PiTaPaとe-kenetを組み合わせる使い方!京阪が安くなる方法♪
「PiTaPa(ピタパ)」は
京阪電車をはじめとして
関西の私鉄が導入したICカードです。
(ついにJR西日本が利用可能エリアに入りました!)
前身の「スルッとKANSAI」から
進化した形で2004年に誕生しました♪
PiTaPaを京阪で使う場合、「e-kenet」という超お得なサービスがあるのですが、使い方はご存知でしょうか?
ちょっとややこしい。e-kenetとPiTaPaを組み合わせた使い方を確認してみましょう!
1.PiTaPaの特徴
「PiTaPa」最大の特徴として、支払い方式がクレジットカードと同じような「ポストペイ方式(後払い方式)」になっています。
ICOCA、Suicaなど他の鉄道会社が発行しているICカードは、ほとんどが「プリペイド方式(前払いチャージ方式)」なので、この点が大きな特徴です。
PiTaPaの場合、PiTaPaエリアで交通機関を利用する場合は現金をチャージする必要がなく、仮に改札を通る際にチャージ残金が0円だとしても安心して利用できます。
もちろん!他の交通系ICカードと同じようにカード内にチャージすることも可能なので、提携先の交通機関の利用や電子マネーとしての利用も可能です!
利用できる範囲は関西の私鉄だけでなく、大阪市バスなどの路線バス、関空など空港行きのリムジンバスなど、ほとんどの公共交通機関で使えることが多く、中鉄バスなど東海地方と中国地方の一部まで利用エリアは広がっています♪
2.PiTaPaをエリア内で使うメリットは?
PiTaPaを大阪の地下鉄、JR西日本ポストペイエリアの駅相互間などで使う場合、大きなメリットとしていくつかの「運賃割引サービス」が導入されています。
「利用回数割引(私鉄地下鉄・JR西日本)」は、同じ区間に1か月間で11回以上乗車した場合、それ以降の運賃が「1割引き」になるという割引サービスです。
「区間指定割引(私鉄地下鉄)」は、定期券のように予め乗車する区間を決めて登録することで、その区間を何回使っても定期券の値段を超えないという割引サービスです。
「時間帯指定割引(JR西日本)」はつい最近になってから導入された割引サービスです。
この割引はちょっとシステムが難しくなっていますので、詳しく解説します♪
◉利用可能区間◉
JR京都線、JR神戸線、JR宝塚線の一部区間
◉利用可能時間◉
平日の10時~17時の間に入場・出場した場合
土日・休日・年末年始の終日
◉「時間帯指定割引」の内容◉
「時間帯指定割引」適用区間の
利用回数が4回以上の場合
4回目以降の運賃が
30%もしくは50%割引されます。
(区間によって割引率が違います。)
現在はPiTaPaのポストペイ方式がJR西日本でも適用されるようになりました!(やっと。という感じですね♪)
今までの関西では、発行が簡単なICOCAが圧倒的に利用されていましたが、今後はPiTaPaの利用者が大きく増えような予感です!
3.京阪電車独自のe-kenetカードって何?
京阪電車が独自に発行しているカードとしてe-kenet(イーケネット)カードがあります。
これは、PiTaPaカードの機能にVISAなどのクレジットカード機能が付いたカードです。
このe-kenet(イーケネット)カード、超お得なカードなのですが・・。ポイントシステムがめっちゃややこしくなっています・・。
①・電車を利用する際に「京阪マイレージPiTaPaカード(e-kenet(イーケネット)」のPiTaPa機能を利用すると「おけいはんポイント(実質の還元率1%)」が貯まります。
②・ショッピングの際に「e-kenetカード」のクレジットカード機能を利用すると「花まるクレジットポイント(実質の還元率0.5%)」が貯まります。
貯めた「花まるクレジットポイント」「おけいはんポイント」はそれぞれのポイントに変換することが可能です。さらに、貯めたそれぞれのポイントはクーポンや商品券、お得な商品を交換することもできます。
特に「花まるクレジットポイント」の場合、「ポイント還元賞品」の中からお得な商品を選んで交換することができます。(通常の現金のようにポイント利用するよりも、還元率が高い商品が多くなっています♪)
・・ややこしいですよね。このポイント制度は本当に。でも、「e-kenet(イーケネット)」超お得なので絶対に利用したいサービスです。
e-kenet(イーケネット)の申し込み方法は、駅の改札に置かれている「入会申込書」を郵送したり、京橋駅などの主要駅にある「e-kenetカウンター」で本人確認書類などの必要書類を提示することで申し込み可能です。
どうしても、「入会申込書」が手に入らない場合、京阪カード受け付け係(06-6944-2899)に電話をするか、「京阪カード入会申し込み書請求用フォーム」を送信することで取り寄せることが可能です。
4.まとめ
関西の私鉄、JR西日本を中心に利用できる「PiTaPa」ですが、京阪沿線を使う人には「e-kenetカード」としてPiTaPaを申し込めば、さらにお得なカードになります。
「e-kenetカード」はポイント制度がちょっと難しくなっているのが特徴なのですが、ややこしい分だけお得なカードなのでぜひ利用してみてください♪