デビットカードとETCカードの一体化は出来る?デポジット20,000円は本当?
デビットカードとETCカードが普及して生活が便利になりました♪
「デビットカード」と「ETCカード」の組み合わせって便利なのでしょうか?
1.直接銀行口座から引き落とされるデビットカード
デビットカードは昔から海外では一般的でしたが、最近になって日本でも普及してきました。(日本の電子マネー普及率は低いので、まだまだこれから!という感じですね。)
実は「デビットカード」と「クレジットカード」の違って、よく理解していない人が多いんです。
クレジットカードは一ヶ月の利用料金をまとめて、後日銀行口座から引き落とす決済システムです。クレジットカードを使うということは、「後払い」ということですから、一時的にカード会社から借金をすることになります。
クレジットカードの発行にはカード会社の審査があり、所定の審査に通らなければクレジットカードを作ることができません。(貸したお金が帰ってこなかったら大変ですからね。)
デビットカードは決済するとすぐに指定した銀行口座から引き落とされる決済システムです。デビットカードでの支払いは、銀行口座の残高分しか使えないという特徴があります。(前払いなので当たり前ですね!)
もちろんデビットカードの発行に審査は必要ありません。デビットカードは誰でもすぐに作れるというメリットがあります。
2.デビットカードはどこで使えるの?
デビットカードはどんな場所で使うことが出来るのか?そんな疑問はないでしょうか?
これについては全く心配なく、クレジットカードが使える場所なら大抵どこでも問題なく使うことができます。
デビットカードにはクレジットカードと同じようにVISAやJCB、マスターカードなど国際ブランドが付いていますので、こうしたカードを使えるお店なら問題なく使えるという特徴があります。
デビットカードは、クレジットカードとほとんど同じ支払い決済機能があると考えて問題ありません。
しかし、注意しなければならないのは一部のコンビニやインターネット決済ではデビットカードが利用できない場合があります。
利用できなかった場合、残高不足が理由なだけではなく、端末が未対応という場合もあるので注意しておきましょう!
自分の場合も大手ホテルチェーンの自動チェックイン機に「楽天銀行デビットカード」を入れた時、エラーとなって使えなかった経験があります。
この時、ちょっと恥ずかしい気持ちになったので、この点には本当に注意したいところです!
3.高速道路を通行するには必須のETCカード
高速道路を通行するときの必須アイテム、「ETCカード」はデビットカードと組み合わせて一枚のカードとして作ることはできません。
ETCカードをパーソナルカードとして、引き落としにデビットカードを指定することは出来ますが、利用するためには覚えておきたい5つの厳しいチェックポイントがあります。
①・ETCパーソナルカードで料金を支払ってもポイントはつきません。
②・ETCパーソナルカードとして利用する前、最低20,000円のデポジット(保証金)が必要です。
③・ETCパーソナルカードの発行1枚につき、1,234円(税込み)の年会費が必要。
④・ETCカードの利用額が、デポジット(発行時に必要な最低金額は20,000円です。)の80%を超えた場合、ETCカードは利用停止になります。
⑤・ETCカードの申し込み書を取り寄せてから申し込む必要があります。インターネットで簡単に申し込み!というわけには行きません。(申込書の郵送料も実費です。絶対に普及させる気はないですよね・・・)
デビットカードとETCカードを組み合わせようという考え方は、『絶対にやめたほうが良い』と断言できるレベルの内容です。
ETCカードはクレジットカードを持っている人なら誰でも作ることができますので、問題がなければクレジットカード会社にETCパーソナルカードの発行を申し込むようにしましょう。
車を持っていない人でも、レンタカーを借りるときなどにETCカードがあると便利ですが、こういう人のためにクレジットカードとETCカードが一体型になったタイプのものもありますよ♪
クレジットカード一体型のETCカードなら、ETC車載器にクレジットカードを入れるだけで利用出来るので大変便利です。
最近の高速道路はETCカードを搭載している車とそうではない車では、通行料金が異なることも増えてきましたからね!
4.まとめ
デビットカードとETCカードを1枚に組み合わせることは出来ず、パーソナルカードとしても非常に高いハードルがあります。
デビットカードは誰でも作ることができて大変便利です。ETCカードもクレジットカードを持っている人なら誰でも作れますので、まだ持っていない人はぜひ作ってみてください♪