クレジットカードをつくる.jp

マスターカードの退会手順!解約の注意点を教えます♪

2161 views
約8分

マスターカードの退会手順!解約の注意点を教えます♪

マスターカード」は、クレジットカード自体のことを指すのではなく、「クレジット決済機能(国際ブランド)」のことを指します。

もう少し詳しく言いますと、それぞれのカード会社が発行したクレジットカードに提供されている決済機能のことを指します。

そのため、「マスターカード」を退会したい場合、契約したクレジットカード会社に解約の手続きを申し込むことになります。




1.マスターカードの退会はカード会社へ連絡!

マスターカードを退会するためには、クレジットカードを発行した会社に連絡することになります。

なぜ、マスターカードに直接連絡をするわけではないのでしょうか?

それは「マスターカード」というのは一種の決済機能であって、クレジットカードを発行したのはクレジットカード発行会社だからなんです。

マスターカードの機能を持っているクレジットカードを解約する場合、クレジットカードの発行会社に連絡を入れる必要があります。

解約を考えている場合。まずは、加入しているカード会社の「コールセンター」に電話で問い合わせしてみましょう。クレジットカードの裏面に電話番号が記載されているので「コールセンター」への連絡は簡単です!

それぞれのカード会社の公式サイトにも、解約希望の申し込みが出来る電話番号が記載されています。

コールセンターに電話をかけると、どのような要件であっても最初に「本人確認」が行われます。その後で、退会手続きが進めて行くことになります。

クレジットカード裏面に記載されている電話番号に電話をすると、「オペレーターが電話口に出る場合」と、「プッシュホンの音を確認しながら退会手続きを進める場合」があります。

解約、退会手続きについては、カードを発行した会社によって、それぞれのやり方があります。それぞれのカード会社が指定する手順で退会手続きが進めましょう。

問題なく電話での手続きが終われば、無事にマスターカードを退会することができます。

(ただし、ごく稀にカード会社によっては、電話での退会手続きの後、ハサミを入れたカードを返送しなくてはいけないという場合もあります。それぞれの会社によって退会方法が微妙に違うのでしっかりと電話で確認しましょう。)

また、退会の電話をかけている際に、オペレーターの人が退会理由について聞いてくることがあります。

これはあくまで参考程度に聞いているだけで、退会理由によって退会することができないといったことは無いので安心してください。




2.電話で退会!手続きが不安なときは?

カード会社にもよりますが、マスターカードは電話1本で簡単に退会することができるので大変便利です。

しかし、あまりにも簡単な手続きだと、かえって本当に退会できているのか?不安になるのが人の心理というものですよね・・。

電話1本だけで退会した場合、退会したことを証明する書類などが手元に残らず、なおさら不安になることもあるでしょう。

しかし、大抵のカード会社からは、電話による退会後にメールなどで「解約手続き完了」のお知らせが届くので安心して良さそうです。

また、解約手続きをした場合、使わなくなったクレジットカードにハサミを入れて、「解約手続き完了」のお知らせが届くまで確実に保管しておきましょう。

3.マスターカードの退会は慎重に!

マスターカードの退会は慎重になるべきです。

・・というのも、次々にクレジットカードに加入しては退会を繰り返すということを行っていると、クレジットカードに加入した際の「特典」欲しさに入会・退会を繰り返していると考えられるので「悪意」を持って行っていると見なされる可能性があるからです。

実際に人によっては、そういう理由での「退会・入会」を繰り返す人もいると思います。

そのため、マスターカードを解約した際は、すぐに別の新しいクレジットカードを発行できるかというと、できない可能性があることを頭の片隅に入れておきましょう。新しいクレジットカードを発行しようとしても、審査落ちする可能性が十分に考えられます。

また、気を付けるべきことは、クレジットカードを発行する際の「審査」には、カード会社独自の審査基準が設けられているということです。

つまり、その会社であなたが次々と加入しては退会しているなどといった、不審に感じられる行動を繰り返していると、どのような理由であれ、審査に落とされる可能性があります。

また、「どうして自分が審査に落とされたのか、理由が知りたい!」と思っても、カード会社では理由を開示しないので、審査を落としたことに対して反論することはできません。

マスターカードを退会するときは慎重に考えてから手続きを進めましょう。




4.マスターカード退会前の注意点

マスターカードの退会は簡単です!電話1本だけで手続きが済んでしまいます。

しかし、退会する前に知っておくべき注意点があるのでご紹介します。これを知っていないと、後で退会したことを後悔することになるかもしれません。

退会する前に注意するポイントには、どういったことがあるのでしょうか?

①・未払いの料金があった場合、一括で支払うことになる。
②・その年の年会費は戻らない。
③・せっかく貯めたポイントが抹消される。
④・解約手数料がかかる場合もある。(カード会社によります。)
⑤・公共料金などの支払いに使用していた場合、変更手続きをとらなければならない。
⑥・退会後、すぐに新しいクレジットカードが発行できるとは限らない。
⑦・短期での解約の場合、カード会社に不審人物として目をつけられる可能性がある。

これらの注意点をチェックしてから、マスターカードを退会するようにしましょう。

5.退会時の一括払いに注意!

退会する前に注意したいポイントとして、特に注意しなくてはいけないのが、「一括払い」があるかどうかです。

うっかり、多額の未払いがあるのを忘れて退会手続きをとってしまうと、大変なことになります。

退会後に一括払いとして、高額な支払いを要求されて生活に支障をきたすので、未払いのものはあるのかどうか確認してから退会する必要があります。

「リボ払い、分割払い、ボーナス払い」など、していませんか?

特に、ボーナス払いなどは、購入してから数か月後の引き落としになっていることが多いため、未払いのものがあっても忘れがちになりやすいです。退会するタイミングを見た方が賢明です。




6.退会する前にやっておきたいこと

クレジットカードを退会する前に、やっておくと得をすることがあります!

それはクレジットカードで貯めたポイントを別のポイントや電子マネーに交換しておくことです。

通常であれば特に退会前の手続きを何もせずに退会してしまい、今までに貯めていたポイントを全て失うことになります。それはとても勿体ないですね!

クレジットカードをそんなに使っていなかった人でも、思っている以上にポイントが貯まっていることはよくあります。

たかが、ポイントとは考えずに、せっかく貯めたポイントを他のポイントにしたり、電子マネーに交換してぜひ有効活用しましょう!

7.公共料金の支払いに使っているかを確認

退会を考えているマスターカードのクレジットカードを、公共料金や携帯代金の支払いに使用していないかも、特に注意しなくてはいけないポイントです。

公共料金や携帯代金の支払いに使用している場合は、変更手続きをしておかなくてはいけないからです。

登録しているクレジットカードの変更手続きをするのは、結構面倒な作業なので、退会前に確認しておきたいところですね!

また、クレジットカードを解約しても、クレジットカード会社から公共料金などの支払い先に連絡が入ることはありません。あくまで自己責任です。

自らクレジットカードを解約したら、早急に公共料金などの支払い先を変更する必要があります。

忙しくて時間がとれない人は、変更手続きのことを考えて、退会するタイミングを考えた方が良いでしょう。

万が一、退会後に支払い方法の変更手続きがされていない場合、支払いが延滞している状態になります。

支払い期間が過ぎると、料金の支払い額にプラスして延滞金を支払わなくてはいけません。この点には十分に注意しましょう。

また、解約したにも関わらずカード会社から請求がくることもあります。そういった場合は焦らずクレジットカード会社に連絡をしましょう。

仮に二重、三重に支払いが重なってしまっても、支払い金額に関しては保障されますので安心してください。




8.まとめ

マスターカードのクレジットカードは簡単に退会手続きをとることができます!

しかし、退会する前に注意するポイントをしっかりとおさえて、後悔のないように解約処理を済ませましょう。

これさえできれば、悔いなく退会することができますよ!