SMART ICOCAの定期券変更方法！メリット・デメリットを教えます♪
「ICOCA」と「SMART ICOCA」の違いはご存知ですか？
交通機関の利用にはもちろん♪
お買い物にも便利なICカード「ICOCA」と「SMART ICOCA」の特徴をチェックしておきましょう！
１.「ICOCA」とは？
「ICOCA」はJRに西日本が発行している、電子マネー機能が付いたICカードです！
「Suica」は全国的に有名なので知っている人も多いと思いますが、「Suica」はJR東日本が発行、「ICOCA」はJR西日本が発行しているICカードです。
「ICOCA」や「Suica」の他にも、JR北海道の「Kitaka」やJR九州の「SOGOKA
」、東京メトロなど関東私鉄の「PASMO」など、似たようなカードが沢山あります！
ICOCAの機能はSuicaとほとんどが同じです。
乗車券としても使えますし、コンビニをはじめとしたICOCAに対応している店舗で電子マネーとしても使えます。
SuicaやKitaka、SOGOKAなどのICカードと相互利用が可能なので、それらに対応している店舗でも「ICOCA」は利用可能です！
「ICOCA」の使い方は簡単です！
まず、駅のホームにある自動券売機やチャージ専用機、コンビニなどで「ICOCA」にお金をチャージします。乗車する駅の改札や、バスのカードリーダーに「ICOCA」をかざして「ピッ」という電子音がすれば利用OKです。
降車する時も同様にカードリーダーに「ICOCA」をかざします。これだけで、自動的に運賃を計算して残高から運賃が支払われます。降車時にもカードの読み取りを忘れない様にしましょう。
買い物で「ICOCA」を使う場合は、店員さんに「ICOCA」での支払いを伝えて、指定されたカードリーダーに「ICOCA」をかざしましょう。
コンビニでチャージする場合は「ICOCAのチャージをお願いします」と店員さんに伝えて、チャージ希望金額を指定しましょう。後は店員さんの指示に従ってカードリーダーに「ICOCA」をかざすだけでチャージ完了です。
２.「SMART ICOCA」とは？
「ICOCA」には、さらに便利な機能が満載の「SMART ICOCA」というサービスがあることをご存知でしょうか？
「SMART ICOCA」はクレジットカードでのチャージが可能になり、「ICOCA」よりも簡単にチャージができるようになったカードです。
ICOCAはプリペイド式電子マネーなので、利用するためには必ずチャージが必要です。「ICOCA」へのチャージは、専用のチャージ機でもコンビニでも、現金でしかチャージすることができません。
「SMART ICOCA」なら、クレジットカードで素早いチャージができるだけでなく、ポイントを貯めたり、Webで利用明細を確認することができる機能も用意されています！
３.SMART ICOCAのメリットは？
◉１・「チャージが素早い」◉
クレジットカードでチャージできると言っても「結局現金を出すかクレジットカードを出すかの違いだけで、そこまで変わらないじゃないか！」と感じそうでが、それだけではありません。
「SMART ICOCA」はあらかじめクレジットカード情報を登録しておくので、チャージ機でクレジットカードを読み込ませる必要がなく、ワンタッチでチャージすることが可能です。
チャージ機でICOCAカードを読み込ませて、チャージ金額を選択するだけなので、かなりの時短になっています！
◉２・「Web利用明細」を確認できる！◉
「あれ？なんでこんなに残高が少ないんだ？」と感じた時や、「1ヶ月にどのくらい利用しているのだろう？」と感じた時など、利用明細を確認したくなる時がありますよね！
ICOCAでも利用明細は確認できます。ICOCAで利用明細を確認する場合、駅ホームの「自動券売機」で「利用明細書」を発行することになります。
「SMART ICOCA」では、さらにインターネット上で利用明細を確認することが可能です。
「SMART ICOCA」の場合、カード発行時に会員登録をすることになります。SMART ICOCAの会員ページにログインをすれば利用履歴はいつでも確認することができます。
SMART ICOCAの会員ページでは「登録しているクレジットカードの変更」や「ポイントの確認」なども可能です。
◉３・J-WESTポイントが受け取れる！◉
「J-WESTポイント」はJR西日本のポイントです。貯まったJ-WESTポイントは「1ポイント＝1円」としてSMART ICOCAにチャージすることができます。
また「J-WESTポイント」を使って、JR西日本が提供している商品と交換することもできます！
乗車料金「200円につき1ポイント」のJ-WESTポイントが貯まります。ポイント還元率も悪くないので、たくさんSMART ICOCAを利用する人には結構お得なポイントだと思います。
またイトーヨーカドーなど一部の店舗では、買い物に「SMART ICOCA」を使った場合でも「J-WESTポイント」が受け取れます。
４.SMART ICOCAのデメリットは？
◉１・「自動券売機で購入できない」◉
ICOCAは駅ホームにある自動券売機で簡単に購入できることも魅力です。わざわざ申込書に記入することもなく、手間もかからず気軽に発行可能です。
しかし「SMART ICOCA」の場合、クレジットカードを登録しなくてはいけない事情から「自動券売機」での発行はできません。ホームページから申し込むか、申込書を郵送して申し込むことになります。発行までに時間がかかることもデメリットです。
◉２・「オートチャージがない」◉
クレジットカードを登録しているのだから、残高がなくなれば「オートチャージ」されても良さそうなものですが・・、SMART ICOCAにオートチャージの機能はありません。
残高がなくなった場合、「自動券売機」や「コンビニ」などでチャージしなくてはなりません。
SMART ICOCAを使用して残高不足になった時でもオートチャージはされず、自分でチャージしなくてはなりませんので注意が必要です。チャージが簡単になった分だけ、自分でチャージすることを忘れがちになるので、より注意が必要かもしれません。
◉３・「コンビニでは現金でチャージ」◉
コンビニでチャージする場合、「SMART ICOCA」であっても現金でのチャージしかできません。
それがたとえ登録してあるクレジットカードでも、その時に所持しているクレジットカードでも使うことはできません。現金を持たない主義の人は注意が必要です！
◉４・「紛失した時の危険性」◉
ICOCAのカード自体は0円で購入することができます。500円のデポジットを支払いますが、カードを返却すれば500円も返却されます。
紛失したとしてもデポジットの500円とチャージした金額がなくなるだけです。チャージした金額が大きければ痛い損失になりますが、それでもたかが知れていますね。
「SMART ICOCA」の場合、簡単にチャージ可能なメリットがある反面、他人でも簡単に登録したクレジットカードでチャージすることが可能です。
すぐに紛失に気がついて、SMART ICOCAの使用を停止すれば問題ないのですが、気付くのが遅れて使われてしまう可能性があります。使用停止前の損害については保証されないことになっているので、悪用されてしまうと大きい損害が出てしまう可能性があります。
しかし逆に紛失時のメリットもあります。無記名のICOCAでは紛失した場合、再発行はできないので、チャージした金額が帰ってくることはありません。
しかし「SMART ICOCA」は全て記名式での発行となっているので再発行が可能です。
「SMART ICOCA」はインターネット上に利用情報が保存されているので、紛失後に悪用されていない限り、チャージした分もそのまま再発行した「SMART ICOCA」に移行することができます。ただし再発行手数料はかかります。
どちらにせよ、SMART ICOCAを紛失した時は、すぐにJR西日本に連絡して使用停止を申請するようにしましょう。
５.SMART ICOCA定期券
ICOCAにも定期券はあります。通勤や通学に使う人なら主に「ICOCA定期券」の利用になるのではないでしょうか？
ICOCAの定期券を利用する場合、通常のICOCAをICOCA定期券に変更することができます。ICOCA定期券に変更すると電子マネーの機能などもそのままで、定期券機能が付いたICOCAになります。
SMART ICOCAにも定期券機能があります。この場合も通常のSMART ICOCAから変更可能です。
SMART ICOCAの場合、自動券売機で定期券に変更することが可能なので、すでにSMART ICOCAを所持している人は簡単に定期券に変更可能です。
ICOCAを定期券にする場合は、窓口での申し込みが必要なので、SMART ICOCAの方が定期券機能を利用する時は簡単です！
６.まとめ
クレジットカードチャージが便利な「SMART ICOCA」をご紹介しました！
「SMART ICOCA」はクレジットカードを登録しておくことで、ワンタッチでのチャージが可能になったICOCAです。
「SMART ICOCAは」さらにポイントを貯めたり、インターネット上で利用明細を確認できたり、普通のICOCAにはない便利な機能があります。
紛失だけには注意して、便利に活用しましょう！
