送金手数料はいくら?ゆうちょ銀行ATMの送金方法・手数料を徹底調査!
「ゆうちょ銀行ATM」を利用した送金方法と手順。サービス内容についてチェックしておきましょう!
1.ATMを利用した送金は増加中
銀行の窓口、ATMで送金手続きをしたことはありますか?
おそらく、社会人として生活していく中で、少なからず誰でも1回以上は、送金をしたことがあるのではないでしょうか?
例を挙げると、電気、ガス、水道といった公共料金の支払いや、携帯電話やスマートフォン、インターネット等の通信利用料金の支払い、賃貸住宅に住んでいる方は、家賃の支払い等が挙げられます。
また、家まで宅配してくれるネット通販が普及しているので、「購入したものの代金支払いとして自分の口座から、販売業者の指定する口座に送金するために利用しています。」という方が増えています。
どんどん便利な世の中になっていくので、「送金」により料金の支払いをする機会が年々増えてきていますね。
しかし、これまでに銀行窓口、ATMからの送金手続きを行ったことの無い方もいるかと思います。
送金をする場合、「近くに銀行があるか?」「銀行の店舗数とATM設置数が全国的に多いか?」「利用しようとしている銀行はコンビニATMと提携しているかどうか?」と言ったポイントが重要になります。
どこの銀行を「送金」利用のメイン銀行にしようかと考えたとき、やはりATMの設置数が多いかどうかに着目することになります。
ATMの利用件数を増加させることで、銀行はATM利用料金の収入を得ることができます。各銀行間では、利用者の取り合いをするために、ATMの利用サービスを拡充するわけです。
利用者目線で考えると、サービス内容が充実しているATMのほうが、どう考えても魅力的ですね!
しかし、社会人になったばかりで、これから銀行口座を開設したり、これまでATMでの送金利用の経験がないものの、今後利用予定があるという方もいると思います。
ATMでの送金利用をする際、オススメの銀行は複数ありますが・・。
まずは、店舗数が全国に満遍なく存在する「ゆうちょ銀行ATM」に関するサービス内容をチェックしましょう!
2.ゆうちょ銀行のATMを利用した送金
ゆうちょ銀行の送金サービスは、「カンタン・便利」をキャッチフレーズとしている通りで、とっても利用しやすいことが特徴です。
送金サービスの利用方法は大きく分けて、以下の3つのパターンがあります。
1つ目は「ゆうちょ銀行口座間で送金する方法」、2つ目は、「口座を持たない人が、現金でゆうちょ銀行口座に送金するする方法」、3つ目は、「ゆうちょ銀行から他の金融機関の口座へ送金する方法」です。
3.口座間送金の利用方法
「ゆうちょ銀行口座」同士での送金手続きの利用方法はどうなっているのでしょうか?
送金のやり取りをする相手が「ゆうちょ銀行口座」を持っている場合、「ATM・店舗窓口」どちらでも送金することができます。
これは、ゆうちょ銀行のホームページでは、「電信振替」という項目で詳細を確認することもできますが、その概要についてご紹介しますね!
一般的に送金をする際に必要になるのが「振込手数料」です。ATMを利用する場合は、月に3回までは振込手数料は無料で、4回目以降は、123円の手数料が必要になります。
これに対して窓口で送金を依頼すると、振込手数料が毎回144円の送金手数料が必要になります。ゆうちょ銀行口座間で送金を行う場合は、ATMを利用した方がお得です!
但し、ATMを利用するには、「キャッシュカードの発行」が必要となります。キャッシュカードは、発行手数料無料なので、口座開設の際にはぜひ作っておきましょう。
「通帳のみでは、ATMで送金ができないのか?」と思われる方もいるかと思います。これは、口座開設時に暗証番号を登録することで可能になります。
しかし、ATMでの操作に不安があるため、窓口で対応してもらったほうが安心と言う方もいるかと思います。その際は、通帳の他に届出印も必要になりますので、忘れずに持っていきましょう。
ATM、窓口対応、どちらでも送金額は、1円単位で指定することができます。
4.現金をゆうちょ銀行口座に送金する
「現金」を「ゆうちょ口座に送金」する方法は、ゆうちょ銀行のホームページでは、「通常払込み」と言う項目で紹介されています。
そのサービス内容について、簡単にご説明します!
「通常払込み」は、ゆうちょ銀行もしくは郵便局の窓口、ATMを利用することになります。
現金を振り込む際に必要となる情報は、受け取り側の口座が総合口座の場合は、記号・番号の記号が「1」から始まる口座番号、振替口座の場合は記号・番号の記号が「0」から始まる口座番号になります。
これは非常に大事な項目になりますので、送金前にあらかじめ、しっかりと確認しておきましょう!
窓口、ATMのどちらで操作しても、口座番号を入力すると、送金先の情報が出力されますので、送金先に間違いが無いかしっかりと確認しましょう。
そして、この送金の場合も手数料が必要になり、窓口、ATMで料金が異なります。
まず、窓口の場合ですが、払込金額が5万円未満の場合は130円、払込金額が5万円以上の場合は340円となります。
ATMを利用する場合は、払込金額が5万円未満の場合は80円、払込金額が5万円以上の場合は290円となりますので、ATMを利用する方が手数料負担は少なくなります。
送金手数料には消費税が含まれておりますので、これ以上の支出は発生しません。ただし、受け取り側が手数料を負担するという手続きをしていれば、送金側がこれらの手数料を支払わなくても良い場合があります。
送金する前に、受け取り側に手数料負担が必要であるかどうかも確認しておきましょう!
以上が「通常払込み」のサービス内容になりますが、この方法にはデメリットが存在します。
送金の依頼をしても、即座に送金処理が行われず、処理完了までに数日必要になるという点がデメリットです。「通常払込み」を利用する場合は、この点を考慮して行う必要があります。
しかし、至急送金しなければならない場合もあるかと思います。このような場合は、「電信払い込み」という方法を利用しましょう。
「電信払い込み」は、送金手続きが行われると、即座に処理が完了します。手続きに必要な情報や方法は通常払込と同じ内容になります。
「電信払い込み」と「通常払込み」の異なる点としては、手数料が違うという点と、窓口のみでの対応となるかどうか?という点です。
電信払い込みは窓口で手続きする際、払込金額が5万円未満の場合は540円、払込金額が5万円以上の場合は756円の手数料が必要になります。
送金する際は、この点を考慮して「通常払込み」か「電信払い込み」かを選択しましょう!
5.他の金融機関口座へ送金する方法
ゆうちょ銀行の口座から「他の金融機関口座」への送金は、全国銀行データ通信システムに接続している約1400行との金融機関との間で可能になっています。
全国銀行データ通信システムには、都市銀行、地方銀行、信託銀行等の他に、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協等も加盟しています。
しかし、この送金サービスは、ゆうちょ銀行の口座から他の金融機関の口座への振替のみしか行えず、さらに現金を送金することができませんので、この点には注意が必要です。
振込手数料は、ATM、窓口では異なります。
ATM利用のときは振込金額が5万円未満の場合は216円、5万円以上の場合は432円であるのに対して、窓口利用のときは振込金額が5万円未満の場合は648円、5万円以上の場合は864円となり、やはりこの場合もATMを利用した方がお得になります。
6.まとめ
ゆうちょ銀行を利用して送金する3つのパターンについてご紹介しました。
送金の際にはそれぞれの方法ごとに違った送金手数料がかかります!
どの送金パターンでも言えることは、ATMを利用した方が振込手数料を安くなるという点です♪