クレジットカードは海外旅行の絶対必需品です!
2.海外レートって何?
3.海外でクレジットカードが使えない国がある?
4.海外旅行を楽しむためにクレジットカードを知る
5.海外で困ったら使いたいキャッシング機能
6.クレジットカードがあると出来ること
クレジットカードは、所持することでカード決済が使えるようになるのでとても便利な方法です。
海外旅行に行く時は必ず所持したい絶対必需品の1つです。海外旅行に行く前に知っておきたいクレジットカード情報をまとめました!
1.海外で使いたいカードの選び方
海外で困らないクレジットカードの選び方をご存じですか?海外旅行で使うカードを漠然と選んでいませんか?
大手企業の発行カードであれば使えないという心配が少なく安心ですが、大手ブランドという以外にも海外で使うカードの選び方にはポイントがあります。ここでは、大手5社を比較してみました。
▼【1.VISA】
VISAでは海外旅行を謳い文句にしていますが、海外での決算以外にも様々な海外特典があります。
例えばハワイの場合ですと、ハワイのヒルトンホテルの宿泊が期間限定で安くなる、ヨーロッパでは特定の店でVISAを使うと割引があるなど決算を通じてお得な特典があります。
またHOTEL.COMとも提携しており、期間限定ですが宿泊費8%OFFなどのキャンペーンも実施しているようです。そのほかにも、海外ATMの使い方を動画で説明しているなど海外旅行者の強い味方でもあります。
海外に行く前にVISAのHPを見ておくとお得なキャンペーンが受けられるかしれません。
▼【2.MasterCard】
世界210カ国が加盟しているMasterCardも負けず海外特典を展開しています。特に注目したいのがスマートフォン向けのアプリがあることです。
世界210カ国でMasterCard使えるATMがどこにあるか?検索することができます。またこちらもホテル予約が安くなり、レンタカー割引なんていうサービスもあります。
HOTEL.COMの8%割引キャンペーンやネット予約大手のExpediaとも提携しており、特別なキャンペーンを受けることができます。そのほか国内向けイベントも発信していますので、ぜひHPを参照してみてください。
▼【3.JCB】
海外旅行を考える際、パック旅行考えている人向けにJCBでは旅行会社6社からツアーを組むことができます。
JCBはカスタマーサポートが手厚く、障害者向けサポートデスクを設けており、旅先で困った時でもテレビ電話を通じての電話対応!といったことを行っています。
JCBは海外で使えないという声もありますが、現在北米、欧州、南米、アフリカ、アジアなどではそれなりにJCB加盟店があるようです。
▼【4.アメリカン・エキスプレス】
年会費が10,000円以上と有料カードであるがゆえの手厚いサービスが特徴です。
海外旅行前の日本発着の国際線航空券(格安航空券ほか、各種航空券)、海外ホテルのご予約、レンタカー等の手配、ツアーや国内線航空券・旅館・ホテルの手配を電話一本で代わりに行ってくれます。
また手荷物無料配送、自宅からの送迎を格安で行ってくれるなど旅行の前から最後まで手厚いサービスをうけることができます。
▼【5.DinersClub】
日本で最初のクレジットカード会社です。こちらも年会費は20,000円以上と有料ですが、アメリカン・エキスプレス同様予約の手配や送迎、手荷物無料配送などをおこなってくれます。
海外で広く利用できるとともに、「食」に強みを持ちつDinersClubは、高級レストランでのコースの割引特典や店の予約まで行ってくれるサービスがあり、グルメを楽しみたい人に向いているカードということもできます。
2.海外レートって何?
海外でクレジットカードを使った場合、後日帰国してから日本円で利用した代金の支払いをしますが、その海外で使った請求金額は各社が持っているレートをもとに算出されています。各社わずかですが金額に差があります。
このレートは毎日変化していて一定額ではないため、この前旅行に行った時よりも、費用が高くなった気がするといった金額差が生じるのはこのためです。
自身が持っているカード会社名とともに「インターナショナルレート」と打ち込むと、その日にクレジットカードを使うと、日本円にしたらいくらになるか?という目安が分かりますので、ぜひ参照してみてください。
3.海外ではカードが使えない国がある?
発展途上国ですとクレジットカードサービスが導入されていないため使えない国があります。またクレジットカードサービスを導入している国でも、地域格差があり一部使えない地域があるといったことがあります。
クレジットカード決算をすると、店側は売上の一部を手数料としてカード会社に支払わなければならない背景もあり、先進国でもカードが使えないということもあります。
どこの国でも使えるからカード1枚で大丈夫とは考えず、ATMなどを駆使して現金も使えるように、ATMの操作方法も覚えておいたほうがいいでしょう。
4.海外旅行を楽しむためにクレジットカードを知る
海外旅行をするうえで、クレジットカードはとても便利な存在で必ず1枚は所持して欲しいと思います。その理由やクレジットカードにまつわるメリットもあります、クレジットカードの注意点などを以下にまとめました。
▼【1.海外でカードが必需品な理由】
海外でカード払いをするとポイントが付きます。日本でお買い物をするのと同様でポイントがたまるので是非カード決算をしてほしいと思います。
そしてお金を現地通貨に両替すると、両替手数料が発生してしまいます。日本円から外貨に換える、外貨から日本円に戻すなど、1つの外貨につき両替手数料が発生するため受け取れる現金は減ってしまいます。
カードであればそういった心配もなく、下手にお金に換えて盗まれる心配もありません。いいことだらけなんです。 また海外のホテルではパスポート以外でクレジットカードの提出を求められることがあります。身分証ともに是非持っておいて欲しいと思います。
▼【2.海外で使うとかかる手数料とは?】
海外でカードを使うと手数料が発生します。海外でカード決算にしても請求は日本円です。この日本円‐外貨の為替をする関係で発生するものです。
手数料は日々変動しており、市中銀行(民間にお金を貸出している銀行を言う)の為替レートに各クレジットカード会社が定めているレートを加えたものとなっています。
現在HPに事務手数料率を提示しているのはJCBだけで、その他の会社は非公開となっています。
ある会社は1.63と載せていますが公式HPには記載がないため当てにはなりません。自身で手数料はいくら.・・・。と計算するのは難しいのが現状です。
▼【3.海外手数料は比較できる?】
海外手数料のレートは分からずとも手数料が幾らくらいか知りたい。そう思っている人もいるかと思います。
ここで一つ知っておいてもらい事があります。この手数料ですが、実はカード会社への支払いと、カード発行会社の2カ所へ支払う必要があります。
1つは先ほど話した会社が請求している事務手数料。それ以外でATMやカード加盟店で利用したお金を日本で支払うには、現地外貨から日本円に直さなくてはいけませんよね。
為替の関係で発生した事務手数料は、カード発行会社が管理しています。
つまり、クレジットカードを利用するとクレジットカード会社と、そのクレジットに加盟しカードを発行した企業に手数料を払うというイメージです。
よってクレジットカード会社とカード発行会社が提示してくれていればいいのですが、すぐに確認できるかといえば難しいのではないでしょうか。
高くつくんじゃないかと思う方もいると思いますが、手数料で安全を買ったと思って旅行を楽しんでほしいと思います。
▼【4.海外手数料を何が何でも無料にしたい】
2カ所に手数料を払うなんて悔しい、悔しすぎる。そんな倹約家の方に慰めになるかもしれないクレジットカード利用術をお伝えしようと思います。
クレジットカードの中にはデビットカードという種類のクレジットカードがあり、契約口座から直接引き落としがかかるカードがあります。デビットカードはクレジットカードの使い過ぎを防げることになるので、最近注目を集めています。
このデビットカードをうまく使えば手数料を無料にすることができます。
まずデビットカード取扱金融機関で外貨預金ができるところを探します。そこで口座を開設し日本円から外貨に換え、貯蓄しておきます。
そうするとその外貨分が銀行口座に預金されていることになります。そして現地でデビットカードを使い決算をします。
通常クレジットカードを利用した場合、使った会計(外貨)を日本円にして請求という為替の手間が生じ、請求までにクレジットカード会社、カード発行会社から手数料を徴収されています。
しかしデビットカードで決算すれば契約している口座が外貨なので、為替をせず口座から引き落とされるイメージですので手数料が何回も及ぶことがありません。
ただ注意してほしいのは、現地の外貨が預金できること、決算前にその外貨口座に残高があること、デビットカードを発行した金融機関の決算方法に順じ決算することが条件となります。
万が一外貨口座の残高が足りずに決算した、契約口座を円普通預金で契約しているなどの場合は手数料が発生しますので、事前に確認しておく必要があります。
こうしたテクニックもありますので、是非利用を検討してみてください。
5.海外で困ったら使いたいキャッシング機能
カードが使えない、現金の手持ちも少ない。旅行中よく発生するトラブルの1つかと思います。こうした時はクレジットカードを使ってキャッシングをすれば現地外貨を手にすることができます。
こちらは両替とは異なり、そのまま現地外貨を引き出せる手軽さがあります。手数料がかかってしまいますが、その都度引き出しをすることで大金を持たずに済む安全性もあります。
このキャッシングはクレジットカード会社に加盟している金融機関やATMで引き出しができます。海外旅行中役立つ方法ですので是非覚えておいて欲しいと思います。
▼【1.クレジットカードを使ったキャッシング方法】
クレジットカードを使ってキャッシングする方法は簡単です。まずクレジットカード会社加盟金融機関、ATMを探しましょう。
ATMの場所が分からない人は各会社で出しているATM検索マップを活用してほしいと思います。
①・カードを入れ言語を選びます。現地語、英語、中国語などが主ですので、わかりやすく英語を選択してください。
②・ENTER YOUR 4-DIGIT PIN(PERSONAL IDENTIFICATION NO.),THEN PRESS ENTER KEY:4桁のPIN(暗証番号)を入力し、ENTERキーを押してください。
③・SELECT TYPE OF TRANSACTION:取引内容を選択してください。
CREDIT CARD WITHDRAWAL:現金お引き出し/
TRANSFER:振り込み/
BALANCE INQUIRY残高照会
*こちらで現金引き出しを選びます
④・PLEASE SELECT THE ACCOUNT:口座を選択してください 。
CHECKING:当座預金/SAVING:預金/CREDIT CARD:クレジットカード
(*こちらでクレジットカードを選びます。)
⑤・ENTER WHOLE DOLLAR AMOUNT IN MULTIPLES OF $20 UP TO $200,THEN PRESS ENTER KEY.:お引き出し金額を$20から$200までの間でご指定の上、ENTERキーを押してください。
(*こちらで必要金額を入力します
。)
⑥・現金がを受け取ります。ATMによっては、WOULD YOU LIKE ANOTHER TRANSACTION?:引き続きご利用されますか? と聞いてきますが、ここではNOを選択してお金を受け取ります。
⑦・最後にカードと明細書を受け取ります。PLEASE REMOVE CARD AND TAKE RECEIPT.:カードとご利用明細をお受け取りください。と表示されます。
これでキャッシングは完了です。必ずANOTHER TRANSACTION?:手続きを続ける?に対しNOを選択し、キャッシングを完了させてください。そうしないとカードが出てこない、タイムオーバーで最初からやり直しになるなどの対応が起こります。
まれにATMが古い場合、カードの返却が遅いものがあります。カードは必ず出てきますので、ここで焦って目を離す、ATMを立ち去るなどしないでください。
カードを必ず受け取ってATMを後にしてください。もし出てこない場合はクレジットカード会社に連絡し指示を仰いで見ましょう。
▼【2.キャッシング手数料はいくら?】
キャッシングをすると金利以外に手数料がかかります。金利はカード会社が先払いしたことで発生する手数料、キャッシング手数料はATMを利用したためかかる手数料といった違いでしょうか。
ATMを使用してキャッシングをすると手数料がかかるのはこのためです。 ATMの機械によって手数料はまちまちですが、VISAを利用する場合は1万円までは108円/回、それ以上は216円/回となっているようです。
▼【3.キャッシングをした時の返済方法】
キャッシングは原則として一括返済になっています。カード会社が他の請求金額と合算して、支払日にまとめて支払となります。一括ですから請求が苦しくならないよう利用額は調整したいものです。
請求日に関してですが、ATMを利用するとATM→銀行→クレジットカード会社→カード発行会社の順に利用情報が送られます。利用した直後ではなく、カード発行会社に情報が届いた日の為替レートが請求金額に反映されます。
したがって請求が次の月にずれ込む、予想していた金額と異なる可能性があることを知っておいて欲しいと思います。
6.クレジットカードがあると出来ること
クレジットカードは決算サービス以外にも、様々なオプションが付いています。お金以外の心配も解決できるよう、クレジットカードを使う際は利用できるサービスを知っておくといざ利用したい時に便利です。是非参考にしてください。
▼【1.海外旅行保険が使える!】
カード発行会社が提供するサービスの一つに、海外旅行保険サービスがあります。旅先での怪我、入院といったトラブルから、盗難、物の破損まで保障してくれるものとなっています。
利用するカードに付帯されていない場合は、カード発行会社に問い合わせて保険が使えるか確認しておくことをオススメします。自動付帯の場合は申請は必要ありません。
またトラブルが発生し、保険を受けるに当たり必要なもの(現場の写真、領収証など)が会社によって異なりますので、いざと言う時のために、きちんと保障を受けることができるよう必要なものを事前に確認しておくといいでしょう。
保障額は保険会社によって異なり、カード発行会社が提携している保険会社に順ずる内容となっています。また保険適応にあたり条件や、保障期間という物も定められていますので一度確認しておいたほうがいいでしょう。
▼【2.海外旅行で使いたい自動付帯】
海外旅行に行くに当たり、保険を使いたい。けど行く前に保険に入るのはちょっと面倒という人はぜひカードに付いている保険自動付帯を利用して欲しいと思います。
サービスは最低限ですが、万が一の時に付帯保険があると心強いのではないかと思います。保険と言っても現地での負担は先払いになりますので注意が必要です。
自身のカードが自動付帯か知りたいときはカード会社に確認してみましょう。自動付帯の場合ですといざ保障を受けたいときに連絡すればサービスを受けることができます。
▼【3.海外旅行保険は家族も保障される】
クレジットカードで使える海外保険では家族も保険対象になります。ただ保障対象はカード発行会社によって異なり、生計を共にする収入のない子供だけ、配偶者も保障するといったように異なります。
家族旅行中、万が一家族の誰かが怪我や病気をした場合、家族特約の適応となり保障を受けることができない。
病気だけれども旅行前から診断されていた病気は対象外、妊婦の早産は保障にならないといった場合もあります。海外保険を使うかもしれない時は事前に内容を確認しておくことをお勧めします。
▼【4.クレジットカードを持ってるだけで海外旅行先の空港ラウンジが使える!】
海外の主要空港には国際線利用者向けにラウンジが用意されています。航空会社がフライト乗客に提供しているものでアルコールやおつまみ、シャワー、マッサージチェアーなどが準備されています。
このできれば利用したいラウンジですが、クレジットカードの内容によっては利用できる場合があります。
空港ラウンジの利用するには航空会社の会員・株主であるか、もしくは利用対象になるクレジットカードを持っていれば利用することができます。
ラウンジ利用可能なクレジットカードは年会費が高額なものから、年会費が安く日本の空港ラウンジのみ利用できるものまであります。以下クレジットカードを持っていると利用可能となります。
①・アメリカン・エキスプレス
こちらは年会費12,000円で日本の空港ラウンジ、ホノルル空港のラウンジを利用することができます。またさらに年会費が高いカードを持つと海外などにあるVIPラウンジが使えるプライオリティ・パスが同時に付いてくる特典があります。
プライオリティ・パスといはラウンジ利用会員のようなサービスで年会費99米ドルを払うことで利用でき、年会費を払っている分、優遇も大きいというわけです。
②・MUFGカード
三菱UFJニコスが発行するクレジットカードで、年会費1,905円で発行できるゴールドカードという物があります。こちらは国内にある空港ラウンジ(国際線のみ)とホノルル空港のラウンジを使用することができます。
海外に行くことが多く、出発前にのんびり過ごしたいという人には向いているカードかもしれません。年会費はかかりますが是非検討してみてください
③・楽天カード
楽天カードの中でもプレミアムカードという年会費10,800円のカードがあり、こちらは国内にある空港ラウンジとホノルル空港、仁川空港のラウンジを使うことができます。年会費はかかりますが、普段から楽天で買い物をする人や良く海外に行く人には向いているかもしれません。
その他のカード発行会社でもラウンジが使える特典つきのカードを出しています。もし興味があれば検索してみてくださいね。
クレジットカードは決算の時に使うだけでなく、知ってみるとお得なことや使えるサービスが充実しています。
会員費用がかかれば、その分だけ良いサービスを受けることができ、より安心して旅行を楽しむことができるかと思います。
しかし無料で発行されているカードも良く知れば役立つサービスを展開しています。
海外に行く前に、是非一度クレジットカードを調べ直して、最大限活用した楽しい旅行にしましょう。