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au WALLETカードの解約方法を教えます!【プリペイド・クレジット】

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au WALLETカードの解約方法を教えます!【プリペイド・クレジット】

au WALLET」は、auが運営している決済サービスです。

普段ちょっとした支払いに利用できて、ポイントも貯まることから利用している人も多いのですが、中には「全く使わない」という人もいます。

「au WALLET」を解約するにはどんな手続きが必要なのでしょうか?

1.「au WALLET」について

ひとくちに「au WALLET」と言っても、「プリペイドカード」と「クレジットカード」の2種類があります。

2つの「au WALLET」は全国の「Mastercard加盟店」で利用できます。




▼【①・「au WALLET」プリペイドカード

「au WALLETプリペイドカード」は、一般的な電子マネーの一つです。

特徴は「Mastercard決済機能」が付いてくることで、Mastercard加盟店ではクレジットカードと同じ扱いで利用できます。

全国各地の大手コンビニチェーンや、スーパーなどでも使えて、他のポイントサービスと比較してもダントツで加盟店が多いので、使い勝手が良いというメリットがあります。

ただし、あくまでプリペイドカードなので予めチャージされた残高の範囲内でしか支払いができません。チャージの方法は「クレジットカード・じぶん銀行・auショップにての現金払い」等があります。

「au WALLETプリペイドカード」へ申し込む際は審査不要、年会費無料、カード発行手数料やチャージ手数料などの費用も全て無料です。携帯電話やタブレット・データ通信サービスなどのauユーザーならば誰でも申し込めます。

収入がない学生や主婦、退職後の人でも持つことができるのです。申し込み方法はauショップ以外にもPiPitなどのau取扱店、またはauの公式サイトやアプリから手続きができます。

「au WALLETプリペイドカード」には有効期限があり、発行から5年間です。

▼【②・「au WALLET」クレジットカード

「au WALLETクレジットカード」は、チャージの必要がなく、クレジットカード機能により公共料金の支払いにも利用できます。

プリペイドカードの国際ブランドは「Mastercard」のみですが、「au WALLETクレジットカード」の場合は「VISA」も選べます。こちらもauユーザーならば年会費無料でクレジットカードが作れます。

au WALLETクレジットカードを作る際には「au ID」を作成する必要があります。au IDで契約しているサービスが無効になったり、解約をするなどして、auユーザーとしての権利を失効すると、年会費がかかる様になります。

このように、au WALLETには2種類のカードがありますが、この2つのau WALLETを解約する時にはどの様な手続きが必要なのでしょうか?




2.au WALLETプリペイドカードを解約する場合

au WALLETプリペイドカードは、チャージをしない限り使用できないのですから、そもそも「解約」という概念はありません。

それでもカードを持っている必要は全くない、という人は「一時停止」という方法があります。

▼【①・au WALLETアプリから手続きをする

au WALLETアプリ」からなら、以下の様にとても簡単な手続きで一時停止ができます。

①・「au WALLETアプリ」を立ち上げる
②・トップページにある「利用停止設定」をタップ
③・「利用を停止する」をタップ
④・一時停止手続き完了のメッセージが表示されれば終了

▼【②・電話で手続きをする

「au WALLETアプリ」をダウンロードしていない人は、auのサポートセンターに電話をければ、オペレーターがその場で手続きを行ってくれます。

au WALLETの利用を一時停止をすると、au WALLETプリペイドカードが利用できなくなるだけではなく、au WALLETの設定変更などの操作が制限されます。

使わなければプリペイドカードとしての価値はないので、勝手にハサミを入れて破棄しても良いのでは?と思う人もいますが、au WALLETカードが有効な状態だとネット上で悪用されるかもしれませんので、まずは一時停止をするのがおすすめです。

▼【どうしても解約したい場合は?

余計なカードが手元にあると管理が面倒、使わないのならばきっぱり破棄したい、と思う人は、auサポートセンターに電話して「解約して破棄したい」と伝えて処理をして貰いましょう。

カードを破棄してもauIDを持っていれば、いつでもサイトにログインしてポイント履歴や残高を確認できます。

但しプリペイドカードが使えない以上、au WALLETポイントを貯める機会が減ることになります。




3.au WALLETクレジットカードを解約する場合

au WALLETクレジットカードを解約する場合には、「KDDIフィナンシャルサービス・コールセンター」に電話をするしかありません。

au WALLETクレジットカードの解約はサイト上やアプリからは手続きができません。

手続きをする際には、クレジットカードの番号が必要になるので、カードを手元に用意しておきましょう。

au WALLETクレジットカードを解約すると、そのカードで決済していた支払いやサービスが利用できなくなるので、必要なサービスは事前に全て他のクレジットカード決済に移し替えておきましょう。

解約後はポイントが失効する

au WALLETクレジットカードと同時にauの契約も解約する場合、今迄蓄積されたau WALLETポイントは失効します。

スマホや携帯などauユーザーを解約するのであれば、au WALLETポイントを使い切ってしまいましょう。クレジットカードの解約ならば、引き続きポイントを維持できます。

公共料金の支払いができなくなる

au WALLETクレジットカードで、公共料金やau携帯の支払いをしている人は、解約をする前に他に自動引き落とし方法を設定しておくことが大切です。

公共料金と携帯電話の支払いが延滞すると、金融機関の信用情報に履歴が残ってしまい、クレジットカードやローンなどの審査に不利になってしまう可能性があります。

ETCカードが利用できなくなる

au WALLETクレジットカードでETC契約をしている人は、解約をすると利用できなくなります。新しいETCカードを作ってから解約をするのがコツです。

au WALLETのWEBサービスが利用できなくなる

会員専用のWebサービスが利用できなくなるので、利用明細が照会できなくなります。




4.au携帯を解約した場合

au携帯を利用していた人が、他社の携帯に乗り換える等して解約した場合、それぞれのカードはどの様になるのでしょうか?

▼【①・au WALLETプリペイドカードの場合

au WALLETプリペイドカードの有効期限は5年間です。

au携帯を解約しても有効期限まではプリペイドカードとして利用できます。但し、電子マネーとしての取扱いは「au」からカード発行会社である「ウェブマネー社」に移行します。

利用方法も問い合わせも、全てウェブマネー社扱いとなります。残高確認も、ウェブマネー社のアプリ「WebMoneyカードケース」を利用することになります。

チャージをする際には、auショップにて現金で行うか、4%の手数料を支払ってウェブマネープリペイドをチャージすることになります。auユーザーを解約してしまうと、クレジットカードやauかんたん決済は利用できません。

au WALLETプリペイドカードは、auユーザーのauIDに紐付いてポイントが貯まります。auを解約してしまうとポイントは付与されなくなります。au携帯の利用料金や、Mastercardでショッピングしていポイントも当然ながら付与されません。

au WALLETプリペイドカードの有効期間は5年間ですが、まだ期限切れになったケースは発生していません。

期限が切れたら引き続きウェブマネーカードとして更新できるのかどうか?まだ報告されていないのです。

▼【②・au WALLETクレジットカードの場合

au携帯を解約してしまうと、au WALLETクレジットカードは年会費がかかる様になります。

その他、クレジットカードに関わるメリットが全てauIDに紐付いている為に、使い勝手が悪くなります。

5.まとめ

au WALLETカードは、auユーザーであることで多くのメリットが受けられるカードです。

カードを解約するのは簡単ですが、ポイントが貯まりにくい、使いにくいなどのデメリットが発生するので、解約する時にはポイントを使い切っておいた方がお得です!=