クレジットカード決済の仕組みは?返金トラブルの対処方法を教えます!
クレジットカードを
何気なく利用している方も
多いと思います♪
クレジットカード決済は
どんな「信用」で
なり立っているのでしょうか?
クレジットカードの
買い物の仕組みを知ると
返金トラブルが起こったときでも
冷静に対処できるようになります。
トラブルに備えて
クレジットカード決済の仕組みを簡単に知っておきましょう!
1.クレジットカードの支払いとは?
便利なクレジットカードには、お得なポイント還元制度があるカードが多いので、普段の買い物からネット通販まで、買い物は基本的にクレジットカードという人は多いんです。
「分割払い」や「リボ払い」を選択していない場合、借金をしているとはいっても、金利もかからずただ引き落としを遅くしているだけだから安全。という感覚ですよね?
しかし、一括払いでも途中で取引がキャンセルになったとき、ちょっと面倒なことに巻き込まれる可能性もあります。
2.一般的な支払いの仕組み
一般的にクレジットカードの利用は「加盟店」、「会員」、「カード会社」の三者で成り立っています。
■会員 ■
私たちクレジットカードを利用する消費者のことです。クレジットカード会社の会員になることで、カードを取得して商品を買ったり、サービスを利用します。
■加盟店 ■
クレジットカードを利用するお店のことです。クレジットカードごとに「VISA」「JCB」「Mastercard」などのブランドがあり、そのブランドに加盟している加盟店で決済が可能です。
会員がカード決済すると、取引データがカード会社におくられて会員が利用した代金を加盟店受け取ることになります。
一般的に国内では加盟店がカード会社に手数料を支払いますが、海外で利用する場合は会員が手数料を支払うこともあります。
■カード会社 ■
会員(消費者)が加盟店で買い物をした場合、代金を会員のかわりに一時的に立て替えることになります。後日、会員に代金の請求を行います。
分割払いやリボ払いの場合は元金と利息も含めて1カ月ごとに請求していきます。
▼【代行業者の存在】
加盟店とカード会社が提携しやすくするために「カード決済代行業者」が間にはいることがあります。
クレジットカードは会員だけではなく、加盟店もセキュリティ面に十分注意しなければいけません。またカード会社の加盟店になるためには所定の審査を合格しなければいけません。
そこで加盟店を手助けしてくれるのが、代行業者の存在です。
最近はネットショップなども個人で簡単に開くことができるようになりましたね。そしてネット決済ではやはりクレジットカードが主流ということで、代行業者に依頼するお店も多いんです。
3.キャンセルした場合はどうなる?
クレジットカードの仕組み通りに買い物をして、取引がキャンセルになった場合はどうなるのでしょうか?
通常はそのまま取引内容の取り消し処理が行われますが、もし、返品したはずなのに代金が引き落としされていたら困りますよね?
▼【利用明細を確認】
買い物してすぐの返品であれば、まだカード会社が決済処理をしていない可能性も高く代金が引き落としされることは考えにくいです。(消費者がクレジットカードを利用した場合、引き落としは次月以降になりますが、加盟店への入金も次月以降になることがほとんどです。)
日が空いてからの返品やカードの締め日などをが挟んだ場合、返金が2~3か月先になることもあります。
キャンセル後にカード利用明細を確認して、明細のところにキャンセルしたハズの商品代金があることが判明した場合、利用明細を印刷するか、クレジットカードの利用日、支払った代金の内容を控えておくようにしましょう。
そして取り消しされた領収書と一緒に、お店(加盟店)に問い合わせてみましょう。
お店側がキャンセル処理を行っていたことが確認できた場合、次はカード会社に問い合わせます。
キャンセルした金額は、通常のご利用分と同様に毎月月末に締め切り、翌月のショッピングご請求金額から差し引くことで決済される場合もあります。(この場合、翌月のご利用代金請求明細書、WEB明細サービスメニューで「○月度の調整額」として連絡されます。
翌月以降の支払い代金がなく、決済処理が済んでいる場合、利用額の全額が引き落とし口座に振り込まれる場合もあります。
キャンセル時の取り扱いはケースバイケースなので、必ず取引内容を細かく確認するようにしましょう。
▼【ポイントは消える?】
返金となった場合、もちろんその代金で付与されたポイントは消滅します。
ポイントで購入したものについて、場合によってはポイントが返還こないこともあるので注意しましょう。またキャンセル料がかかるものについては、ポイントで相殺されることもあります。
▼【手数料はかかる?】
一般的に取引をキャンセルしたからといって手数料はかかりません。しかし場合によっては(クレジットカードで予約することで割引があるもの)などは、キャンセル料金が必要なこともあります。
サービスや商品のキャンセル条件に関しては、必ず購入前に確認しておきましょう。
4.まとめ
便利なものと不便なものは実は紙一重かもしれません。
支払いのトラブルに巻き込まれると、クレジットカードじゃなく現金で手続きすればよかったと思うケースもあります。その中でも特に多いのが「返金」に関するトラブルです。
私自身、いままでクレジットカード決済をキャンセルしたことが何回かありましたが、特にトラブルに見舞われたことはありませんでした。
しかし、それはネットショッピングではなく主に国内の実店舗で利用しているからかもしれません。ネット上の買い物では、お店の対応があまりよくないところもあるようです。
起こり得るトラブルに対して最低限の備えとして、クレジットカード決済の知識を持っておきましょう!