クレジットカードを持つ意味は?正しい利用方法と仕組みを解説します!
2.iDで簡単!おサイフケータイ
3.キャッシングとクレジットカードの違い
4.洗い替えとは?クレジットカードの再発行?
5.年会費を支払う意味はあるの?
6.意味のないクレジットカードは解約しよう!
7.法人クレジットカードを上手に利用しよう
8.まとめ
クレジットカードを持つことの意味や、仕組みについてよく理解をしていない人がいるようです。
クレジットカードはポイントが貯まるので、上手に利用することで生活の足しになります。クレジットカード初心者にも分かりやすい仕組みなどをご紹介します。
1.決済はどうなるの?利用した時の資金の流れ
小売業などに勤めている人で、クレジットカードをお客さまが利用するけど、どういう流れでお金が会社に入っているのか分からないという人いるようです。
また、クレジットカードを利用しているけど、販売店ではなにかメリットがあるのだろうかと疑問に思う人もいるようです。
販売店から見てみると、最近では翌月一括払いや、ボーナス一括払い以外でもクレジットカード利用手数料を無料としている大手スーパーなどがありあます。これは、販売店が手数料を肩代わりしてくれているのですが、損をしてまでもなぜそのようなサービスをしてくれるのでしょうか?これは、他に顧客が逃げられないようにしているだけです。
顧客の利便性を高めて、商品を購入してもらおうと言うことになります。また、お釣りの間違いなどがなくなりますので、そのリスクとの引き替えに手数料を支払っていることになります。
また、顧客の視点から見てみますと、手元にお金がなくても商品が購入できること、現金を持つことによるリスク(盗難や落とし物)を減らせるので、クレジットカードの持つ意味というのは大きいのではないでしょうか。
クレジットカードを落として利用されたとしても、すぐにクレジットカード会社に連絡をすれば、クレジットカード会社で保険に加入しているため、届け出た日から60日前にさかのぼり、それ以降に不正使用された損害をクレジットカード会社で負担をしてくれますので安心です。
2.iDで簡単!おサイフケータイ
携帯電話で支払いをする「おサイフケータイ」。かざすだけで利用ができる便利な決済手段です。ただし、電子マネーは残高が減ってきたらお金をチャージしなければいけないので、面倒くさいところもあるでしょう。そこで、「おサイフケータイ」の機能の一部で、「iD」と言うものがあります。
スマホにクレジットカードを登録しておくことにより、携帯電話をかざすだけでクレジットカードが利用できます。また、クレジットカードそのものに「iD」機能が付いているカードもあります。
「iD」機能が付のカードの場合、カードを店員に手渡すことなく「iD」を利用すると申し出すると、クレジットカードを専用の機械にかざすだけでクレジットカードを利用できます。チャージ金額も一定金額以上になると暗証番号の入力を求められますので、安心して利用出来ます。
サインなどをする必要がなく、クレジットカードを利用できるので便利です。コンビニや、都心などではタクシーでも利用できて小銭を探すことがなく、少額決済でも便利に利用することが可能になります。なお、「おサイフケータイ」はdocomoの登録商標になります。
3.キャッシングとクレジットカードの違い
ここで、キャッシングとクレジットカードの違いについて解説をします。
キャッシングとは、手元に現金が欲しい時に利用するもので、クレジットカードやキャッシングカードでお金を借りる事を言います。支払いは、翌月一括払いとなることが多いのですが、リボ払いに対応しているものもあります。
一方クレジットカードは、商品と引き替えに支払いが発生したものを、一時だけ立て替え払いをしてもらうものです。買掛金やツケと言ったものと同じと考えていいでしょう。ツケと言えども、一時的にお金を立て替えてもらうわけですから、借金であるのは間違いがありません。
現金を手に入れるか、商品やサービスを手に入れるかの違いになります。キャッシングの場合は遊興費にも利用できるため、利用目的が明確でなく、信用情報的には不利な取り扱いになります。したがってキャッシングを利用した時は、返済計画を立てた上で、すぐに返済が出来る金額の範囲内で利用することをお勧めします。
4.洗い替えとは?クレジットカードの再発行?
クレジットカードの有効期限が来ると、新しいクレジットカードが郵送されてきます。そして、この新しいクレジットカードと、今まで利用していたカードが全く同じものなのかというと、全く別物が郵送されてきます。
何が違うのかと言いますと、クレジットカードに記載されている14~16桁のカード番号が変わるほか、有効期限、セキュリティーコードが変更されてきます。
従って、クレジットカード決済を利用しているものは、クレジットカード番号が変わりますので、番号の再登録が必要になります。しかしながら、電話等の公共料金や、毎月会費を引き落としされているものについて、自動的にカード番号を変更してくれるサービスがあります。このサービスのことを洗い替えと言います。
自動的に情報を変更してくれると言うことで、利用者の手を煩わすことなく、決済の円滑性を保っているわけですが、中には保険料などの引き落としがならなかったという事例もあるようですので、カードが切り替わった時は引き落とし明細を確認することをお勧めします。
万が一、引き落としがされていないものがあれば、引き落とし先に連絡をして、カード情報の変更を申し出ましょう。
5.年会費を支払う意味はあるの?
クレジットカードには年会費無料のものと、年会費を払って利用するものがあります。年会費を払うカードはシルバーカード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードと様々なカードがあります。ランクが上がるごとに年会費が高くなり、付帯するサービスも様々なものがあります。
しかし、一般的に利用する場合は、年会費無料のカードで十分ではないでしょうか。飛行機などをよく利用する人であれば、ラウンジのサービスなどが付いているゴールドカードを利用してもいいかもしれません。
ポイント還元率も、年会費無料カードと違い高く設定されていますので、一定収入がある人で、付帯サービスに魅力を感じたのであれば、年会費有料のカードにするといいでしょう。
一流ホテルやレストランの予約サービスなども付いているのは知られていると思いますが、空港から自宅へスーツケースを無料で送ってくれる、専門家が資産運用や健康上の相談にのってくれるといったサービスなどがついているものもあります。
また、会員にしかお知らせが行かない特典など、ホームページ上では公にされていないサービスもあるようです。年会費をせっかく払うのであれば、中途半端なものではなく、しっかりとしたサービスが付いているものを選ぶことをお勧めします。
6.意味のないクレジットカードは解約しよう!
年会費無料のカードは付き合いなどで、ついつい作ってしまうことがあります。気が付いてみると複数のカードが手元にあると言うことはないでしょうか?
クレジットカードを持っていると、その保有状況が個人信用情報機関に登録されてしまいますので、いざお金を借りたい時になると影響をするケースも出てくるでしょう。クレジットカードが複数枚になったのであれば、状況に応じて解約することをお勧めします。
また、カードを作成すると貰える特典につられて、ついついクレジットカードを作ってしまうと言うこともあるかと思います。このような時も、状況に応じて解約をするといいでしょう。
クレジットカードを作っては解約してと言う行為を、頻繁に繰り返していると特典目的で作成していると見られてしまいますので、いざ利用したいクレジットカードを作ろうとした時に審査に落ちてしまうこともあるようです。
こういった理由から、定期的にカードの整理をすることをオススメします。最後に取引した日(解約など)から5年が経過すると個人信用情報から移動情報が消えるため、その程度の期間を目安にすると良いかもしれません。
7.法人クレジットカードを上手に利用しよう
一般のクレジットカード規約には、クレジットカードの利用を会社の運営経費に利用することができないと定めているところもあるようです。
中には、申し込みのところに個人事業の経費として利用するというものにチェックをした上で、個人のクレジットカードが利用できるところもあるようですが、会社を経営していなくても、副業や個人事業主で経費が必要な場合には、法人クレジットカードを別途作成することをお勧めします。
年会費は掛かるのですが、経費処理が個人の利用分と切り分けられるため、管理が楽になります。公私混同せずに、確定申告をするときにも経費を別管理が出来るのはとてもいいことではないでしょうか。ただし、唯一のデメリットとして年会費が必要となります。
8.まとめ
クレジットカードの利用方法にも様々なものがあります。クレジットカードの利用は借金ですので、使いすぎずに管理をすることが重要になります。また、不要なカードは防犯の面からも解約することをお勧めします。
上手に使うことによってポイントが貯まり、実にお得なクレジットカード。ポイントを1枚に集中することで、上手に節約が出来ることでしょう。クレジットカードは計画的に賢く利用しましょう!