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クレジットカードの3Dセキュアとは?セキュリティの改善方法!

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クレジットカードの3Dセキュアとは?セキュリティの改善方法を教えます!

クレジットカードの「3Dセキュア」というサービスをご存じでしょうか?

ちょっと聞きなれない言葉ですが、「3Dセキュア」はクレジットカードを利用する方なら、知っておきたい言葉です。

ここでは、クレジットカードの「3Dセキュア」について詳しく解説します!




1.クレジットカード3Dセキュア

クレジットカードの「3Dセキュア」はどんなサービス?

3Dセキュアを簡単に説明すると、インターネット上でクレジットカード決済をする時に利用する本人認証サービスのことです。


ちょっと難しいですが正確に解説すると、3Dセキュアとは・・

3つのドメインを利用して「イシュアドメイン」がカード会社を認証、「アクワイアラドメイン」が加盟店を認証、「相互運用ドメイン」が取り引きを仲介するシステムのことです。

なんのこっちゃ。って感じですよね?

・・ということなので、詳しいシステムについては複雑に考えずに、「3Dセキュア」とは安心で安全な「本人認証サービス」だと覚えておきましょう。


3Dセキュアは、ビザ・インターナショナルが開発した決済時の仕組みです。

現在では、「VISA」「MasterCard」「JCB」3つの国際ブランドが3Dセキュアシステムを採用しており、世界標準の本人認証システムとなっています。



3Dセキュア認証システムは、クレジットカードが3Dセキュアに対応したカードで、上記の3種類のブランドであれば、誰でも無料で登録(利用)できます。


3Dセキュア認証システムを利用する場合、あらかじめカード会社に4桁の暗証番号とは別のパスワードを登録することになります。

このセキュリティ機能を利用することによって、通常利用よりも安全にインターネット決済を行うことができるようになります。




2.セキュリティを向上させるシステム

3Dセキュアはセキュリティ向上のために必須のサービスです!


3Dセキュアを利用することの最大のメリットは、クレジットカード情報の盗用による「なりすまし」などの不正利用を防止できることです。


インターネットショッピングをする場合、クレジットカードに記載されている「カード名義」「カード番号」「カードの有効期限(年月)」、カード裏面の3桁もしくは4桁のセキュリティコードを入力して決済を行っているかと思います。


この場合、決済時に必要な情報がすべてクレジットカードに記載されているので、カードの盗難やスキミング被害を受けた場合、不正利用される可能性が高くなってしまいます。



しかし、3Dセキュアの認証パスワードを登録しておけば、「なりすまし」などの不正利用を防止することができるようになりますね。

それは、3Dセキュアの認証パスワードは、自分しか知りえないパスワードを事前に登録して、決済時に入力を求めることで本人認証をするからです。




3.3Dセキュア対応のカードは?

クレジットカード3Dセキュア対応のカードは?

3Dセキュアは、ビザ・インターナショナルが開発したシステムですが、現在はVISA、MasterCard、JCB。この3つの国際ブランドが3Dセキュアを採用しています。

それぞれの国際ブランドによって、「3Dセキュア」を意味する名称が異なっていますが、認証システムの仕組みは同じです。


▼【
各ブランドの本人認証サービスの名称


VISA
VISA認証サービス」

MasterCard
SecureCode
」
JCB
J/Secure
」

手元にあるクレジットカードに、いずれかのロゴマークがあれば「3Dセキュア認証システム」を登録することができます。

さらに、クレジットカード発行会社(セゾンカードやイオンカードなど)が3Dセキュア認証システムと提携しているカードかどうかを確認する必要があります。

各カードブランドの公式サイトでは、3Dセキュア認証システムに対応可能なカード発行会社を確認することができます。


クレジット
カード発行会社が3Dセキュアに対応していない場合、国際ブランドが対応している場合でも利用できません。




4.3Dセキュアの登録方法と使い方

3Dセキュアの登録方法と使い方を覚えよう!

次に、3Dセキュア認証サービスの登録方法と使い方を覚えておきましょう!


▼【3Dセキュア認証サービスの登録方法


①・利用したいクレジットカードを発行している会社の公式サイトにアクセスして必要な情報の登録を行います。



②・「本人認証パスワード・※パーソナルメッセージ」を登録
します。
この時に登録するパスワードとは4桁の暗証番号とは異なります。自分しか知りえないパスワードを登録してください。※パーソナルメッセージについてはこの後で詳しく解説します!



③・登録完了後、3Dセキュア認証システムを利用することができます
。

▼【3Dセキュア認証サービスの利用方法


①・オンラインショップでクレジット支払いを選択する。


②・パーソナルメッセージが自分のものであるかを確認し、3Dセキュアパスワードを入力する
。


③・決済完了
という流れになります。
3Dセキュアに対応していないオンラインショップでは利用することができません。



登録方法、利用方法いずれも簡単です。3Dセキュア認証サービスを利用することにより、より安全なショッピングができるので登録することをおすすめします。


▼【パーソナルメッセージとは?

3Dセキュアのパスワードを登録するとき、それに併せてパーソナルメッセージの登録が必要となります。



パーソナルメッセージとは、本人認証サービスを利用する際に設定する「言葉」です。これはカード会社と自分を結ぶ「合言葉」となります。

このパーソナルメッセージは、3Dセキュア本人認証サービスでカード決済時に画面に表示されます。


ここで
表示されたパーソナルメッセージが、事前に登録したものと同じであることが確認できれば、カード会社の公式ページということになります。

もしこのパーソナルメッセージに不審な点があれば、不正サイトの可能性が考えられるという訳です。

このようにパーソナルメッセージを設定しておくことで決済時に事前に不正を見抜くことができます。



【パーソナルメッセージの登録例】



■愛犬の好きな食べ物はさつまいも

■ハワイの○○のお店が大好き

■自慢料理はアップルパイ



登録可能な文字数内であれば自分の好きなメッセージを登録することができます。このメッセージも自分しか知りえない様なちょっと変わった内容がいいかもしれませんね。



カード会社によっては、カード会社のオンラインページで登録したIDやハンドルネームがそのままパーソナルメッセージとして表示される場合もあるようです。

詳しくはクレジットカード会社に確認してみましょう。




5.3Dセキュアの認証に失敗してしまう

3Dセキュアの認証に失敗してしまう場合はどうすればいい?

パスワードを入力しても認証に失敗してしまう。こんな場合はどうしたらいいのでしょうか?


当然なのですが、
事前に登録した3Dセキュアパスワードと同じパスワードでなければ認証されません。1文字でも違う場合は、認証に失敗してしまいます。

アルファベットの大文字、小文字など。登録したパスワードと異なっていないかどうか、もう一度確認した上で再度入力してみてください。



この時に注意しなければならないのは、パスワードの入力可能な制限回数を超えてしまうと、すぐにはクレジットカード決済ができなくなるので注意しましょう。

場合によっては、クレジットカード自体の利用もできなくなってしまう可能性もあります。

もしクレジットカードの利用が停止してしまった場合、カードの裏面にあるお問い合わせセンター(カスタマーセンター)にすぐ連絡にしましょう。

事情によっては、利用が再開されることもあります。

6.まとめ

クレジットカードの3Dセキュアを利用してみましょう!

クレジットカードの「3Dセキュア」について詳しくご紹介しました!

本人認証サービスを利用することで、いままでよりも安全・安心にネットショッピングが楽しめそうですね♪


登録も利用もとっても簡単です。ぜひこの機会に3Dセキュア認証システムを使ってみてはいかがでしょうか?