違約金と返却に要注意!ソフトバンクのインターネットを解約する方法は?
2.電話で解約する際の注意点
3.ソフトバンクを解約する際の料金
4.発生する可能性のある違約金
5.レンタル機器の返却による違約金
6.お問い合わせ電話とサポートセンター
7.具体的な解約の流れ
8.工事費として必要な費用
9.まとめ
ソフトバンクのインターネットと言えば、「ソフトバンク光」です。
ソフトバンクから他社への乗り換えをする場合はどうしたら良いのでしょうか?
「ソフトバンクのインターネット契約を解約する方法」をチェックしておきましょう!
1.ソフトバンク光の解約方法
世の中の様々な契約は一度結んでしまうと、なかなか解約させてくれませんよね。
それはインターネットも同様で、手続きに関する案内は書類や公式サイトの隅の方に小さく記載されているだけです。
会社によっては明確にお知らせをしていない場合もあって、利用者は電話するべきかメールするべきか迷ってしまいます。
ソフトバンクに関しては、比較的分かりやすい形で明記されていますが、それでも文字は小さくフォントも薄い色を使っていて、解約させたくない思いが明確に現れているように感じられます。
ソフトバンクの解約方法は電話での受付となります。
ソフトバンクで契約したインターネットの解約については、「0800-111-2009」に電話をかけて解約手続きを進めたい旨を伝えればOKです。受付時間は10時から19時までです。
2.電話で解約する際の注意点
ソフトバンクのインターネットは電話で解約したいことを伝えれば良いので、簡単で確実に手続きを進められます。
しかし電話で解約をする際には気を付けるべきポイントがあります。
それは契約解除を伝えた日が完了日ではないということです。
サポートセンターに連絡してから正式に手続きが完了するまでに、最長で6日程度かかります。そのため仮に更新月の月末に解約したつもりでも、場合によっては良く月の基本料金と違約金が発生する恐れがあります。
例えば4月が更新月で4月27日に連絡をしても、受理されるのは6日後。つまり5月3日になり、5月分の基本料金と違約金が発生します。
そもそもソフトバンクでは、料金が解約月であっても日割ではなく1ヶ月分の全額払いとなります。そのため月初めに解約しても、その月の月額料金が丸々請求されます。
通常インターネットの乗り換えをする場合は、新たな通信回線が開通してから解約を行うものなので、新しい回線の工事は早めに行って、月半ばにはソフトバンクを止められるように準備しましょう。
3.ソフトバンクを解約する際の料金
解約をいつ行うのかは利用者が自由に決められるので、自分の都合が良いタイミングで行えば良いでしょう。
ただしタイミングを間違えると、ほとんど利用していない月の料金まで全額支払いが生じる可能性があります。
また自動更新プランを利用していると契約満了月に解約することで、9,500円の解約違約金を徴収されます。
ちなみにソフトバンク光と他のオプションを同じ月に解約した場合に発生する違約金は、上限1万円。ソフトバンク光のみなら9,500円となって、どんなに金額が増えても同月なら1万円を超えることはありません。
4.発生する可能性のある違約金
違約金とは定期契約の約束を破った時に支払うお金。いわばルール違反の罰金のようなものなので、予め定められたルールに沿って解約すれば発生することはありません。
ところがインターネットなどの契約は複雑なものが多く、自分ではルールを破った認識がなくても、実は契約違反をしていて、違約金が発生することがあります。
ソフトバンクの解約に関してですが、最低契約期限が定められていない、自動更新がないプランなら、更新月以外で契約解除しても違約金の発生はありません。いつでも好きなタイミングで手続きできます。
それに対して自動更新があるプランだと、契約満了月であれば支払いの発生がなく止められるが、それ以外の月に契約解除すると9,500円の解約違約金が発生します。
このような話をすると、自動更新なしのプランを選べば良いと考える人もいるかと思いますが、ソフトバンクでは自動更新なしのプランにすると戸建て、マンションに関わらず月額基本料金が1,100円高くなります。
5.レンタル機器の返却による違約金の発生
インターネットを契約すると会社からモデムやルーターなどの機器を渡されます。
これはあくまでもレンタルしているだけなので、契約解除の際に返却する必要があるが、その返却によっても違約金が発生します。
まず自身の不注意によって機器を紛失させてしまった場合、例えば災害によって紛失した場合には返却ができなくなるので、未返却違約金として18,000円の支払いが請求されます。
紛失はしていないが、破損しているという場合は故障修理交換料金として7,143円が必要になります。
その他にもレンタル機器の未返却や破損がある場合は、ソフトバンクが定める金額の支払いが発生します。
ちなみに返却をするときに郵送を利用する場合は、送料が発生しますが、その金額も自己負担となります。
6.お問い合わせの電話番号とサポートセンターの概要
ソフトバンクのインターネットを解約する場合は、専用の電話番号に連絡する必要がありますが、その電話番号は「0800-111-2009」です。
通話料は無料で基本的には土日祝日も営業していますが、一部休業するときもあるので注意してください。確実なのは平日で、10時から19時の間に連絡するようにしましょう。
電話は携帯電話・PHSからでも問い合わせ可能で、電話番号の前に186を付けてからかけると時間が短縮されるので便利です。
もしも解約金や違約金など分からないことがあれば、サポートセンターに問い合わせてから手続きを進めてください。
7.具体的な解約の流れ
ソフトバンクのインターネットは必ず電話から手続きを進める必要があります。メールや公式サイトからは行えませんので注意してください。
解約手順は最初にサポートセンターへ電話をしましょう。そこで解約したい旨を伝えると、そのまま撤去日を調整します。
その際は立ち合いが必要なので、都合が良い日を選択します。また電話で手続きをする際は、違約金についても教えてもらうと良いでしょう。
次に指定した日に業者の方が自宅を訪ねてきますので、立会いの下で撤去工事を進めていきます。所要時間は1時間程度なので、そのつもりで予定を空けておきましょう。
最後にソフトバンクからレンタルしているモデムやルーターなどの機器を指定された住所に返却します。
返送先の住所は「千葉県柏市新十余二3-1 GLP柏物流センター1階」で、宛名は「MBセンター SoftBank光 返却係」。解約の翌月20日までに返却しなければ延滞料金が発生するので気を付けてください。
8.工事費として必要な費用
工事費を分割払いにしている場合、残額が残っていると解約金と共に一括で請求されます。
工事費用の残額がいくらなのかは、先ほどお伝えしたサポートセンターで確認してください。
特に注意が必要なのが新規で開通して、尚且つ工事費24,000円を分割払いにしている人で。例えば開通から12か月目に解約すると、残りの12,000円が一括で請求されます。
同じく注意が必要な人は、フレッツ光の工事費残額がある状態でソフトバンク光に変更した人の場合です。
例えばフレッツ光の工事費24,000円の支払いが終わる前に、ソフトバンク光に転用すると、フレッツ光とソフトバンク光を合わせて24ヶ月以上使い続けなければ工事費残額が発生します。
9.まとめ
ソフトバンクのインターネットを解約する際は、電話にて契約解除の申し入れをして、その際に撤去工事の日取りを決めます。
また電話で違約金についても確認して、問題がなければ撤去工事をしてレンタル機器を返却すれば完了です。