【ダイナースのブラックカード】プレミアムカードはここが凄い!
1.ダイナースのブラックカードとは?
2.基本情報とメリットについて
3.付帯保険がすごい!
4.プレミアムな特典がすごい!
5.プレミアムカードを取得するには?
6.ブラックカードの噂と実態
7.ANAダイナース・プレミアムカード
8・ダイナースのブラックカードのまとめ
ダイナースのブラックカードは「ダイナースクラブ プレミアムカード」と言います。
アメックスセンチュリオンカードと並ぶ代表的なブラックカードとして憧れの的ですね!
1.ダイナースのブラックカードとは?
ダイナースクラブ・プレミアムカード
ダイナースクラブカードのブラックカードは「ダイナースクラブ プレミアムカード」と言います。三井住友トラストクラブが発行するクレジットカード、ダイナースクラブカードもワンランク上のステイタスのあるカードですが、そのさらに上を行くプレミアムなカードです。
券面の色は黒、いわゆる富裕層向けのブラックカードとして注目され、アメックスのセンチュリオンカードと並ぶ2大ブラックカードと言われています。
ダイナースクラブ プレミアムカードは非公表となっている部分が多く、謎に包まれている印象がありますが、実際に利用している人の話を総合すると、ブラックカードならではのプレミアムな特典や質の高いコンシェルジュサービスなどが魅力となっています。
年会費は?
プロパーカードである、ダイナースクラブ プレミアムカードの年会費は130,000円(税抜)。税込だと140,400円です。さすが富裕層向けダイナースクラブの最高峰のカード!という会費ですね。
券面のデザインが一部変更
ダイナースクラブカードは、ICチップの対応が遅れ気味のようでしたが、順次ICチップ搭載型に切り替わるそうです。それに伴い、券面のデザインがすっきりした印象に変わっています。ブラックの券面に地球のデザイン、左側にICチップ、そしてプレミアム(Premium)の文字が中央に印字されています。
ICカードになることでセキュリティが向上し、安心に使うことができそうです。
2.基本情報とメリットについて
利用限度額は?
利用限度額は、一律の制限がありません。個人に合わせた設定となっていて、ほとんど限度額を気にすることなく利用できるようですね。ただ、高額な決済の場合、事故などの防止のために確認の電話が入ることはあるようです。
事前に連絡をしておけば、1,000万円以上の車などもぽーんと決済可能という話もあります。世のセレブはそんな風にプレミアムカードを利用しているのでしょうか。非常に高いステータスを感じます。
家族カードは?
家族カードもあります。しかも家族カードの年会費は無料なのだとか。本会員としての年会費は130,000円+消費税が必要ですが、家族カードは無料で作れるのだそうです。ちなみに家族会員は、配偶者・親・子ども(18歳以上)が対象となるようです。
ポイントと還元率
ダイナースクラブ プレミアムカードのポイントプログラムは「ダイナースクラブ リワードプログラム」で、貯まるポイントは、「ダイナースクラブ リワードポイント」です。通常のダイナースクラブカードでは、100円につき1ポイントが貯まりますが、プレミアムカードでは、その2倍である100円につき2ポイントが貯まるそうです。
還元率は何に交換するかによって変わりますが、通常のダイナースクラブカードの倍、約0.8%となるものが多いようです。例えば、Amazonギフト券は、5,000ポイント→2,000円相当のレートで交換できます。
しかもポイントの有効期限はありません。失効しないポイントがこれだけの高還元で貯まるというのはかなりのメリットではないでしょうか?
マイルへ移行
ポイントをマイルへ移行すると、さらに高還元となるようです。ダイナースクラブには「ダイナースグローバルマイレージ」というプログラムがあります。こちらに参加すると、ポイントを参加航空会社のマイレージに移行することができます。
※マイルへの移行には別途ダイナースグローバルマイレージ(年間参加料:税抜6,000円)への参加が必要です。
※1,000ポイントにつき1,000マイルに換算し、参加航空会社のマイレージに移行いただけます。
※「全日本空輸」「デルタ航空」「ユナイテッド航空」「大韓航空」の航空会社のマイルにポイント移行できます。
※各航空会社毎に、年間移行マイル数の上限があります。
プレミアムカードでは、なんとこのダイナースクラブマイレージの年間参加料が無料となるのだそうです。つまり参加航空会社のマイルへ、ポイントを移行手数料無料で ・1,000ポイント→1,000マイル のレートで交換できるというわけですね!
こちらを利用すれば、100円=2ポイント=2マイルとなり、かなりの高還元率と言えそうです。ただし年間移行マイルには上限があり、ANAは80,000マイル、そのほかの航空会社は100,000マイルとなっているようです。
3.付帯保険がすごい!
海外旅行保険には、海外旅行に行く際の交通費をクレジットカードで決算しないと保証の対象にならない利用付帯と何もしなくても、保証の対象となる自動が保険があります。このカードは海外旅行保険が自動付帯となっているのも、うれしい特典ですね。補償内容は、以下のようになっているようです。
・傷害死亡・後遺障害:最高1億円
・傷害・疾病治療費用:最高1,000万円
・賠償責任:最高1億円
・携行品損害:最高100万円
・救援者費用:最高500万円
なお、本会員には及びませんが、家族にも、傷害死亡・後遺障害:最高1,000万円などの補償が家族特約として付帯されているようです。
国内旅行保険
国内旅行傷害保険も自動付帯となっているようです。
・傷害死亡・後遺障害:最高1億円
・入院:日額5,000円
などの内容となっているそうです。なお、死亡・後遺障害最高500万円の家族特約も自動付帯となっているのだとか。
その他の付帯保険
その他にも、航空便遅延費用やショッピング保険、キャンセル費用の損害を補償するキャンセルプロテクション、外貨盗難補償保険、ゴルファー保険などが、自動または利用付帯として付いているそうです。
また、プレミアムカードを利用して購入したものが、購入日から90日以内に破損・盗難・火災などで損害があった場合、年間500万円まで補償してくれるというショッピングリカバリーもあります。万一の時にも安心ですね。
4.プレミアムな特典がすごい!
空港ラウンジ
ダイナースクラブは、空港ラウンジのサービスが充実しているのが特徴です。国内の主な28空港にあるラウンジと海外約500とも言われるダイナースクラブの空港ラウンジを利用することができるそうです。
それだけでも十分な数だと思われますが、ダイナースクラブ プレミアムカードの会員は、国内外の600以上という空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス」のプレステージ会員に無料で登録することができます。こちらは本会員だけではなく、家族会員も登録できるのだそうです。
重複しているラウンジもあるようですが、この2つの空港ラウンジサービスがあれば、世界中の主な空港で利用できないところを探す方が難しいのではないでしょうか。
旅行に関する特典
国内・海外の有数のラグジュアリーホテルや旅館での優待や特典があります。また、トラベルデスクを利用しての50万円以上の購入で、空港送迎タクシーサービスが片道無料で手配してもらえたり(成田・羽田・中部・関西)、指定パーキングが旅行期間中無料になる空港パーキングサービスが受けられたりするのだそうです。
他にも手荷物無料宅配サービスや、海外でのサポートやが受けられる海外トラベルデスクもあります。痒い所に手が届くような旅行に関する特典がたくさんあるので、会員がダイナースのトラベルデスクを通して旅行を手配するメリットは大きいと思います。
グルメに関する特典
ダイナース(食事をする人)クラブという名の通り、グルメに関する優待も盛りだくさんです。中でも、予約が難しい高級料亭を会員に代わり予約してくれるという「料亭プラン」はステイタスを感じます。
また、専用デスクで予約すると、当日はカードの提示もサインも不要という「サインレス・スタイル」では、スマートに会食を演出できるのだそうです。
他にも対象のレストランでの2名以上の利用で、会員1名分が無料となる「プレミアム エクゼクティブダイニング」や対象店舗で会員限定の特別サービスが提供される「おもてなしプラン」などもあります。対象となるレストランも一流どころを揃えたさすがのラインナップのようです。
プレミアムデスク
こちらは、24時間365日年中無休の、コンシェルジュサービスです。チケットの予約や贈り物の相談、レストランの予約や旅行の計画まで、個々のニーズに応じた、きめの細かいサービスとサポートを提供してくれるそうです。
まるで専属の執事のように会員の要望に応えてくれるというコンシェルジュサービスは、プレミアムカードを持つ醍醐味を味わうことができるサービスと言えそうです。コンシェルジュサービスを使いこなしてこそ、高額な年会費を支払ってプレミアムカードを持つ意義があるのかもしれません。
その他もいろいろ
ゴルフに関する特典も充実しています。所定のコースで会員本人のプレーフィーが半額となる特典や、対象スクールのプライベートレッスン優待もあるそうです。また、名門ゴルフ場を会員に変わって予約してくれるサービスもあるので、ゴルファーの満足度は高そうですね。
また、オペラや歌舞伎、グルメなどのいろいろな会員限定イベントもあり、プレミアムなひとときを過ごせる機会を提供してくれるようです。
5.プレミアムカードを取得するには?
インビテーションが必要
ダイナース プレミアムカードを取得するには、インビテーションが必要です。基本的には、通常のプロパーカード、ダイナースクラブカードを所有して綺麗に使い続け、ダイナースからインビテーションを受けてからやっと取得できるカードです。
インビテーションを受ける時期は、ダイナースクラブカードを取得してから1年で招待されたという人もいれば、数年かかったという人、また何年かかっても招待されない人もいるのだとか。
審査と条件は?年収は?
プレミアムカードの招待を受ける条件は、非公開のため詳細は分かりません。以前に比べてインビテーションの基準が甘くなっているという噂もあるようですが、それでも取得にはかなり厳しい条件をクリアしなければいけないと思われます。
年齢は27歳以上、会社員なら年収800万以上が目安という話もありますが、年収400万円でも招待が来たというケースもあるようで、個々の条件によって一概には言えないようです。ダイナースクラブの利用実績も、年間数百万円以上という話がある一方、ほとんど使っていないのに来たという人もいるようで、正直よく分からないというのが実態のようです。
紹介してもらうという方法
ダイナースクラブ プレミアムカードを既に所持している人から紹介してもらうことで、プレミアムカードをゲットするという方法もあるようです。プレミアム会員からの紹介なら、それなりのレベルの新規会員を確保できるということなのでしょうか。
・現在、ダイナースクラブカードを所持していないこと
・ある程度の年収があること
などという条件があるようですが、ダイナースからプレミアム会員へ、新規会員の紹介をお願いする紹介入会キャンペーンの電話などがあるそうです。もし身近にプレミアム会員がいたら、紹介してもらうという方法がカード取得の近道かもしれませんね。
6.ブラックカードの噂と実態
以前は招待状にワインが?
プレミアムカードのインビテーションは、以前は希少価値が高く、招待状とともにワインが届いた時代もあったそうです。しかし現在は、かなり基準が緩くなっているという話があり、招待状はサービスや特典を簡単に紹介したパンフレットなどが入った黒い封書で届くようです。
また景気の後退とともに、せっかくインビテーションが届いても取得を見送る人も多いようです。高額な年会費を考えると、カードを維持するのも大変だと思われます。招待を見送った後、数ヶ月で再びメールで招待が届いたというケースもあるようで、以前の状況とかなり変わってきているのかもしれません。
○○すると招待される?
プレミアムカードのインビテーションは謎に包まれている部分多いため、巷ではいろいろな都市伝説があります。例えば、国際ボランティア団体にカードで寄付すると招待が来やすいというのもそのひとつです。
また、いわゆるキャバクラなどの利用が多いと招待されないとか、リボ払いは良くないだとか、一度でも残高不足が起こした過去があると招待を受けることはないなどという噂もあるようです。
実際はどうかというと、あくまで噂であり、必ずしもそういうわけではないのだとか…。しかし綺麗な決済を続けるに越したことはないと思われるので、日頃からカードの利用には十分注意したいですね。
カードの他に届くものがある
プレミアムカードの入った封筒の中には、カードの他に挨拶状やプライオリティ・パスの案内が同封されているようです。
またその他に、ウェルカム・パッケージと呼ばれる小包が届くのだそうです。数年前のパッケージの内容は、挨拶状のほかプレミアムカードを活用するための案内の小冊子、会員限定優待券やノベルティとしてプレミアムカードの特典やサービスの情報を見ることができるUSBが入っていたそうです。
その年度によって内容は違うかもしれませんが、さまざまな特典のあるプレミアムカードですから、使いこなすための案内が最初に届くのは嬉しいですね。
誕生日にはプレゼントが届く?
また、プレミアム会員の誕生日には、プレゼントが届くのだそうです。ワインなどがプレゼントされたこともあったそうですが、最近では日記帳などのステーショナリーなのだとか。それにしても、ダイナースからお祝いしてもらえるなんて、なんともプレミアムですね!
7.ANAダイナース・プレミアムカード
ANAとの提携カード
ANAとの提携カード「ANAダイナース プレミアムカード」というカードがあります。もちろん券面は黒、プレミアムな特典いろいろのブラックカードです。
ダイナースクラブ プレミアムカードの特典の他に、ANAが提供するサービスも受けられるので、ANAをよく利用する人ならメリットを感じられるカードなのではないでしょうか。
年会費は?特徴は?
年会費は、155,000円(税抜)とダイナースクラブ プレミアムカードよりさらに高額です。ポイントプログラムは、同じくダイナースクラブ リワードプログラムとなります。こちらは、100円=2ポイント=2マイルが貯まります。
またチェックイン時に、ビジネスクラス専用カウンターを利用することができるという特典もあるようです。混雑したエコノミーのカウンターに並ばずに悠々とチェックインできるのは嬉しいですね。
8・まとめ
憧れのブラックカード、ダイナースクラブ プレミアムカードはその高額な年会費もなるほどと思わせる、プレミアムな特典が溢れているようです。
中でも細やかに願いを叶えてくれる、コンシェルジュサービスに憧れますね。こういったサービスを使いこなせる人なら、きっと満足度が高いカードだと思われます。
以前よりインビテーションが来る確率が高くなったとはいえ、やはり取得や維持が難しいカードであることは間違いないでしょう。取得を目指す人は、まずはダイナースクラブカードをきれいに使うことから始めてはいかがでしょうか。