで旅費を決済した時だけに適用になります。
海外では、国内の生活のような保証や保険は、適用されず現地のルールに従って対応するしかありません。
ケガや病気で病院で診察を受けても、日本国内の健康保険証が適用されないので、高額な診察料を請求されるケースが多くあります。
また、航空機の遅延、物損事故を起こしたり、盗難に会うなどの被害を被ることも国内に比べて多いとされているので、留意が必要となります。
そのため、海外旅行保険では、海外でおきえるリスクに対して保補償がで適用されます。
海外旅行をする際は、海外旅行保険に加入しておくことが求められますが、クレジットカードによっては、海外旅行保険が付帯されているものもあります。ただし、自動付帯と利用付帯があるので、お持ちのクレジットカードを確認しておく必要があります。
3・海外旅行保険は、いつ加入する?
空港の出発ロビーに、海外旅行保険の窓口や自販機があります。また、ネットでも海外旅行保険に関して加入できるサイトがあります。
どちらも海外旅行に関する保険で、メリット、デメリットがあります。加入時は、以下の点を考慮して加入することをおすすめします。
▼【空港で海外旅行保険に加入する場合】
■メリット ■
①・事前に保険に加入する時間や加入機会がないとき、出発前に空港で数分で加入できるので便利です。
②・窓口なら、保険窓口のスタッフのアドバイスを受けて加入できます。
③・手続きもサインだけで加入できるので、ネット利用時のような手続きが不要です。
■デメリット ■
①・保険の対象期間は、加入時点から自宅へ帰るまでの補償で、自宅から空港(契約前)までは補償の対象になりません。
②・海外旅行におけるリスクを想定したセットプランとして用意されているので、細かい補償内容を決めることができません。
③・当日交通機関のトラブルや海外旅行保険の窓口や自販機が混雑していて、出発まで時間がないとき未加入で出発しなければならない状況があるかもしれません。
▼【事前にネットなどで海外旅行保険に加入する場合】
■メリット ■
①・事前に保険に関して補償内容の比較ができます。フリープランなら、独自のサポート範囲が選べます。
②・自宅を出発してから、自宅に戻るまでが補償の対象となります。
③・当日、出発直前に保険加入に関する手続きが不要となります。
④・ネットで申し込みをすると、保険料が安くなる場合があります。
⑤・2回目の契約では、リピーター割引を適用している保険会社もあります。
■デメリット ■
①・ご自分に必要な補償(クレジットカードの海外旅行保険の補償範囲)を確認して加入する必要があります。
②・保険会社によって補償内容が異なるので、ご自分にあった補償プランを選択するのに時間が必要となります。
4・海外旅行保険の保険プランの種類
海外旅行保険の保険プランの種類は、以下の3種類があります。
▼【 セットプラン】
死亡、治療、損害賠償、携行品損害などの基本的な補償をセットにしたプランで、リーズナブルな価格設定になっています。
▼【ファミリープラン】
家族、夫婦といった家族で加入するプランで、家族単位で補償するプランになっています。個人で加入するよりリーズナブルになります。
▼【 フリープラン】
補償内容、補償額を自由に設定して加入できます。バラ掛けプランとも言われ、クレジットカード等の補償で不足分を補てんすることでの加入ができます。
5・海外旅行保険はフリープランなら安い!
海外旅行保険は、空港で加入する場合と、ネットのフリープランで加入する場合では、明らかにネットのフリープランが安くなります。
それは、空港では保険のセットプランをメインに取り扱っているため、どなたでも一定基準の補償が受けられるように組まれたプランになっています。
フリープランでは、クレジットカードの補償の補てんという意味合いで加入できるので、必要なものを選択することができ安く契約できます。
この保険は、掛け捨てなので、安くて安心な補償が望まれます。
また、保険会社によっても様々な特色があり、安い費用を検討しているなら比較することが必要となります。
6・まず、クレジットカードの補償確認を!
クレジットカードを所有している方であれば、海外旅行保険が自動付帯されていることもあるので、所有しているだけで保険に加入していることになります。
海外旅行保険は、行き先と滞在日数、補償内容で補償内容が異なります。その中でも補償内容の付帯で金額が左右されるので保険費用を安くするには、まずクレジットカードの補償内容を確認します。
これは、ご自分が所有しているクレジットカードのHPで確認することができます。ゴールドカード、プラチナカードなどの種類もありますが、一般カードより多少は手厚い補償となっていますが、完全サポートするような補償でないものもあります。
そのため、クレジットカードの補償を活かして、手厚くしたい補償やオプション契約を追加契約することが安くて安心の補償となります。
一般的に海外旅行での補償内容は、以下の項目になります。保険会社によって、一部対応していない項目やオプション対応しているので、契約時に確認の上契約を行ってください。
■主な補償内容(一部オプションも含む) ■
・傷害死亡:海外旅行中の死亡
・障害後遺症障害:海外旅行中の事故による後遺症
・治療・救援費用:病院での治療費、ご家族などの現地への渡航費、ホテル代
・疾病死亡:海外旅行中に病気による死亡
・賠償責任:他人にケガや、破損をしたときの賠償責任費用
・携行品損害:手回り品の破損、盗難
・寄託手荷物遅延費用:航空機遅れによる身の回り品の購入費用
・航空機遅延費用:航空機の遅れによる宿泊・食事代
・旅行事故費用:予期せぬ事故により自己負担した交通費・宿泊費・通信費など
・ペット預入延長費用担保特約:航空機遅延によるペット預入延長で発生した費用
・テロ等対応費用担保特約:テロによる現地足止めとなった際の交通費・宿泊費など
7・フリープランの比較ポイント
海外旅行保険のフリープランでは、比較すべきポイントがあります。保険会社によって差別化のポイントとなっているので加入時の比較材料になっています。
ご自身の該当年齢や保険期間、目的などが契約条件となっているので、保険契約前に比較・検討する必要があります。
■主な比較ポイント ■
・保険期間:保険の対象となる期間で、31日以内や92日以内など期間が限られています。
・申込期間:出発の45日前や60日前から受付して出発当日が終了となっています。
・加入者条件:加入者の年齢で、生後6か月や18歳以上から満69歳までなど条件があります。
・旅行者範囲:家族、同性の親族、ご友人など本人以外でも対象となります。
・支払方法:クレジット決済、コンビニ支払、ペイジーなど指定の支払い方法になっています。
・プラン種類:観光用、留学生用、ファミリー、カップルなどのプランがあります。
8・長期滞在者はフリープランで必要な契約を!
海外旅行では、短期滞在(観光旅行など)と長期滞在(留学や海外赴任など)で保険契約が必要となります。
長期滞在となる場合は、海外旅行保険の契約範囲が長期プランを選択しなければなりません。
最長3ヵ月から5年間のプランが用意されていますが、既に海外に滞在している方は加入できないので、ご自宅出発前に加入する必要があります。
長期プランのセットプランでは、汎用タイプ、出張/駐在タイプ、留学タイプ、留学兼ワークホリックタイプがありご自身にあったタイプから選択することができます。
汎用タイプでは、海外で長期滞在者全般に向けたプランとなっていますが、他のタイプは、ビジネスマン、留学生、ワークホリック向けに特化しているので、補償内容を確認の上ご契約することが必要です。
長期滞在向けにセットプランでの取り扱いが多いですが、フリープランでも東京海上日動、あいおいニッセイ同和損保で取り扱いを行っています。
長期契約で保険料が多額となることがあるので、必要な補償だけを選択して契約できるプランは、保険料を抑えることができるのでおすすめです。
9・三井住友海上の海外旅行保険の特徴
三井住友海上は、MS&ADインシュアランスグループ傘下で損保業界3位の規模を誇っています。三井、住友グループのブランドがあり知名度と信頼度が高い保険会社です。
ネット上のサイトは、「ネットde保険@とらべる」です。
三井住友海上の海外旅行保険の特徴は、海外でのアクシデントに対応した補償となっています。
近年では発生頻度が高まっているテロ等に関する補償が対象となっています。また、ペット預入延長費用補償特約は、オプションとなります。
ほかに4つのサポートが付いています。
1.現地で起きたトラブルに関して、日本語で24時間・年中無休受けられます。
2.病院の治療などで現金の持ち合わせがなくても、病院で治療が受けられます。
3.緊急医療アシスタントでは、病院の紹介、日本への移送などをサポートします。
4.旅行中に起きたスーツケースの破損による修理・回収お届けをサポートします。
■加入対象者■
・人数:1人、2人、ファミリーでの加入
・年齢:20歳以上70歳未満の方が可能です。
・目的:観光、商用、留学、ワークホリックの方を対象としています。
・保険期間:92日以内
三井住友海上の補償内容は、セットプランになっているので、フリープランの設定のように個別に設定ができません。
10・損保ジャパン日本興亜の海外旅行保険の特徴
損害保険ジャパン日本興亜は、SOMPOホールディングスの子会社で、グループ企業の中核となっています。経営統合して現体制となりました。
海外旅行保険のインターネット契約サービスのサイトは、「off!」です。「off!」では、損保ジャパン興亜の店頭で契約するより、54%の割引となっているのでお得です。
個人プランでは、フリープラン(オーダーメイド)でリスク細分化の補償で選択できます。
各補償内容は、2~5の選択条件からご自分に合った補償が選択できます。フリープランの補償範囲には、航空機遅延費用は対象になっていないので注意が必要です。
■加入対象者 ■
・人数:1人、2人、ファミリーでの加入が対象。家族・友人分も含めて契約ができます。
・年齢:制限はありません。
・目的:観光、商用、駐在、留学、ワークホリックの方を対象としています。
・保険期間:92日以内
補償内容を個別に設定できるので、必要なものを選択できます。ファミリーや友人分の加入もできますが、セットプランとなります。
11・富士火災海上保険の海外旅行保険の特徴
富士火災海上保険は、AIGグループで、中堅の損害保険会社となっています。海外旅行保険に関しては、ジェイアイ傷害火災保険株式会社(JTBグループの)と業務提携しています。
海外300カ所でお金の持ち合わせなくても診察が受けられる補償もついています。
富士火災海上保険の海外旅行保険では、セットプランもありますが、個々に補償内容を選択するフリープランでも契約できます。
フリープランは2~4個の選択可能項目があり、すぐに保険の支払金額が確認できる画面になっています。
傷害死亡、障害後遺症障害、疾病死亡、損害賠償、携行品補償、航空機遅延費用などに項目1点ずつに対して、保険金額が設定できます。ご自身で必要な保険を選択して契約ができます。
海外主要55都市で、日本語対面デスクが用意されています。現地でのトラブルが起きた時でも日本語で会話できるので安心感があります。
■加入対象者 ■
・人数:1人(個人プラン)
・年齢:日本国内に在住して18歳以上、69歳以下の方が対象です。旅行期間が31日を超える場合、59歳以下の方が加入可能です。
・目的:観光、商用、駐在、留学、ワークホリックの方を対象としています。
12・まとめ
海外旅行での不測の事態に対して、保険は心強い味方になります。
保険金額を安くしたいがゆえに、手薄のサポートを契約した場合、気になって楽しい旅行気分が味わえません。
少しでも安い海外旅行保険を求めているなら、所有のクレジットカードの海外旅行保険のサポート範囲に足りない補償だけを契約するフリープランで保険料を安く抑えることができます。
機会があれば、所有のクレジットカードで海外旅行保険の補償内容を確認しておくことをおすすめします。