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銀行窓口の営業時間にはルールがある?イオン銀行が使いやすい理由は?

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銀行窓口の営業時間には絶対のルールがある?イオン銀行がおすすめの理由は?

1.「銀行法」という法律がある
2.営業時間が終わった後は何をしている?
3.最近は営業時間を延ばす銀行も多い
4.まとめ

銀行窓口の営業時間って、ちょっと短いと感じませんか?

そこには「銀行法」という理由があリます。銀行窓口の営業時間には絶対のルールがあるのでしょうか?




1.「銀行法」という法律がある

「銀行法」という法律での規定があります。

銀行の営業時間はほとんどの場合、窓口は「平日の午前9時から午後3時まで」ATMは「平日の午前8時45分から午後6時まで」の営業時間となっています。

「窓口」の場合、まだ外が明るい時間帯なのに営業を終えていることになりますし、「ATM」では上記の時間以外でも利用は可能ですが、所定の手数料が発生してしまいます。

平日に仕事をしていると、用事があっても銀行の営業時間に間に合わないという不満もよく聞きます。

銀行には「銀行法」という法律があり、銀行法の第16条では、銀行の営業時間について「午前9時から午後3時までとする」と記載されています。

ただし、同条2項で「営業の都合により、延長することができる」とも記載されているので、絶対に午後3時で窓口の営業を終わらなければいけないということではありません。

最近では午後3時以降でも営業している銀行が増えてきていますね!

ちなみに、銀行法の第16条では「営業所の所在地などの特殊な事情により、上記と異なる営業時間が必要な場合は、変更することができる」とも記載されています。

この例外を適用する場合、営業時間を変更した旨をその営業所の店頭に掲示しておく必要があります。

様々な事情から、銀行の窓口が午後3時以降に営業を続けるのは中々難しいことのようですね・・。




2.営業時間が終わった後は何をしている?

銀行は営業時間が終わった後は何をしているのでしょうか?

銀行窓口の営業時間は「午後3時」までというのが基本ですが、銀行員さんはその時間までしか仕事をしないというわけではありません。

その日に行ったいろいろな決済の締め作業の他に、伝票や小切手の照合や現金の勘定なども行わなければなりません。

銀行は、支店ごとにお金を管理しており、まず朝に金庫から現金を取り出したら、個々のカウンター窓口に設置されている機械に入れておきます。

そして、営業中には各窓口に設置されている機械を使って現金の出し入れを行い、窓口を閉めた後に現金を抜き取り、また金庫に入れます。

お金の出し入れの際には必ず「伝票」が用いられるので、手元の現金と伝票の内容が合致しているか?という作業が毎日必ず必要になるのです。

たまに、ドラマなどで「現金の額が合わず、銀行員が家に帰れない」といったシーンが出て来ることがありますが、実際にこういったことは起こり得ることなんです。

さらに、現金の勘定が合ったから終わりかと思えば、支店内での勉強会が開かれることもあります。

特に、最近ではお客様の「預金業務」だけではなく、「保険業務」を多く扱うようになっているので、多くのことを勉強しなければならず、銀行によっては、逆に3時以降のほうが忙しいということだってあります。

一般的に銀行員が退勤する時間を午後5時くらいと考えると、3時に窓口を閉めなければならないというのが現実的なラインかも知れませんね。




3.最近は営業時間を延ばす銀行も多い

しかし、最近swは営業時間を延ばす銀行も多くなっています!

午後3時に窓口を閉められては用事を済ませられないので、もう少し延ばしてほしい」というお客様のニーズが多々あるのも事実ですね!

それを受けて、最近になって一部の銀行では「営業時間延長」が行われるようになってきました。

銀行法でも「営業の都合のより、延長することができる」とされているので、法的にも何ら問題はありませんからね!

まず、「イオン銀行」の場合は「午前9時から午後9時までの営業」となっています(土日祝日・年末年始も含む)。

「イオン銀行」はかなり営業時間が長くなっていますし、基本的にイオンモールの中に店舗があるので、買い物のついでに寄れるということもメリットです。

また、現在はマイナス金利下なのですが、イオン銀行では一般的な銀行の金利が低い状況でも、0.12%(普通預金)とかなり高めの金利設定となっています。

イオンの銀行ということで、ちょっとブランドに安心感がなく、歴史のある都市銀行に比べると色眼鏡で見られることも多いですが、単純に銀行として見ると、かなり利用しやすい銀行だと言えます。

次に、「新生銀行」の場合をチェックしてみましょう!新生銀行では、すべての支店での営業時間が「平日の午前9時から午後5時まで」となっています。

また、土曜日の場合「資産運用」の相談であれば受け付けてくれています(要予約)。

新生銀行は支店の数こそ少ないですが、コンビニや都市銀行のATM手数料を時間外も含めて「実質無料」にしているなどのポイントがあるので、「新生銀行」もかなり利用しやすい銀行だと言えます。

次に大手都市銀行の一角である「りそな銀行」の場合はどうでしょうか?

実は「りそな銀行」でも、すべての支店で「平日の午前9時から午後5時まで」の営業時間となっています。

さらに、都心部にある一部の店舗では「午後7時」まで営業時間を延長している支店や、土日でも窓口を開けている支店もあります。

例として、「渋谷支店」「立川支店」「枚方支店」「神戸支店」などであれば、年中無休で午後7時まで営業してくれていますよ!

最後に、「ゆうちょ銀行」の場合ですが、ゆうちょ銀行は平日の貯金業務に関しての営業時間は「午前9時から午後4時まで」となっています。

また、地域によっては郵便局がかなり大きな存在意義を持っている場所もあり、そういった場所では「午後6時」まで窓口が営業していることもあったりします。

ゆうちょ銀行というと、もともと公的な機関だったのであまり融通が利かないイメージがあるかもしれませんが、意外と柔軟な対応をしてくれているんですよ!




4.まとめ

銀行窓口の営業時間にはルールがある?具体的な決まりを知っておきましょう。

銀行の窓口が午後3時で閉まるのにはちゃんとした理由があるのですが、やはり不便なことが多いのは確かですよね!

・・とはいっても、最近は営業時間を延ばしている銀行も多くなっているので、かなり不便さは解消されているともいえます。

特にイオン銀行、りそな銀行の営業時間延長は目立って使いやすく感じます。

営業時間が長い銀行をメインバンクに選ぶことも選択肢に入れておきたいですね。