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キャッシングの残高不足が起きる原因|すぐに起こってしまう怖いことは?

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キャッシングの残高不足が起きる原因|すぐに起こってしまう怖いことは?

キャッシングを利用していると、たまに「残高不足」になることがあります。

キャッシングの残高が不足する原因には、どんなパターンがあるのでしょうか?

1.残高不足になる原因

残高不足になる原因をチェックしてみましょう。

まず、「クレジットカードのキャッシング枠を設定していない場合」について確認しておきましょう。

基本的に、クレジットカードには「ショッピング枠」と「キャッシング枠」がありますが、物販会社系の物だとキャッシング枠がないことがあります。

また、キャッシング枠は0円にすることもできるのですが、あまりにも長い間使わずにいると、そのように設定したことを忘れていることがあります。

この場合、カード会社に「キャッシング枠を設定したい」旨を伝えれば、利用できるようになります。また、最初からキャッシング枠がない場合でも、利用状況が良好なら、追加でキャッシング枠を設定してもらえることもあります。

何かの理由で残高不足が心配になった時などは、「ショッピング枠」の利用状況を確認してみるようにしましょう。

次に、「現在借り入れをしていて、利用限度額よりも多い金額を引き出そうとしている場合」です。

この場合は、まずあとどのくらい利用できるのかを確認しておきましょう。あらかじめ「キャッシング枠」で設定されている利用限度額までなら、キャッシングは可能です。

ただし、例として「20万円を借りて、10万円を返済した」という状態でも、10万円が利用可能残高ということではありません。返済分には、利息も含まれているからですね。

これから利用しようという時に残高不足となってもあまり大きな問題にはなりませんが、返済方法を「口座引き落とし」にしている状態で残高不足になると、少し困ったことになります。




2.カード会社から連絡が来る

支払い期限が過ぎた翌日にカード会社から連絡が来ます。

カード会社によって対応には少し差がありますが、大抵の場合は登録している電話番号に電話連絡があります。

電話の内容は主に「遅延した支払い金額を振り込む口座を指定」してくる連絡なので、返済はそちらに行うことになります。

この段階で支払いを済ませることができないと、「遅延」という扱いになるので、「遅延損害金」が生じてしまいます。

これは利息とは別で支払わなければならず、利率も20%とかなり高めです。ですから、残高不足だということが判明したら速やかにカード会社に連絡、早急に支払いを済ませることをおすすめします。

そうすることで、むしろカード会社からの信頼が高まる可能性もあります。

3.電話に出ないとどうなるのか?

カード会社からの電話に出ないとどうなる?

残高不足で引き落としができない場合、カード会社から当日もしくは翌日に電話がかかって来ます。

そこですぐ対応すれば問題ないのですが、電話に出ずにいると、連日のようにかかって来ることになります。

最初は登録している携帯電話に電話がかかって来ますが、出なければ自宅や職場にもかかって来るようになります。それでも放置していると、督促のハガキが送られてきたり、自宅や職場に取り立てに来ることもあります。

キャッシングを利用していることを周りの人に伏せている場合はばれてしまいますし、職場にも居づらくなってしまいますよね。

また、いわゆる「ブラックリスト」にも載ることになります。

信用情報機関」という所では、キャッシングの利用などに関する個人情報が集められていますが、残高不足などで返済がなされていない状態が61日もしくは3ヵ月以上になると「金融事故」として登録されてしまいます。

これがブラックリストに載るということですが、こうなると新たな借り入れなどはまず出来なくなると思ってください。

キャッシングだけでなく、住宅ローンやカーローンにも影響を及ぼすので、これらの利用を考えている場合は、特に注意が必要です。




4.残高不足になった場合の対応の仕方

残高不足になった場合の対応の仕方はどうすればいい?

キャッシングが残高不足になるといろいろな問題が発生しますが、正しい対応をすれば、必要以上に問題が大きくなることはありません。

正しい対応の仕方とはどういったやり方なのでしょうか?

まず、「速やかに返済する」。これは、最も基本といえる対応方法です。

電話がかかって来たら絶対に出るようにし、あちらが指定してきた口座にすぐ振り込むようにしましょう。

次に、「こちらから連絡する」。

残高不足になりそうだということが分かったら、早めにこちらから連絡すべきです。遅延損害金が生じることは避けられませんが、こちらから連絡することで、何度も督促の電話をされることはなくなります。

返済が遅れるということに対しては、たいていの消費者金融では「電話窓口」を設置しているので、さほど珍しいことではありません。

そして、「期日前に返済しておく」。

これは、残高不足を前もって防ぐ方法です。キャッシングは、実は期日前でも返済できるようになっています。さらに、全部もしくは一部という返済も可能です。

ある程度お金に余裕がある状態であれば、早めに返済しておくことで、残高不足が起きるリスクを軽減できますし、元本が減ることで利息を減らすこともできます。

もちろん、急なトラブルでまとまったお金が必要になることもあるので、その辺はケースバイケースで判断するとよいでしょう。

5.まとめ

キャッシングの残高が不足した場合。すぐに起こってしまうリスクを考えておきましょう。

キャッシングを利用中に残高不足が起きると、「督促の電話が来る」「遅延損害金が生じる」など、いろいろなデメリットがあります。

当然ですがキャッシングの残高不足なるべく起きないようにするべきですし、もし起きてしまった場合は後になって連絡するよりも即行動!少しでも早く対応するようにしましょう。