ゆうちょ窓口・ATMで送金できる営業時間帯を教えます!
郵便局は、郵便物を配送してくれるだけではありません。「ゆうちょ」として預貯金サービスも行っています♪
「ゆうちょ」では預金の引き出しや振込(送金)が可能ですが、利用できる時間は何時までなのでしょうか?
ゆうちょからの振込(送金)が反映されるタイミングもチェックしましょう!
1.郵便局の営業時間
郵便局の営業時間は支店により違いますが、一般的に平日は「9時~17時」になります。
ただし、預貯金に関する窓口は平日「9時~16時」になります。同じ支店内でも、16時以降は手紙やハガキなどを扱う「郵便窓口」は開いていても、預貯金の窓口は締め切られています。
銀行の営業時間はほとんどが平日「9時~15時」なので、郵便局の窓口の方が1時間長く営業しています。万が一、15時までの振り込みを忘れた・・。という人でも、郵便局に行けば間に合うので便利ですね!
郵便物の場合、土日や祝日でも取り扱いに対応してくれる「ゆうゆう窓口」が設置されています。大都市になると24時間対応しているところもある程です。
ただし「ゆうゆう窓口」は郵便物のみが対象であり、ゆうちょ銀行は受け付けていません。預金や振込に関することは営業時間内に手続きを行いましょう。
2.ゆうちょ銀行ATMの営業時間
同じ地域にある郵便局であっても営業時間が異なることがあるのですが、その理由はご存知でしょうか?
ゆうちょ銀行のATMは、ゆうちょ銀行の支店内、郵便局やコンビニ、大手スーパーや駅前の無人店舗などにありますが、場所により営業時間が違っているので注意しましょう。
ゆうちょ銀行関係にある場合は以下の時間帯になります。
▼【ゆうちょ銀行の場合】
平日(8時~21時)
土曜(9時~19時)
日・祝日(9時~19時)
▼【郵便局内の場合】
平日(9時~17時30分)
土曜(9時~12時30分)
日・祝日(9時~17時)
▼【無人店舗の場合】
平日(9時~21時)
土曜(9時~21時)
日・祝日(9時から21時)
郵政民営化の前には「特定郵便局」というジャンルがありました。
元々は町内の有力者が建物を提供して「郵便取扱所」として使用してきたもので、従業員の数も10人程と少なく小規模です。その名残りで郵便局の営業時間にも違いがあり、土曜日にATMが利用できないところもあるのです。
同じ地域で近くに2つの郵便局があっても、片方が土日にATMが利用できて、もう片方が土日は閉まっている。ということもあります。
自宅の近くに利用できる郵便局がある場合には、土日休日のATMの稼働状況を調べておくと良いでしょう。
ゆうちょATMは、コンビニに設置されていれば、コンビニの営業時間中は使用できるのが一般的です。平日はもちろん、土日も利用できて、24時間営業の店舗ならばいつでも利用可能なのです。
ゆうちょATMでは、ゆうちょカードや通帳で利用する場合には、入出金手数料が無料です。
ゆうちょ銀行の口座同士であれば、ATMでの送金手数料もかからず、即時入金ができます。オークション等で品物を購入した時に、少しでも安く済ませる為にゆうちょ銀行を利用する人も多くいます。
3.ゆうちょ銀行の振込み手数料は?
ゆうちょ銀行の口座から、他の金融機関口座に振込を行う手数料は以下の通りになります。
▼【ATMを利用した場合】
5万円未満(216円)
5万円以上(432円)
▼【窓口を利用した場合】
5万円未満(648円)
5万円以上(864円)
他の金融機関からゆうちょ銀行の口座に振り込む場合には、準備が必要になります。
ゆうちょ銀行の口座には「記号」と「番号」があり、銀行の口座番号とは違っています。ゆうちょ銀行の「サイト変換ツール」を使って振込用の番号に変換しておきましょう。
4.振込が反映されるタイミング
ゆうちょ銀行間の場合、システムメンテナンス等がなければ、振込後にすぐに結果が反映されます。
ゆうちょ銀行同士の手続の場合、同じゆうちょ銀行のシステムを使うことから特に反映されるのが早くなるのです。営業時間外や土日・祝日でもすぐに送金されます。
他の金融機関の場合、営業時間内ならば当日振込が可能です。時間外になった場合には翌営業日にズレる可能性が高くなりますね。
これは、データのやり取りに「全銀システム」という振込データのやり取りを行っている為です。
この「全銀システム」が稼働している時間帯が平日の9時~15時までなので、その間の振込は即反映されるのです。
「全銀システム」は平日15時以降や土日休日は稼働していません。時間外の時間帯に振込をした場合、「振込予約扱い」となります。翌日(翌営業日)の9時に接続された時にデータがやり取りされて、相手の口座に振り込まれることになるのです。
他の金融機関からの振込みは決して銀行員が仕事をサボっているのではなく、システムの都合により遅くなることを理解しておきましょう。
土日にゆうちょ銀行間で振込を行う場合、多少遠くてもゆうちょ銀行のATMを利用した方が、早いし手数料はかからないのでお得になります。
5.振込以外の便利なサービスとは?
「ゆうちょ」は振込手数料が安くなる便利なサービスがあります。
「ゆうちょ」ならではの便利な振込方法をご紹介します!
▼【郵便振込】
「ゆうちょ」で利用できる便利なサービスとして、「郵便振込」があります。
通信販売やカタログ販売で利用されている方法で、商品に添付されている郵便振込用紙を使用して郵便局の窓口やATMで支払います。「郵便振込」の場合、送金人はゆうちょ銀行に口座を持っていなくても、郵便局の窓口に行けば現金で支払いができます。
ただし、窓口よりもATMの方が手数料が安くなることが多いので、口座を持っている場合にはATMを利用した方がお得です。
ATM利用の場合、受領証がカーボン紙にとって代わります。
「窓口利用時の手数料」
・5万円未満(130円)
・5万円以上(340円)
「ATM利用時の手数料」
5万円未満(80円)
5万円以上(290円)
振込用紙の半切(控え)が必要な場合には窓口を利用した方が良いでしょう。ネットショッピングをしたいけれどクレジットカード決済が不安・・、という高齢者の方にも便利な決済方法です。
▼【郵便振替】
「郵便振替」と「郵便振込」は良く似ているので混乱する人も多いかと思います。
「郵便振替」とは、ゆうちょ銀行に口座を持っている人が、同じくゆうちょ銀行の口座を持っている受取人に送金するものです。やり方は単にゆうちょ銀行のATMから相手の口座を指定して、送金するだけです。
現在では「郵便振替」も「郵便振込」も、どちらも郵便局から相手の口座にお金を振り込むことを意味していて、送金人がゆうちょの口座を持っているかは関係がなくなってきています。
6.「電信現金払い」とは?
「電信現金払い」は、送金人が指定したゆうちょ銀行、または郵便局の窓口に行けば、その送金人の口座から受取人にお金が支払われるというサービスです。
受取り人がゆうちょ銀行の口座を持っている必要はなく、しかもオンライン決済なのでとても取引がスピーディーです。
送金を受け取る時には、本人確認書類が必要になります。また、1回の送金額の上限は500万円以下となっています。
ただし、自分を受取人とした場合はこの限りではありません。手数料は1件につき648円となっています。
7.まとめ
ゆうちょ銀行で振込み手続きをする場合、基本的には時間帯は同じゆうちょ銀行間ならば24時間リアルタイムで反映が可能です。
ただし、相手が「ゆうちょダイレクト」に登録していない場合、ATMで記帳をしなければならず、確実に即反映したという確証は取れません。
振込を行う時は、なるべくATMが利用できる時間帯に行うのがベストです!
他の金融機関に振り込む場合には、振込期日の15時までに手続きをすることが大切です。
ゆうちょのATMはゆうちょ間の取引ならば手数料もかからず、土日休日も利用できるので大変便利ですので、是非利用したいサービスですね!