ETCカードの即日発行は可能?ETCカード入手までの最短日数!
今やドライブの必需品になるETCカード。そのETCカードですが必要な時に無いと困りますよね?
方法によっては即日発行が可能らしいのです。
その方法について、詳しい手続きとともに探ってみましょう!またETCカードの受け取りまで、一般的な発行ではどのぐらいかかるものなのでしょうか?
ドライブの日程に間に合うよう受け取るためには、どのぐらいの日数を見ておけば良いのでしょうか?
1.ETCカードを作ろう!
クレジットカードを作る
ETCカードは、クレジットカードと連動しています。ですからETCカードを入手するには、まずクレジットカードを作る必要があります。
ほとんどのクレジットカードで、追加カードとしてETCカードを選択できるようになっています。ETCカードの発行に当たっては、発行手数料やETCカードへの年会費がかかる場合もあるので、事前に調べておくことをお勧めいたします。
クレジットカードの会費が無料なのに、ETCカードの年会費がかかる場合もあります。年会費は500円~1500円程度の場合が多いです。逆にクレジットカードの年会費はかかるけど、ETCカードの年会費が無料のようなケースもあります。
ETCカードを申し込む
ETCカード作成のために、新規にクレジットカードを作る方もいます。あるいはお手元のクレジットカードにETCカードを追加しても構いません。追加方法については、クレジットカード会社のサービス案内サイトに、追加の手続きについて記載があると思います。
ETCカードを申し込むと、通常は郵送で送られてくるためどうしても受け取りまでに日数がかかります。少なくとも3~10日程度見込んでおいた方がよさそうです。旅行や帰省など使う日程が決まっている場合は、日数に余裕を持って申し込む方が賢明です。
ただどうしてもすぐに必要になったら、どうすれば良いのでしょうか。今回はETCカードの即日発行にこだわって、それが可能な方法をとことん追求することにしました。ETCカードを申し込んだその日に手に入れることは可能なのでしょうか?
2.即日発行してもらえそうな5社とは?
まずは、即日発行ができそうなクレジット会社を5社ほどピックアップしてみました。口コミ情報で、即日発行に対応していそうな企業、あるいはここが即日発行だったらいいなあという期待の高い企業です。
年会費無料のイオンカードは?
イオンカードは入会費・年会費が無料のクレジットカードです。加えてETCカードも発行料・年会費ともに無料です。維持費がかからない上にお得な特典も多いクレジットカードなので、持つべきカードの一枚ですが、このイオンカードでETCカードを即日発行してもらうことはできるのでしょうか?
既にお持ちの場合は、ネット上からでもETCカードの追加申し込みが可能です。この場合は、郵送で送られてくるため数日かかるとのことでした。 新規入会の方法は二通りありました。一つはネット上からです。この場合は、審査ののち発行されたカードが郵送されますので、一般的なクレジット会社と同様に日数がかかります。
イオンの場合、店頭申し込みというのがあります。店舗や時期が限定されますが、店頭カウンターから申し込むと即日発行となっています。 ETCカードは、後日郵送されてくるとのことでした。ということは、イオンカードはその日から使えるけど、ETCカードは郵送の到着待ちとなります。
ヨドバシでETCカードを作りたい
大手家電量販店のヨドバシカメラ。ETCカードをヨドバシカードで作りたい!という声もあります。そこでまずはヨドバシカードがどんなカードなのか調べてみました。
ヨドバシカードは正式には「GOLD POINT CARD」という名前です。このカードがあれば、ヨドバシカメラでのお買い物に11%のポイントが付きます。入会金・年会費無料なので、ヨドバシカメラで頻繁にお買い物をする人には大変メリットが大きいですね。このカードを持っていれば、ヨドバシでいつお買い物しても1割引きになります。
このカードでETCカードを作る場合には、年会費がかかります。初年度は無料ですが、二年目以降は540円(税込)ということです。
気になる日数ですが、ネットから申し込んだ場合、審査と郵送で2週間ほどかかるそうです。即日発行対応はないので、ヨドバシで作るなら2週間と覚えておくと良いでしょう。
セゾンは即日発行可という噂は?
セゾングループが発行するセゾンカードインターナショナルは、ETCカードを即日発行しているという噂があります。セゾンカウンターと呼ばれる、セゾンカードを発行するカウンターをときどき見かけます。もしかしたらそこでETCカードも発行してくれるのでしょうか?
全国に79あるセゾンカウンターのうち、いくつかは「カード即日発行対応」になっています。対応可のカウンターで申し込むと、当日中にカードが受け取れるようです。
しかしETCカードも受け取れるのでしょうか?すでにセゾンカードを持っていれば、カードと身分証明書を持参することでETCカードを作成してもらえます。その場ですぐに受け取れます。ただしセゾンとの提携カードのいくつかは即日発行に対応できないようなので、お気をつけ下さい。
新規入会も良いと思います。年会費は無料だし、セゾングループならではの特典もあります。クレジットカードとしてバランスが取れている、持っていて損のない必携の一枚です。 新規にセゾンカードを即日発行してもらう際には、同時にETCカードを入手するためにちょっとしたコツがあります。以下の点に気を付けて下さい。
・申し込み締め切りは、当日の19時30分まで。それ以降だと翌日手続きになる
。
・ネットで申し込む際に、ETCカードは申し込まない
。
・セゾンカードを受け取ったら、ETCカードをカウンターで即日発行の手続きをしてもらう。
ネット申し込みの段階でETCカードを申し込むと郵送扱いになるため、2,3日たってから郵便で自宅に届いてしまいます。 セゾンカードを作ったら、その場で身分証明書を見せてETCカードを追加発行してもらうという手順になります。
万能なオリコなら即日発行も?
年会費が無料で使い勝手の良さから人気のオリコカード。このオリコだったら即日発行もありそうな気がします。
調べてみると、ETCカードは無料で発行してくれますが、即日発行には対応していないようです。新規に入会した場合、カードの到着までに2~3週間程度かかるそうなので、しばらく到着を待つ感じになります。
ETCカードは、クレジットカードとは別送で届くそうです。オリコでETCカードを作るなら、早目の申し込みが良いようです。
エポスカードなら即日発行も可能?
ここまで見ると、即日発行するためには、本人が身分証などを持参して指定の場所まで受け取りに行く必要があるようです。全国に店舗があるマルイのカード「EPOS」なら、もしかしたら店舗に受付カウンターなどがあり、即日発行に対応しているかもしれません。
エポスカードは、年会費永久無料です。ETCカードも年会費無料です。ETCカードのお届けは、登録住所への郵送のみだそうです。ということは郵送されてくるのを待つことになるので、即日の受け取りは「不可」ということになります。
3.ETCカードの即日発行機とは?
ここで新しい言葉を見つけました。「ETCカード即日発行機」です。店内の即日発行機に、手持ちのクレジットカードを入れると、ETCカードが作成できるそうです。
もしそんな機械があるなら、ETCカード作りがとてもハードルが下がった気がします。時間もかからず、たいして待つこともなく、確実に作れそうです。既にクレジットカードを持っていることが前提ですが、クレジットカードをその機械に入れれば、新規に作成されたETCカードも出てくるのでしょうか。期待が高まります。
即日発行機があるお店はどこ?
このETCカード即日発行機の場所ですが、イエローハットやオートバックスなど車用品の専門店の店内にあるという噂なので、問い合わせてみました。
実は以前は置いてある店舗もあったようです。ただ現在では、全国どこのお店にも置いてないとのことでした。ようやく簡単に即日発行できる方法を見つけたと思ったのですが、なかなか思うようにはいきません。
クレジットカードなし発行できる?
ここまでクレジットカードの追加カードとしてETCカードの即日発行にリサーチしてきましたが、実はクレジットカードをわざわざ作ることに抵抗を感じる人もいます。そんな人に朗報です。クレジットカードなしのETCカードがあります。「ETCパーソナルカード」です。
ETCパーソナルカードは高速道路会社6社が共同で発行しているカードです。作成すれば、普通のETCカードと同じように使えます。
このカードの場合、デポジットと呼ばれる供託金を最初に納める必要があります。預けるお金なので、解約時に返金してもらえます。預ける金額の目安として、月々の利用金額が大体4,500円ぐらいの人は、60,000円ぐらいになるようです。
このカードならもしかして、即日発行しているかもしれない!と思い、調べてみました。
ETCパーソナルカード
ETCパ―ソナルカードの申し込み方法は郵送のみです。まずは、申込書を入手しないといけません。高速道路サービスエリアのインフォメーションまで取りに行くか、郵送で送ってもらうことになります。
申込書を送ると、デポジットについて連絡が来るので入金します。デポジットの確認から郵送でカードが自宅に届くまで2週間ぐらいかかるということです。申込書の取り寄せから考えると、入手まで一カ月ぐらいかかると思ったほうがよさそうです。
最短三日の厳密な意味は?
即日発行の次によく見かけるスピード発行は、「最短三日」です。最短三日発行と書いてある会社が何社かありました。ただクレジットカードは三日でも、ETCカードは別送となり、クレジットカードより遅れて届くことが多いようです。
最短三日を強みとしているクレジットカードもあります。JCB EITは、リボ払い専用の人気のあるカードです。最短三日発行となっていて、会社が公開している情報では、ETCカードが先に着くことがあります、となっています。
また唯一の即日発行となったセゾンカードインターナショナルは、郵送でも速いです。通常通りにETCカードを申し込んでも最短三日後に郵送となり、三日+郵送期間ぐらいで到着するようです。ですからカード発行については、セゾンカードはずば抜けたスピード感があります。
最短三日というのは、最短三営業日発行を意味していて、その後郵送されるという意味となるようです。三日で届くという意味ではなさそうです。また営業日というのは、月曜から金曜までを指しますから、金曜日に申し込んだ場合、週明けの月曜日発行ではありません。水曜日の発行ということになります。
4.まとめ
ETCカードの即日発行に対応しているのは、現在では「セゾンカードインターナショナル」ただ一つとなりました。本人が受け取りに足を運ぶことを考えると、即日発行対応のセゾンカウンターが近くにある人に限られます。
結論から言うと、もしETCカードが必要になりそうなら早目に作っておくのが賢明なようです。年会費無料のカードだったら、維持費を気にせず保有できます。即日発行は、どうしても必要に迫られたときのための裏技として知っておくと良いですね。