6つのローンの意味と種類を知ると絶対に得をする!使いたいローンを比較しよう!
「ローン」といっても、本当にいろいろな種類があります。
ちょっとわかりづらい「ローンの種類」についての知識を持っておきましょう♪
1.住宅ローン
住宅ローンは、主に家の新築や中古マンションを買う際に利用するローンです。住宅ローンは、目的によってさらに細分化されています。
現在の住宅ローンをより有利な条件に変更するための「借り換えローン」。
今の家を処分して、新しく家を買うことを円滑に進めるための「住み替えローン」。
今の家の建て替えを円滑に進めるための「建て替えローン」。
今の家の修繕などをする際に利用できる「リフォームローン」。
不動産仲介手数料や登記料といった、家を買う際に発生する諸費用を賄うための「諸費用ローン」。
これらの呼称や商品構成は金融機関によって若干違うので、本当にたくさんの名称があります。
そして、これらの住宅ローンは、基本的には銀行が取り扱っている商品ですが、銀行以外の民間の金融機関が扱っている商品も存在しています。
例えば、一定の額より多くの「財形貯蓄」をしている人のみが利用可能な「財形住宅貯蓄」、企業が従業員に対して住宅用の資金を貸し出す「社内住宅融資」の他、不動産業界の団体が扱っている住宅ローンなどもあります。
さらに、民間の金融機関と住宅金融支援機構が連携して取り扱っている商品の「フラット35」は、かなり有名な住宅ローンです!
最も長い期間のローン契約をした場合、最長で35年の期間金利と返済額が決定されるので、長期的なプランが立てやすいローンだと言えます。
2.マイカーローン
これは、車を買う際に利用する種類のローンです。
銀行・信販会社・ディーラーなどが「マイカーローン」を取り扱っていますが、金融機関によって「自動車ローン」「オートローン」など名称が違うことがあります。また、それぞれのローンの特徴も若干異なります。
銀行の場合、ディーラーが取り扱っている「マイカーローン」よりも金利が低いことが多くなっています。
また、「マイカーローン」を契約しようとする銀行に口座を開いていたり、その銀行の住宅ローンを利用している場合、より金利が下がることもあります。
ただし、審査は厳格で手続きもやや複雑になっています。一方でディーラーが提供するマイカーローンの場合、審査はそれほど厳格ではなく、手続きもさほど手間がかかりません。
3.教育ローン
「教育ローン」は、子供の進学に関わる費用など、教育資金に利用するためのローンです。
「教育ローン」には、銀行など民間の金融機関が扱っているローンと、国などの公的機関が扱っているローンがあり、それぞれにメリットとデメリットも違います。
銀行が扱っている教育ローンの場合、「幼稚園に入る時から利用可能」「融資額が多め」「自由度が高め」などのメリットがありますが、「金利が高め」というのが難点です。
教育ローンの内容は銀行によって違うので、いくつかの銀行を比べた上で選ぶとようにしましょう。
一方で、国などの公的機関が扱っている教育ローンの場合、「金利が低め」「他の公的なローンと同時に利用可能」という利点がありますが、「借り入れの条件が厳格」というのが難点です。
4.カードローン
「カードローン」は、一言でいうと「個人向けの無担保融資」です。
「カードローン」は不動産などの物的な担保を必要とせず、本人の信用度を担保としてお金を借りるというシステムです。
そして、カードローンは契約時にあらかじめ「利用限度額」が決まっています。
利用限度額の範囲内であれば、何度でも借り入れが可能です。借り入れの利用目的は制限されていないので、自由度が高いというのが最大のメリットですが、その分だけ金利は高めに設定されています。
実際にカードローンを利用する際は、自分の口座からお金を引き出す時と同じく、ATMやCD(キャッシュディスペンサー)から引き出すという形になります。
ちなみに、初回の返済ではカード発行手数料も同時に引き落としされることがあるので、 内容に関しては契約する企業で確認しておきましょう!
5.フリーローン
「フリーローン」は、カードローンと同じく利用目的が決められていないローンですが、カードローンよりも金利は低めとなっています。(金融機関によっては、カードローンの半分ほどということもあります。)
ただし、カードローンのように追加融資はできませんし、実際に現金が融資されるまで1週間ほどかかるなどの難点もあります。
フリーローンは基本的に使途は問われないので、結婚資金や旅行資金など、いろいろな目的に使えます。ただし、「事業」や「投機」などへの利用は、たいていの金融機関で禁じられています。
また、フリーローンは無担保でも利用できますが、担保があったほうがより有利な条件で借りられる場合も多くあります。
6.事業ローン
「事業ローン」は、主に個人事業主が利用するためのローンです。
「事業ローン」には、個人事業主個人が借りるローンと、法人名義で借りるローンの2種類に大きく分かれますが、いずれにせよ事業資金として使うという目的は共通しています。
金融機関によっては、「ビジネスローン」「事業者ローン」という名称を用いていることがあり、限度額や借り入れ条件などもそれぞれ違います。
また、無担保で借りられる事業ローンもあれば、担保が必要な事業ローンもありますし、保証人が要らない場合もあれば保証人を必要とする場合もあるなど、本当に多くの商品が存在しています。
7.まとめ
良く耳にするようなローンの種類だけでもいろいろな種類がありますね!
各種ローンを利用する際には、なるべく多くの商品を比較して選ぶようにしたいですね♪