絶対に損をしない!分割払い手数料の計算方法を教えます!
皆さんは、クレジットカードの分割払い制度を使っていますか?
分割払いは手数料がかかってしまうシステムですが、使い方次第ではお得に使える優れものなんです♪
1.分割手数料とは?
分割手数料とは、クレジットカードなどでお買い物をした際の代金を、翌月1回払いではなく、何回かに均等に分けて支払う際に発生する手数料のことです。
分割手数料は、各カード発行会社によって異なっています。
多くの金融機関では、商品代金に一定の利率をかけて算出した手数料を、返済時の請求金額に均等に割って上乗せしています。
2.1回払いが厳しい方に
クレジットカードの代金を1回払いで支払うのがやっとという場合、ぜひ分割払いを利用してみてください。
分割払いとリボルビング払いの違いは、「商品代金を指定回数で割って均等に支払う」のか、「毎月一定額を支払い続けるか」という違いです。
分割払いであれば、1回払いの支払いと併用して利用できますが、リボルビング払いの場合、少額の決済でもリボ払いになってしまい、手数料がもったいないということになります。
もし、1回払いが厳しいという場合は、思い切って買い物を分割払いにするとよいでしょう。
分割払いの場合、2回払いまでは手数料無料としているところも多く、3回払い以降を選んだ時に手数料がかかるイメージだと思って大丈夫です。
3.手数料の計算方法
分割手数料の計算方法ですが、まず計算を始める前に、ご自身が使っているクレジットカードの分割手数料について知る必要があります。
多くの場合、インターネットで「○○(カード名)分割手数料」と検索すれば、会社のホームページがヒットし、「○回までは○%」などと記載されています。
そして、その周辺に「100円あたりの分割手数料」と記載されているはずですので、その数値を覚えておいてください。
それ では、実際に計算していきます。計算式としては、「支払い代金×100円あたりの分割手数料÷100」で分割手数料を求められます。
例えば、10万円の商品を購入した場合の手数料(分割手数料は9.19円)は、「10万円×9.19÷100=9190円」となります。
その後、支払い代金に分割手数料を足して出した合計額を、分割回数で割って算出することができます。
しかし、クレジットカード会社によっては、最初の方が支払額が多く、最後のほうが少ないなど均等ではないケースも考えられますので、あくまでも”目安”として考えると良いでしょう。
4.分割手数料が無料のケースも?
分割払いをした際に、原則として”分割手数料”がかかってしまいます。しかしそれは、”3回払い以降の場合”ということがほとんどです。
多くのクレジットカードの場合、1回払い・2回払い・ボーナス払いの3つの支払い方法であれば、分割手数料は無料としています。
しかし、多くのカードが2回払いの手数料だけが無料であって、さらに一部のカードは手数料が発生することもあります。
それに加えて、アメリカン・エキスプレスカード( アメックス)の場合は、2回払いという項目そのものが存在しないというケースもあります。
アメックスの場合、一部提携カードであれば2回払いも使えるようですが、登録許可制であったり、存在していなかったりと制限があるようなので注意が必要です。
ご自身が持っているクレジットカードが、どれだけの分割払いに対応しているか?調べたい時は、実際にカード会社に問い合わせてみるようにしましょう。
5.手数料が安いクレジットカード
分割払いの手数料が安いクレジットカードは存在しますが、長所と短所があり「これが1番安い!」と言い切れるようなカードはなかなか存在していません。
一例としては、ジャックスカードの分割手数料は低めとなっています。
ジャックスカードの場合、2回払いまでは手数料無料。その後は、実質年率12.25%~15.00%と良心的な年率となっており、3回払いであれば100円あたりの分割手数料が2.04円と安くなっています。
また、JCBカードは基本的に実質年率が15.00%と高めになっており、3回払いの100円あたりの分割手数料は2.51円とジャックスカードより少々高めです。
しかし、JCBカードであっても標準利率が15.00%なだけであり、提携カードによっては18.00%ということもありますので、よく確認するようにしましょう。
6.シミュレーションできるサイト
分割手数料の計算をするのが面倒くさい!という方は、シュミレーションができるサイトがあるので、そこでパパっと計算してしまいましょう、
現在、多くのカード会社がシュミレーションサイトを提供していますが、ここでは、最大手2社のサイトをご紹介します。
▼【JCBカードのシミュレーションサイト】
こちらは、JCBカードが提供するシュミレーションサイトです。JCBカードしか計算出来ないわけではなく、他社カードでも問題はありません。
このサイトでは、「利用予定日・利用金額・実質年率・回数」を入力するだけで、どれだけかかるのかをシミュレーションしてくれます。
JCBカードであれば、その結果は間違いなしなのですが、他社カードの場合、計算方法が異なると支払額が変わってきてしまいます。
そのため、他社カードを利用する場合には、あくまでも”目安”として考えると良いでしょう。
▼【日本クレジット協会のシミュレーションサイト】
こちらは、日本クレジット協会が運営しているシュミレーションサイトです。非常にシンプルな作りとなっており、「利用金額・実質年率・利用回数」を入力するだけで、支払金額の目安を算出してくれます。
サイトにも記載されていますが、あくまでも”目安”ですので、結果は参考程度にとどめておいてください。
7.まとめ
分割払いは手数料がかかってしまいますが、うまく利用することで、生活にゆとりを持つことができます。
すべて分割払いにするのではなく、ある程度高額な商品を買った際に利用するなど、賢い使い方をすると良いですね!