ゆうちょの送金をコンビニATMで利用する方法!ファミマ限定?
2.ファミマにはゆうちょATMがある
3.ファミマゆうちょATMの振込方法
4.何故ファミマにゆうちょATM?
5.ゆうちょ銀行へ振り込みはできる?
6.まとめ
コンビニのATMを利用して「ゆうちょ口座」の送金は可能です!
しかし、利用可能なコンビニのATMは一部のファミリーマート店舗に設置されている「ゆうちょATM」のみとなっています。
コンビニの「ゆうちょATM」で「振込・送金」する方法をチェックしてみましょう!
1.コンビニATMでゆうちょ口座の振込をしたい!
ATMの設置されているコンビニと言えば、大手3社のコンビニが知られています!
①・セブンイレブン(セブン銀行ATM)
②・ローソン(ローソンATM)
③・ファミリーマート系列の店舗(E-net)
結論から言うと、上記のコンビニATMはゆうちょ銀行の振込・送金には対応していません。
2.ファミマにはゆうちょATMがある?
コンビニのATMではゆうちょからの振り込みは行えませんが、ファミリーマート店舗の中には、ゆうちょATMを設置している場所があります。
これは「E-net」ではなく、「ゆうちょATM」なので、ゆうちょからの振り込み専用であり、他の金融機関の口座からの振り込みには対応していません。
ファミリーマートのコンビニATMを良く確認したことがない人は、近くのファミリーマートにどのATMが設置されているのか?チェックしてみましょう!
3.ファミマゆうちょATMの振込方法
ゆうちょATMは、振り込み操作をする時に、メニュー画面上に「送金」と表示されます。
「振込」という項目がないので一瞬戸惑うのですが、「送金」と「振込」は同じ意味なので、銀行と郵便局で言い方が違うだけです。
もちろんゆうちょ銀行間だけではなく、他の金融機関への振り込みも可能です。
ゆうちょATMであっても、一度振り込みのメニューに入ってしまうと、後の操作は他の銀行ATMと同じです。
4.何故ファミマにゆうちょATM?
ファミリーマートは日本郵政グループとの業務提携を発表しました。
コンビニ業界でナンバーワンのセブンイレブンが「セブン銀行」と「nanaco」を導入して圧倒的な利益を上げている中、当時業界3位のファミリーマートが金融戦略を展開したのです。
これにより、現在でもゆうちょATMが設置されているファミリーマートの店舗が増えている傾向にあります。
将来的には全国のファミリーマートの3500店舗にゆうちょATMが設置される予定になっています。
最近になってファミリーマートは「サークルKサンクス」とも合併しました!
その影響で、ファミリーマートに吸収される形でコンビニが増えていますので、今後もゆうちょATMが増えていく可能性があります。
ゆうちょ口座を持っている人で、近所のサークルKサンクスがファミリーマートに改装されている様ならば、是非一度ATMを確認しておくと、いざという時に便利です!
5.ゆうちょ銀行へ振り込みはできる?
コンビニのATMを利用して、ゆうちょ銀行口座への振込みはできるのでしょうか?
こちらも結論から言うと、コンビニATMからゆうちょ銀行への振込みは可能ですが、コンビニATMに対応したキャッシュカードを利用した時のみ可能です。
つまり、コンビニATMを利用して自分のゆうちょ口座からゆうちょ銀行への振込みはできますが、現金での振り込みには対応していないということです。
ゆうちょには記号の先頭が「1」から始まる「総合口座」と、記号の先頭が「0」から始まる「振替口座」があり、ゆうちょATMでは振替口座ならば現金での振り込みが可能です。
しかし、コンビニに設置されているATMは現金振り込みには対応していません。
どちらの口座を持っている人でも、現金振り込みをしたい場合には郵便局に行くしかないのです。
▼【コンビニATMでゆうちょ銀行へ振り込む時の操作手順】
コンビニATMでゆうちょ銀行への振り込みができると知って、早速コンビニに行ったとしても、戸惑う人が多くいます。
その理由は、「ゆうちょ銀行の口座番号」にあります。
ゆうちょ銀行の口座番号には「記号」「番号」などがあり、ゆうちょ銀行間での振り込みをする時には問題ありませんが、他の金融機関から振込をする時には口座番号の入力がエラーになってしまいます。
他の金融機関からゆうちょ銀行の口座へ振込みをする場合には、口座番号を振り込み専用の番号に変換しなければならないのです。
ゆうちょ銀行の公式サイトには「変換ツール(記号番号から振込用の店名・預金種目・口座番号を調べる」公式サイトがありますので、事前に変換して書き留めておきましょう!
口座番号変換ツールでも上手く変換できない、いざコンビニATMで入力したらエラーが出たという場合には、ゆうちょの振り込み・お問合せセンターに電話で確認することができます。
口座番号を確認したら、コンビニのゆうちょATMに銀行カードを挿入しましょう。(先述の通り、現金での送金はできません。)
もし次の画面で「カード振込」というボタンが表示されなければ、そのカードは振り込みに対応していないか、ATM自体が使用できない時間帯です。
操作画面が進んで行くと、「暗証番号」「振り込み金額」「銀行名(ゆうちょ銀行)」等を入力します。
次に事前に変換しておいた「ゆうちょ口座を振込用に変換した口座番号」を入力して、自分の名前と電話番号を入力して操作は完了となります。
▼【操作が分からなくても店員さんは教えてくれない?】
ATMを操作していて、分からない時に店員さんに相談したくなりますよね!?
よくお年寄りの方がコピー機を使えなくて、店員さんに教えて貰っている光景を目にしますが・・、「ATM」に関してはちょっと勝手が違います。
現在のところ「銀行法」によって、コンビニの店員さんが自店に設置しているATMの使い方を教えることは禁止されています。これは、間違いや犯罪を防止する為であり、ATMは金融関係者でない限り対応できないのです。
そのため、各コンビニのATMには「インターホンの設置」が義務付けられています。
コンビニATMの操作方法で困ったことがあり、コンビニのスタッフに質問をしても「申し訳ありませんが、インターフォンをご利用下さい」と言われるだけなのです。ここは、店員さんを恨まずに、分からなければ銀行や郵便局に設置されているATMを使用しましょう。
▼【手数料について】
コンビニATMからゆうちょ銀行の口座に振り込みを行った場合、一般的な主要銀行宛ならば振込手数料は432円になります。
振込手数料は銀行によって違いますし、コンビニATMを利用すると「ATM利用手数料」というのがかかる場合もあります。
また、振込金額が3万円以上の場合、振込手数料は200円位高くなることがほとんどです。
▼【振り込み時間について】
コンビニのATMは銀行ではないので、振り込み時間がかかるのでは?と思う人もいるでしょう。
これは銀行によって多少違ってきますが、コンビ二ATMでも銀行の一般的な営業時間である「9時~15時」までなら、即時振り込みが可能です。
15時を過ぎてしまうと、「振り込み予約」となり、翌朝一番に振り込みが実施されます。
コンビニは24時間開いていますので、ついコンビニATMも24時間振り込み可能だと思ってしまいがちですが、銀行の営業時間に合わせて手続きを行うことが大切です。
6.まとめ
ゆうちょ銀行は、民営化されてからサービスが向上して、使い易くなっています。
また、最近ではコンビニにATMが設置されていて、各金融機関の振り込みが行えるなど、使い勝手がよくなっていますね!
もしコンビニからゆうちょ銀行への振り込み手続きが行えれば、こんなに便利なことはありません。
コンビニATMを利用して、ゆうちょ銀行から振り込みを行う場合と、ゆうちょ銀行への振り込みを行う場合には、それぞれ使用する機械やカード、やり方が全く違います。
どうしても自宅の近所に郵便局がない、利用したいけれども郵便局が開いている時間帯に行けないという人は、コンビニATMを上手に使うコツを覚えておいた方が便利です!
現在「ゆうちょ銀行」の公式サイトでは、ファミリーマートに設置されたゆうちょATMを利用することを推奨しています。
全国のゆうちょATMが設置されているファミリーマートを検索できるツールもあるので、是非一度チェックしておきましょう!