フレッツの解約方法と詳しい手順|解約金を安く済ませる3つのコツ!
引越しなどが理由のライフスタイルの変化で、「フレッツ光」を解約したい場合もあると思います!
「セットプラン」で契約を申し込んでいると、自動的に必要な書類が送られてきて、いつの間にか色々な契約が成立していたというケースもあります。
フレッツ光を解約するとき、「違約金」が発生するのではないか?と心配になりますよね。
そこで、「フレッツ光の解約手順」と「違約金を安く済ませるコツ」を詳しくチェックしてみましょう!
1.フレッツ光を解約する手順は?
フレッツ光を使用している人は、「回線契約」はNTTと行っていて、「回線につなぐための契約」はプロバイダと行っています。
契約時にどのプロバイダにするか選んだ筈なので、忘れている場合は思い出してみましょう。
どうしても思い出せないという人は、契約時の書類を見てどのプロバイダと契約したのかを調べておきましょう。
①・まずはプロバイダを解約しよう!
「フレッツ光」を解約する時は、まず先に「プロバイダ」を解約することが重要です!
プロバイダの中には、ウェブ上からでしか解約できない会社もあります。先にNTTの回線契約を解約してしまうと、インターネットが使えなくなってしまう為に、プロバイダ解約が簡単にできなくなってしまうからです。
プロバイダの解約をうっかり忘れてしまうと、その後インターネットを使用していなくても「プロバイダとの契約料金」が引き落とされてしまうことになります。
通帳記入を行わないでいると、ずっと気づかないこともありますので、必ず先にプロバイダを解約しましょう!
また、プロバイダと解約をして現在のメールアドレスが使えなくなってしまうと困る人もいます。仕事やプライベートで多くの人達とやり取りをしている人は、メールアドレスを変更すると連絡が取れなくなってしまう人も出てしまいます。
その様な場合のために、多くのプロバイダではメールアドレスが利用できる最低料金のプランを設定しています。
プラン変更が可能かを確認してみましょう。他も、フリーメールを利用するという手段もあります。
②・次にNTTに電話をしよう!
プロバイダを解約したら、次にNTTに電話連絡をしましょう。
電話番号はフリーダイヤルの「0120-116-116」です。原則として年中無休ですが、受付の対応時間が「午前9時〜午後5時」までと限られているので注意しましょう。
2.NTTに電話をかける時の注意点
①・待たされることがある
営業開始時間となる朝9時直後は電話が非常に混雑していて、何度かけても音声ガイダンスで「しばらく経ってからおかけ直し下さい」と言われてしまうことがあります。
運よく電話がつながっても、オペレーターにつながるまでには順番制となっているので、さらに待たされることがあります。NTTのフリーダイヤルに電話かける場合、平日の昼間を狙うか、電話機をスピーカーにしてつながるまで待つのがコツです。
②・書類が必要になる
オペレーターと話すときには、いくつかの個人情報が必要になります。
「お客様番号」や申込み時に登録した電話番号、そして電話の名義人の名前を確認されることもあります。契約時の書類あれば一式を手元に用意しておきましょう。
3・解約日を決めておく
フレッツ光を解約すると、ネットが使えなくなります。よく考えて解約日を決めておきましょう。月の途中で解約をすると、その月の料金は日割り請求になります。
3.モデムの返却、または工事をする
住んでいる建物によっては、NTTの撤去工事が必要になります。
解約の電話をした時に指示されるので、日程を決めましょう。工事は立ち合いが必要なときと、特に何もする必要がないときがあります。
自宅の建物自体がフレッツ光に対応している場合、特に撤去工事は必要ありません。レンタルしているモデム機器を、指定の住所に返送するだけで完了します。
4.解約金について
フレッツ光を解約すると、「違約金」や「解約金」が発生することがあります。
これはNTTとプロバイダ双方に言えることで、契約時にキャンペーン適用になっている場合によくあるケースです。同じNTTでも「NTT東日本」と「NTT西日本」は別会社ですので、それぞれのキャンペーン内容や解約金は違います。
▼【①・「NTT東日本」の場合】
NTT東日本の場合、以下のキャンペーン対象となっていた時に解約金がかかります。
①・「初期工事費割引」
フレッツ光を導入する時には、初期工事が必要な場合があります。
最近では建物自体に施行されている場合もありますが、工事費がかかった場合、キャンペーンにより工事費を分割払いになっている場合があります。解約した時点で分割払いの残額がある時には、一括で支払う必要があります。
②・「にねん割」
「にねん割」はフレッツ光を2年間利用することで、月々の料金が割引になるというキャンペーンです!
更新月は2年ごとですが、更新月以外の月でフレッツ光を解約すると、一定の解約金が発生します。2年経つと自動更新されるシステムですので、自分がいつ契約したのかを覚えて事前に解約手続きをしましょう。
▼【②・「NTT西日本」の場合】
NTT西日本の場合、以下のキャンペーン対象となっていた時に解約金がかかります。
①・「初期工事費用割引」
名称はNTT東日本と同じですが、NTT西日本の場合、2年間の継続利用を条件に初期工事費用が無料になるというキャンペーンを行っています。
つまり、契約してから2年以内に解約した時には違約金が発生するのです。金額は利用していた期間と、戸建てタイプ・マンションタイプにより違ってきます。
②・「どーんと割 & 光もっともっと割」
「どーんと割 & 光もっともっと割」も2年間継続利用をすることで、月々の料金が大幅に安くなり、更に2年目~8年目までは一定の割引が適用されるというキャンペーンです。
「どーんと割 & 光もっともっと割」の場合、自動更新ですので更新月に解約をしないと違約金がかかってしまいます。
契約して2年以上経っているからいつでも解約してOKという訳ではなく、更新月に解約をしないとお金がかかってしまうので注意が必要です。
▼【③・プロバイダの解約金について】
プロバイダの場合、多くが2年縛りになります。最低利用期間が2年間で、期間内に解約すると違約金が発生します。
5.NTTの解約金をなるべく安くする3つの方法
フレッツ光に加入する時には、最初から解約する時のことを考える人はあまりいません。
安くなるというキャンペーンがあれば利用したいものですよね?キャンペーンを利用してフレッツ光を契約をして、いざ解約する時に「解約金」が気になった場合のために、なるべく安く解約する方法をチェックしておきましょう!
①・更新月に解約する!
多くの契約内容では、解約は更新月に行うという条件になっています。予め計画を立てておき、更新月に速やかに解約をするのがコツです。
例えば2年間継続利用をすることが条件で、しかも2年ごとに自動更新されるキャンペーンの場合、更新月は25ヵ月目、49か月目になります。このタイミングで解約をすれば解約金は発生しません。
もしも自分の加入プランや更新月を忘れてしまった場合には、NTTに問い合わせて確認しておきましょう。
②・転居先でもフレッツ光を利用する!
引越しをするけれど、転居先でもフレッツ光を利用する場合には、移転手続きをします。
NTTとプロバイダ両方に移転申請をする必要がありますが、違約金と初期工事費用はかかりません。ただし、NTT西日本は移転工事費は無料ですが、NTT東日本の場合は別途移転工事費がかかります。
③・他社のキャッシュバックシステムを利用する!
NTTへの解約金そのものは減額になりませんが、他社の回線と契約をしてキャッシュバックを貰えば、解約金を帳消しにできます。
新規申し込みや乗り換えでキャッシュバックができたり、初期工事費用が無料のキャンペーンを利用すると、違約金が支払ったとしても解約をした方がお得だったと思うでしょう。
6.まとめ
フレッツ光を契約した時には、NTTがすぐに手続きをしてくれたので、何となく使える様になっていたのでよく覚えていないという人も多いと思います。
フレッツ光を解約する時には、タイミングを見計らって上手に行うことが大切です。
まずはNTTに問い合わせて、自分の加入プランと違約金の発生する可能性を相談してみても良いと思います。