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ローン地獄に陥ったときの脱出方法!返済不能になったらどうする?

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ローン地獄は他人事ではない!陥ったときの脱出方法とは?

身近になったキャッシングやカードローン。リボ払いにすれば毎月一定額の支払いで済むので、簡単に借り入れできて便利ですね。

しかし、その手軽さから考え無しに借入れを増やすと、借金はあっという間に膨れ上がってしまいます。

ここではローン地獄で悩む人のための脱出方法をご紹介します。




1.ローン地獄とは?

ローン地獄とはどんな状態?

ローンとは借金をするという意味です。そして地獄とは文字通り非常に苦しい状況のこと。

つまりローン地獄とは、借金をつくりすぎることによって、最初に借りたお金を返すことができなくなり、利子しか支払えないためにいつまでも借金の元金が減らず、借金から解放されない状態のことを表しています。



誰だってこんな状態には陥りたくないですよね。最近はキャッシングやカードローンで手軽にお金が借りられるため、自分の返済能力を考えずに利用する人が増えています。その結果として、ローン地獄に陥る人も増えているのです。

▼【心配な人、脱出したい人におすすめの情報とは?】

近年の給料の伸び悩みなどを背景に、ローンの支払いに悩む人が増えています。

一昔前の右上がりだった給料水準の時と現在では、ローンを組むときのリスクが違うのです。カードローンや住宅ローンなどローンの種類は違いますが、借金の支払いをしなければいけないのは同じです。



実際ローン地獄に陥っている人はどんな体験をしているのでしょうか?またローン地獄に陥ったときどうすれば脱出できるのでしょうか?

ローン地獄に関する具体的な体験談とその解決方法をご紹介します。




2.体験談から見る人生への影響とは

体験談から見える人生への影響を見てみましょう。

ローン地獄は決して他人事ではありません。実際ローン地獄に陥った人はどのように感じているのでしょうか。ローン地獄の実態に迫ってみました。

▼【離婚したくてもできない男性】

これは高学歴の女性と結婚した34歳の男性の体験談です。



彼の妻は、彼の何倍も年収があります。そんな二人は結婚後、二人で住宅ローンを組んで家を購入しました。結婚してしばらくしてから彼は妻の浮気への疑惑を抱くようになります。そしてある日、浮気の決定的な証拠を発見してしまったのです。



たまたま彼はその日仕事が早上がりでした。家に帰るとたまたま妻の携帯が置き忘れているのを見つけました。そしてその携帯をついつい見てしまったところ、浮気相手から「この間楽しかったね」など複数のメールを発見したのです。

彼の妻は実家に数日帰ると彼に嘘をつき、合コンやナンパを楽しんでいたのでした。



この浮気の事実を元に二人は離婚を話し合うようになります。その結果、彼が一人で家のローンを支払って妻が家を出ればいいという結論になりました。ところがです。実際家には3,000万円の住宅ローンがまだ残っており、家を売却しても600万円の借金が残ることがわかったのです。



銀行に住宅ローンの名義を自分に変更してもらうように相談しに行くと、彼は意外なことを銀行側から言われることになります。それは、「彼の年収では支払えないのでローンの名義変更はできない」とのこと。

その結果彼は今離婚することもできず、ぎりぎりの生活環境のなかで、一人で住宅ローンを30年も払い続けていくしかないのです。

▼【公共料金や携帯代が常に延滞する主婦】

これは二人の子供がいる主婦の方の体験談です。



彼女の夫は収入が少なく、生活費を補うために彼女はフルタイムのパートの仕事をしていました。しかし出産を機に職を変えることに。当時はクレジットカードを1枚しか使用していませんでしたが、お金が足りず銀行からの引き落としがだんだんできない状態になっていました。



そのためクレジットカードの種類を増やし、カードローン機能を使って借り入れをするようになります。最終的にはクレジットカードの枚数は3枚まで増えていました。また公共料金や携帯代は常に延滞している状態で、まさにローン地獄だと感じていたのです。



このように返済能力が無いにもかかわらず借り入れを増やした結果、数年後借金の金額は300万円にまで膨らんでしまいました。




▼【パチンコにはまり借金まみれで後悔】

これは20代男性の体験談です。



彼は19歳のときに引越しをします。新しい家の近くには、常に満員になるほど人気を集めるパチンコ屋がありました。軽い興味から彼はパチンコを始めることになります。

その日数時間後パチンコから出ると、彼の財布の中には1万円札が4枚も増えていたのです。この経験から、パチンコに行けば簡単にお金を手に入れることができると彼は知るのです。



しかし現実はそれほど甘くありません。すぐにパチンコで使う資金は底をつき、彼は親に借金をするようになっていきました。このころはすっかり金銭感覚が麻痺し、パチンコで勝てば大金が手に入ると思い込んでいたのです。



パチンコに勝てばお金を入手できますが、パチンコに使う資金も必要です。一方親からお金を借りても元手の資金は手元に残さなければなりません。このためもっとパチンコに勝ってからお金を返そうと考えるようになり、なかなかお金を返さなくなりました。そんな態度に愛想をつかされ、ついに両親からもお金が借りられなくなります。



すると彼は、消費者金融から借り入れをして、ますますパチンコにのめりこんでいくことになったのです。当然ですが消費者金融からお金を借りれば、お金を返さなければいけません。しかし返済期限は迫るのに、お金はいっこうに増えてはくれませんでした。



彼はここでパチンコからすっぱり縁を切り仕事をすればまだ傷は浅かったはずです。しかしギャンブルによってお金を儲ける味をしめてしまった彼は、相変わらずパチンコの元手の資金さえあれば、大金が稼げると思い込んでいたのです。



その結果、お金が足りない分は部屋にある自分のものを売り払いました。

こうして生活を続けた結果、彼に残ったのは金額の大きくなった借金だけだったのです。現在の彼は、パチンコなんかに全てをかけてしまった自分を激しく後悔しています。ここまで追い詰められて初めて、彼はパチンコをやめることができたのです。

▼【給料が上がらず住宅ローン地獄で後悔】

これは子供がいる39歳の男性の体験談です。



彼の会社では入社当初、40歳の年収モデルとして650万円程度が想定されていました。しかし39歳になった現在の彼の年収は430万円程度で予定よりも200万円も少ない金額。

マイホームを購入した当初、これほど給料が伸び悩むとわかっていたらマイホームは購入しなかったと彼は語ります。



彼は8年前、頭金600万円を支払って2,000万円のマンションを購入しました。頭金と購入金額の差額である1,400万円は25年間の住宅ローンで支払っています。

家を購入した当初、すでに会社の給料水準は下がり気味でしたが、それでも40歳で500万円程度の金額でした。この金額ならと、無謀でない住宅ローンを当時は組んだつもりだったのです。



しかしリーマンショックによって会社の経営が悪化し、それ以降給料は据え置きの状態となってしまいました。そのため彼は住宅ローン返済が厳しくなり貯金を切り崩してでも不足分を補わなければなりません。



このため現在の彼の小遣いは8,000円。これも住宅ローンを支払うためです。もちろん飲み代も払う余裕がないので、最近は同僚からの誘いも断っているのだとか。まもなく中学生になる娘が塾に行きたがっているけど、金銭的に余裕がなく悩んでいるそうです。




3.ローン地獄から脱出するには

ローン地獄から脱出するにはどうすれば?

ローン地獄に陥ってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?それがカードローン地獄であれ、住宅ローン地獄であれ、支払いをしない限り、借金の金額は膨れ上がっていきます。



このような状態になると、冷静な判断もできず焦りから体調を崩すことも十分考えられます。そして追いつめられた結果、大きな間違いをおかしてしまう危険も考えられます。そうなる前にしっかりとした解決方法を考えて、ローン地獄から脱出して自分の人生を取り戻しましょう。

▼【まずは節約して収入アップ】

ローン地獄に陥ってしまう原因として、自分の収入に合っていない支出をしていることが考えられます。特にリボ払いといって、毎月定額だけ支払えばいいタイプの借金をすると、借金に関する警戒心が薄れ、さらに借り入れを積み重ねてしまう人が多いようです。



例えば30万円をリボ払いで借り入れる場合を考えてみましょう。仮に金利17.8%で借り入れる、毎月1万円ずつ返済すると考えます。30万円も借りて毎月1万円しか支払わなくていいのなら、手軽に借り入れができそうですね。



しかし冷静に考えてください。借金は元々借り入れた金額と利息の全てが支払われるまで、解放されることはありません。支払う期間が長くなればなるほど、その利息は貸した側の利益になるのです。



結局毎月1万円ずつ支払った場合、借金全てを完済するのに40ヶ月必要となり、その間に発生する利息は99,852円になります。これだけの利息の金額があれば、好きなものをたくさん買えそうですね。これが安易にリボ払いを利用するリスクなのです。

毎月の支払い金額は少なくても、トータルで見れば支払い金額が大きく膨らんでしまうことに注意が必要です。



ローン地獄から解放されるには、支払いを先送りせずできるだけ早く支払うことが大切です。そのための資金が必要となるため、まずは生活の中から無駄な費用が無いか確認しローンの支払いに回せるように節約する必要です。

電気代やガス代、交際費など節約できるものはできるだけ節約しましょう。もちろん今以上にローンを増やすことは論外です。



さらに残業を増やしたり、週末にパートやアルバイトなどをすることで収入を増やす努力も必要です。本業での仕事が評価されて給料がアップするのが一番理想的ですね。

▼【おまとめローンを活用する】

カードローンのように複数社から借り入れをしている多重債務者の方の場合、返済が厳しくなる前にローンをひとつに借り換えるおまとめローンを活用する方法があります。

おまとめローンでは、借入先を1つに絞ることができるので、毎月の返済が便利になり、今よりも金利が安くなる場合があります。とくに長い期間借り入れをしていて、昔の高金利で借り入れしている場合にメリットが大きいでしょう。



一方おまとめローンを利用するには、金融機関の審査を通過しなければいけません。収入が安定していて返済がしっかりできる状態でなければ審査は通過できないため、おまとめローンが利用できなくなってしまいます。




4.返済不可能になったら?

住宅ローン地獄で返済不可能になったら?

もちろん住宅ローンは自分の力で完済出来ることが理想です。しかし節約や残業、親からの支援などすべての努力を総動員しても返済が難しくなってしまったらどうしたらいいのでしょうか?このような多重債務者への救済策として、日本には「債務整理」と呼ばれる手続きが存在しています。



債務整理を利用することで多重債務に陥って返済が困難になった人でも、法律に従って借金を整理することで新たな人生を進むことが可能です。

▼【債務整理は弁護士への相談がおすすめ】

債務整理には、任意整理や特定調停、個人民事再生、自己破産の4種類の手続きが存在しています。ただしこの手続きを自分で行なうには、専門用語が難解で手間も必要であるためとても難しいことが予想されます。こんなときにはやはり弁護士に協力してもらうのがおすすめです。



無料で債務整理のアドバイスが受けられるサイトをご紹介します。借金を減額出来ると思われる、過払い金の金額も調査することができます。また名前や住所を入力する必要が無く、匿名で債券整理方法を無料診断できます。

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▼【債務整理の主な手続き】

債務整理ではどのような手続きが行なわれるのか、簡単に覚えておきましょう。

▼【①特定調停】

簡易裁判所が間に入って、借金を軽減させる手続きです。特定調停では、裁判所によって任命された調停委員が債権者と債務者の間に入って調停案を作成します。調停が成立すると、裁判の確定判決と同じ効力を発揮します。特定調停は費用を安く抑えられるという特徴もあります。

▼【②個人民事再生】

将来借金の支払いが難しくなると予想される場合、地方裁判所に申し立てをして債権者から借金を一部免除してもらう手続きです。この手続きによって借金を20%程度に減らすことができます。ただし住宅ローンの場合は減らすことはできないので注意が必要です。

▼【③任意整理】

任意整理では、債務者から依頼を受けた弁護士が、裁判所をすることなく直接債権者である消費者金融などと交渉して、和解する手続きです。交渉では、借金の金額や毎月の返済額などが新たに決定されます。



この任意整理では利息制限法に従って利息が再計算されるため、借入金が減少したり、過払い金の存在に気がつく場合があります。この場合その金額が反映されるため、毎月の返済額が減少したり過払い金が戻ってくる場合があります。

▼【④自己破産】

自己破産は、借金が多額になってローン地獄に陥った人が、自分の収入では借金の返済が難しいということを裁判所に認めてもらい、自分の財産を処分することを引き換えに法律上借金を無くなった状態になるという手続きです。



自分が所有する全ての資産を手放さなければいけませんが、その代わりに借金全額の返済を免れることが出来ます。しかし、5年程度の期間はクレジットカードやカードローンの利用が制限されることになります。




5.まとめ

債務整理で人生はリセットできます。希望を持ちましょう!

いかがでしたか?軽い気持ちで借りたカードローン。当時は負担に感じていなくても、長い年月をかけて自分をじわじわと苦しめることがよくわかりますね。



今ローン地獄に陥っていない人はまだ間に合います。今のうちにしっかり返済計画を立て、生活が苦しくなる前に返済してしまいましょう。利息だけ返済しているようではいつまでたっても借金はなくなりません。



現在どうにもならない・・・。というようなローン地獄で苦しんでいる人は、債務整理などの手続きを検討してください。失敗は誰にだってあります。人生の再スタートを切ってから、気持ちを入れ替えてやり直せばいいだけのことかもしれませんよ。