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クレジットカードの審査内容と申込資格は?初めての申し込みマニュアル♪

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これで安心!初めてのクレジットカード申し込みマニュアル!

インターネット通販やポイント、クレジットカードがあれば便利な事がたくさんあります。でも、始めてのクレジットカードは不安が沢山ありますよね。

学生や専業主婦でも作れる?入会審査って?どんな風に使えばいいの?

そんなクレジットカード初心者の疑問や不安を解消するために、申込みの手順や注意点についてまとめました。

1.これで安心!初めてのクレジットカード申し込みマニュアル!

国内で発行されるほとんどのクレジットカードには、国際ブランドのクレジットカード会社のマークが付いています。カードで支払いをした際に決済をしてくれる会社です。



主要な5つのブランド「VISA(ビザ)」「Master(マスター)」「JCB(ジェイシービー)」「American Express(アメックス)」「Diners Club(ダイナーズクラブ)」が有名ですよね。

店舗のレジ横にこういった会社のマークが付いているのをよく目にすると思います。



クレジットカードに申し込む際には、こういったブランドの中から決済するカード会社を選ぶことになります。

日本では「VISA」「Master」「JCB」がよく利用されていますが、こういった国際ブランドのクレジットカードを持っていると世界中の加盟店で使えるので便利なのです。




▼【「ショッピング機能」と「キャッシング機能」

クレジットカードには大きく分けて2つの機能「ショッピング機能」と「キャッシング機能」があります。ほとんどの人はキャッシングは利用せずショッピング利用がメインとなっています。



【ショッピング機能】


・カードが使えるお店で買い物をする際、クレジットカードを提示することで現金がなくても支払いをすることが出来ます。利用代金は後日、支払い時に指定した回数で登録口座から引き落としされます。

飲食店やデパートをはじめ、スーパー・コンビニ・公共料金の支払いなど、カード払いできるものが増えているので持っているととても便利です。



【キャッシング機能】


・カード会社から現金を借りる事をキャッシングと言います。

限度額までなら申込みをして現金を受け取れるので給料日前にまとまった現金が必要になった、など急な場合に便利なのです。

ただし、現金を借りるということは当然利息が発生します。カード会社でも異なると思いますが、返済額に対する利率は15%などと安くないので必要がなければ使わない方がいいと思います。

▼【メリットとデメリット

便利なクレジットカードですが、メリットもあればデメリットもあります。ショッピングに利用出来る以外にポイントやマイルを貯めたり、公共料金をクレジット払いにしたりと便利な使い方がたくさんあります。



【メリット】


・ETCカードが持てるようになる

・ショッピングの利用額でポイントやマイルが貯まる

・ネット通販など利用できるお店の幅が広がる

・海外旅行でも使える(海外旅行保険が付いている)



【デメリット】


・支払い能力以上にショッピング出来てしまう危険性がある

・回数払いやリボ払いにした場合は手数料がかかる

・計画性のないキャッシングで借金を背負うリスクもある

▼【利用限度額

申込みした人の年齢、収入、職業などから判断し、「ショッピング機能」「キャッシング機能」の両方に限度額が設定されます。

この限度額までならショッピングやキャッシングが可能という訳です。

限度額は日常生活で私たちが使う金額よりも高く設定されているのでその金額まで使ってしまうと後の返済が大変な事になってしまいます。計画性を持って利用するようにしましょう。




2.クレジットカードの審査と申込資格

クレジットカードの審査と申込資格は?

▼【申込み可能な年齢は18歳以上

ほとんどのクレジットカードは18歳以上で申込みが可能です。ただし高校生は申込み出来ず、18歳以上でも未成年の申込みについては保護者の同意が必要です。

クレジットカードを作れるかどうかについては、年齢もですが、この後に説明する「審査」が通るか次第です。この「審査」とはどういったものか確認してみましょう。

▼【入会審査とは?

申込みをした人が提示した「年収」「職業」などの申込み情報を元に、その人がクレジットカードを利用してもきちんと返済することが出来る人なのかを確認します。

申込みを受け付けるかどうかを判断するのが入会時の「審査」です。これに通らないとクレジットカードを作ることは出来ません。



審査基準はカードの発行会社やカードの種類によっても異なっており、その基準は明らかにされていないので一概には言えませんがある程度の判断項目は分かっています。

基本的には申込情報の「年齢」「雇用形態」「勤務先」「勤務年数」「住居」「家族」など様々な項目を属性毎にポイント化しその総合判断で基準以上であれば審査に通るようです。

▼【入会審査のポイント

はじめてクレジットカードを作る時に気になるのが、入会審査です。自分の属性でクレジットカードを作れるか気になっている方は多いですよね。

上の項目で申込み時に記載する情報をいくつかあげましたが、具体的にはどんな状況の人が審査に通りづらいか確認してみましょう。



【審査が通りづらいケース】


・自営業の人

・年齢の割にクレジットカードをこれまで作らずにきた人

・借金がある

・無職、アルバイト、勤務年数が短い、年収が低いなど

・金融事故歴がある

・賃貸に住んでいたり、居住年数が短い人い

・携帯電話や公共料金の支払いを滞納した事がある人



以上のようなケースで審査に落ちてしまう事があると言われています。ただし、この項目に当てはまったからといって絶対にクレジットカードを作れない訳ではありません。

審査基準はクレジットカードの種類やカード会社などでも異なるので比較的審査が通りやすいカードに申込みすればカードを作れる場合もあるのです。




3.申込み手続きの流れ

申込み手続きの流れについて。

▼【インターネットや銀行、さまざまな店舗で申込みが出来ます。

パソコンなど普段からインターネットを使っている方なら、ネット申込みが1番手続きしやすいのではないかと思います。

銀行などの金融機関でもクレジットカードの申込み用紙が置いてあり、手続き可能です。



もしくは、よく買い物する百貨店やショッピングセンターでも多くの施設でそこのクレジットカードを出しているはずです。そういった施設でもクレジットカード申込みのブースを用意しているので買い物に行ったついでに申込みすることもできます。



よく行く施設なら、駐車場の割引サービスがあったり他のカードよりポイント率が良かったりと特典が受けられる場合が多いので、普段のショッピングなどの状況でどこのカードを作るか決めると良いのではないでしょうか。

▼【インターネットでの申込みの手順

[1]インターネットで入会申込み(各カード会社サイト)


[2]金融機関サイトで引き落とし口座を設定(各金融機関サイト)



[3]入会審査&本人確認



[4]カード発行手続き

カード会社によって多少違いはありますが、インターネットからの大まかな申込み方法は上記のようになります。

金融機関のWeb契約があれば引き落とし口座の書類も不要なケースがあるので郵送の手間がない分早く手続きが可能なので、早くカードが手元に欲しい人はネット申込みが便利です。

引き落とし口座でWeb契約をしていない場合は、後日郵送などで引き落とし口座の登録が必要となります。




4.クレジットカードの選び方

クレジットカードの選び方は?

▼【年会費で選ぶ

クレジットカードの年会費とは、そのクレジットカードのサービスを使う利用料のようなもので無料のものから有料のものまで様々です。



《主なクレジットカード年会費》


■永年無料・年会費無料:カードを作っても費用はかからない。


■初年度無料:カードを作って1年目は無料、2年目以降は決まった年会費が引き落とされる。


■年会費有料:カードを使わなくても支払う費用。空港のラウンジなど、カードを持っている事で受けられるサービスもある。

▼【入会特典やポイントで選ぶ

年会費無料とともに人気なのはポイント還元率の高クレジットカードです。

ショッピングの内容そのカード独自のポイントが貯まるものもあれば、Tポイントやdポイントなど色んな店舗で利用できる有名ポイントが貯められるものもあります。

普段貯めているポイントカードがあるならクレジットカードと一体型にしてショッピングでどんどん貯めるのもおすすめです。



さらに、入会特典で数千円分のポイントやキャッシュバックが貰えたり、一定期間年会費無料サービスを受けられるなどお得になる特典が付く事もあります。

自分にとって1番メリットの多いクレジットカードを作るという選び方もありますね。

▼【マイルが貯まるカード

ポイントなどと並んで人気があるのが航空会社のマイルが貯まるクレジットカードです。

日本ではやはり2大航空会社、「ANAマイレージクラブ」と「JALマイレージバンク」のマイルが貯まるカードを持つ人が多いようです。



クレジットカード機能のないただのマイレージカードは飛行機に乗らないとポイントが貯まりませんが、クレジットカード形式のマイレージカードなら日々のショッピングでもマイルが貯まるのでどんどんマイルが貯められるのです。




▼【専業主婦や学生におすすめのカード

働いていない専業主婦や学生が利用しやすいクレジットカードもあります。年会費無料のものが多く、通常のカードよりポイント還元率が良かったりするので該当する方にはオススメです。



《専門学生・大学生向け》


■三井住友VISAデビュープラスカード 

■三井住友VISAクラシックカード

■学生専用ライフカード

など…



特徴:18〜20代の若年層向けのカードで基本的に学生時代は年会費無料。通常よりもポイントが貯まりやすかったり、海外利用の金額の5%がキャッシュバックされるものなど各社で学生向けのカードを出しています。

専業主婦向け》


■イオンカード

■楽天ピンクカード

■Yahoo!JAPANカード

など…



特徴:比較的審査も通り易くショッピングでのポイントが貯りやすい主婦に嬉しいカード。付帯する女性向けの保険に安く加入できる特典がついているものもあるようです。




5.クレジットカードの注意点

クレジットカードの注意点は?

▼【無理のない範囲で利用しましょう。

手元に現金がなくても物を買えてしまうクレジットカードですが、翌月には必ず支払いの引き落としがかかります。便利ではありますが、必ず支払い可能な範囲で利用するようにしましょう。

むやみにリボルビング払いにしてしまうのも、無駄に金利を増やして必要以上にお金を使う事になります。払える範囲で、出来るだけ金利のかからない回数払いにするのが好ましいと思います。

▼【暗証番号やサインについて

不正使用を防ぐため、クレジットカードを作る際には「暗証番号」を設定しています。

クレジットカード盗難によるキャッシングの被害も増えているようなので、銀行の暗証番号と同じく他人に判りづらい番号を設定しておくのが基本です。「生年月日」「電話番号」など推測されやすい番号は避けましょう。



また、カードの裏面に記載するサインですが、これも格好をつけてアルファベットで書くよりも外国人に真似され難い漢字や平仮名を使うのがおすすめです。

アルファベットが1番真似やすいようですが、漢字も中華系の人は真似やすいので平仮名を使うと良いという話を聞いたことがあります。いずれも自分のいつも書いている「普段の字」で書くことをおすすめします。

▼【盗難・紛失に気をつけましょう。

ネット通販などサインレスでも使えるクレジットカードは盗難や紛失してしまった場合、悪用されてしまう可能性もあります。

もしもなくしてしまったら、速やかにカード会社と警察へ届けましょう。すぐに連絡をし、カードの機能を無効にすることで不正利用されるのを防げます。



また、ほとんどのカードに付帯している「カード盗難保険」は盗難・紛失にあい不正利用された場合、警察の被害届で証明を受けていれば被害あった金額が補償される場合があるので警察への届け出は重要です。

▼【不正使用などクレジットカードの犯罪も増えています。

ネット上でカード番号や暗証番号など個人のクレジットカード情報が盗まれたり、カード加盟店の端末から情報を盗む「スキミング」などクレジットカードに係る犯罪も増加しています。

カード会社でも対策を取ってはいるものの防げない場合もあります。



胡散臭いネット通販などもあるので「怪しいな」と思うような店舗での買い物を控えたり、カード裏に記載してある3桁の認証コードでも確認出来る場合は利用するなど利用する側でも気を付けたいですね。

万が一、これらの被害にあった場合はすぐにカード会社へ連絡をして下さい。




6.まとめ

初めてのクレジットカード申し込みマニュアル!

いかがでしたか?初めてのクレジットカードの申込み、分からない事や不安な事がたくさんあると思いますが、申し込んで見ると以外と簡単ですよね。



カードの使い方についても、お金がないからカードで買うという使い方ではなく、現金を支払う代わりに使うようにするなど。

自分の支払い能力を考えて使うことが出来ればクレジットカードを持つ事自体怖くはありません。

ただ、限度額までは問題なく使えてしまうので、気分が大きくなって使いすぎでしまわないように気をつけなければいけません。



節度のある使い方が出来れば便利なクレジットカード生活の可能です。ポイントやマイルなども上手に活用して便利なクレジットカードライフを実現しましょう。