マイルの使い方・貯め方・交換方法を徹底解説!知らなきゃ損です!
2・航空券に交換する場合
3・マイルのお得な使い方
4・マイルを使ったお得なツアー
5・JALマイル、航空券以外のおすすめな使い方
6・ANAマイル、航空券以外のお得な使い方
7・ユナイテッド航空とANAマイルの関連性
8・デルタ航空マイルの使い方について
9・まとめ
皆さんは貯まったマイルをどのように使われていますか?
マイルの交換先は航空券だけではありません。航空券以外にもポイントの貯め方や交換の仕方により、お得な得点がたくさんあります。国内線と国際線の違いや、外資系の航空会社だとまた違います。
1・マイルの使い方とは?
飛行機に乗れば、自動的にマイルが貯まるのは皆さんご存知だと思います。貯まったマイルはどうされていますか?貯めたままでは勿体無いかもしれません。
使い方は本当に多種多彩です。知らない内にマイルが貯まっていたり、提携先を予め設定しておけば、旅行以外でもマイルを貯めることができます。
マイルの主な使い方としては2つ。航空券に交換するか、航空券以外に交換するかです。クレジットカードでショッピングするとポイントが貯まります。
貯まったポイントをマイルに移行することで、更にマイルを増やすことも可能です。契約者の収入やニーズに合ったクレジットカードを契約することで、お得な特典を受けることができます。
2・航空券に交換する場合
▼【ANA航空券の場合/国内線】
ANAマイレージクラブにて国内線特典航空券と交換可能です。必要最低マイル数は(片道)5,000マイルです。
有効期限は90日間です。特典を利用できるのは、会員ご本人様、配偶者、同性パートナー、それから2親等以内のご家族までとされています。
ご本人様以外の方がご利用になる場合は、【特典利用者登録】を予め行う必要があります。
以下のリンクはマイルの登録方法と積算の仕方、貯まったマイルを実際の航空券に変換するまでの流れが記載されてあります。
一番の注意点は、空港カウンターでは航空券に変えることはできません。最低でも搭乗予定日の4日前までに登録しておかねばなりませんので、ご注意下さい。
▼【ANA航空券の場合/国際線】
国内線と異なるのは、最低マイル数です。往復12,000マイルより利用可能となっております。及び、有効期限は発行から1年間です。
シーズンこと、目的地、シートクラスに運賃が異なりますので、事前に計算しておく必要があります。乗り継ぎがある場合と無い場合のチェックもお忘れなく行ってください。
JALに比べて国際線の運航本数が少ないことと、ANAの利用者数増加に伴い、国際線特典航空券は取り辛くなっている状況のようです。繰り返しますが、事前に利用可能条件とご自分のマイルの有効期限等を合わせて確認されることをおすすめ致します。
今まで貯めていたマイルが失効してしまうのは、本当に切ないです。期限はだいたい3年なので大丈夫と考えていると、いつの間にかギリギリになってしまうなんてこともあり得ますから…
▼【JAL航空券の場合/国内線】
JALマイレージバンクより特典航空券へ変更可能です。最低必要マイル数は(片道)7,000マイルよりとなっています。
ご利用可能なのは、ご本人様、配偶者、2親等以内のご家族及びに義兄弟姉妹の配偶者とされています。ご本人様以外のご家族の方が、特典航空券を利用したい場合は、やはり事前登録が必要です。
▼【JAL航空券の場合/国際線】
JAL国際線マイレージの特典航空券は、片道7,500マイルより・往復15,000マイルより利用可能です。他社とのコードシェア便では利用できません。
マイルを使用して登場する場合には、通常とは違い制限が入ることがあります。特にアメリカへ行かれる場合は、日本からの直行便でのマイル使用はできませんのでご注意ください。
ANAと比べて、国際線の運航が充実している為、国際線特典航空券は比較的取りやすいようです。故に、人気が高いので計画は余裕を持って立てた方がいいですね。
米国の法令により、米国航空会社が運航する国際線を一度も利用せずに、日本を経由する旅程にて米国から米国(ともにハワイ・グアムを含む)へのご利用はできません。
詳細については、新しいウインドウで開きます国際線予約・お問い合わせへご確認ください。米国当局から経由とみなされる旅程を含む。
3・マイルのお得な使い方
▼【JALのお得は、ディスカウントマイルとJALカード割引】
ディスカウントマイルをご存知ですか?対象期間に搭乗しますと、通常よりも少ないマイル数で特典航空券と引き換えできるマイルです。
例えば、東京⇔札幌間の往復マイルですと通常は15,000マイルですが、12,000マイルまでディスカウントされます。
JALには更なる特典があります。JALカードの会員はディスカウントマイルより更に500マイル割引が適用され、羽田⇔札幌間は最大11,500マイルまで割引されることとなります。
注意していただきたいのは、電話とモバイルサイトからの申込は割引対象外なので、必ずHPより登録するようにしてください。
▼【ANAのお得は、いっしょにマイル割】
ANAのお得な特典航空券は、家族みんなで割引が適用される「いっしょにスマイル割」です。
例えば、家族4人で沖縄旅行に行くとします。お父さん、お母さん、小学生のお子様2人としましょう。会員ご本人様(お父さん)は、国内線であればどの区間でも10,000マイルで搭乗可能です。(状況に応じて変化する場合もあります。)
家族3人までは羽田⇔沖縄間を往復26,000円です。合計で78,000円になります。 比較する為にパッケージツアーではなく、通常価格の往復航空券4人分で計算しますと…
・大人往復、91,600円×2名=183,200円
・子供往復、47,400円×2名=94,800円(スカイメイト料金)
合計しますと、278,000円となりますので、いっしょにマイル割に入っておかないと往復の航空券だけで旅費を使い切ってしまうような勢いですね。これは使わない手はありません!
4・マイルを使ったお得なツアー
▼【JALダイナミックパッケージ】
JALのマイレージ交換、ツアーと航空券どちらがお得なのでしょうか?マイルが8万位たまったのですが、今年11月で一部が失効してしまいます。
そこで、夏休みに夫婦2人で海外にでも・・・と考えてるところなのですが、航空券に換えた方が良いのか、JALツアーで行った方が良いのか迷っています。
使うのは今回が初めてなので、どうも漠然としていて要領が良く分かりません。
航空券(+ホテル個人手配)となると、行ける地域が限られてしまいます。
(言葉(英語)が通じて、個人で動いても治安が割りと良い所など)それか、添乗員付きのJALツアーを見てみたら、他のツアー会社と違ってかなり高めの設定なんです。(トルコ8日間で、1人8万位高めでした)
高くても、JALツアーでマイルを消化した方が良いのか、行けるところに航空券を使って行った方が良いのか、それとも、いっそ全く別のポイント(あればdocomoとか?)に交換して、他のツアーで行った方が結果的に得なのかな~と…
海外のホテルの予約を自分で取ったことはありません。(難しそうなら諦めます)
円安だし、ユーロも高いし、本当はもう少しお得な時期に海外に行きたかったのですが、有効期限が無い他の航空会社が羨ましいです!何か良い知恵がございましたら、宜しくお願いします。
マイルを利用して、ご旅行の計画を立てられているようです。質問した時期から数えて半年後にマイルの一部が失効してしまいますので、少し焦っておられるご様子ですね。
JALのマイル有効期限は【搭乗日の36カ月後の月末まで】とされています。
質問者はJALツアーのお値段が高いと気にされています。確かに、マイルを使用するにしても、少しでもお得に旅行したいものですよね。
特に海外の場合は、その時の為替のレートにより金額が変動しますので、そちらも気掛かりなところではあります。マイルでツアーを予約する場合は、マイルをクーポンに変更する手続きが必要です。
差額は現金でも支払可能のようです。安いツアーにして、有効期限切れ間近なマイルをホテルディナーにするのもお得感はありますよね。使い方はお好みで選ぶことができるということです。
但し、JALツアーを利用した場合と、JAL航空券で他旅行代理店ツアーでは、マイルの積算率が異なる場合もありますので、質問者のように高いと敬遠するのは…もしかしたら損しているかもしれません。
▼【ANAはWEB限定ツアーとマイレージクラブ限定海外ツアー】
ANAの国内線には、WEB限定ツアーがあります。筆者もこちらのツアーを利用することがあります。とてもお得な価格です。
オプションとしてレンタカーを付けることもできて、便利なのにリーズナブルです。
旅行先によっては、公共の交通機関よりレンタカーを利用した方が、色々な観光地へのアクセスが便利な場合があります。
国際線では、マイレージクラブ限定の海外ツアーがお得です!1マイルからANASKYコインに交換できて、10円単位から使用可能となっております。
5・JALマイル、航空券以外のおすすめな使い方
▼【1,000マイルで交換可能】
1,000マイルを使って、航空券以外の物と交換する場合ですが、特に該当する商品は無いらしいので、旅費を少しでも抑えたいのであればマイルを使用してもいいかもしれませんね。
マイルを使う前にJMB(JALマイレージバンク)に会員登録しておかなければいけません。会員の特典は、まだANAよりお得感があるような感じがします。
また会員になりますと、お得なキャンペーンにも参加できるようになります。マイルは、ショッピングで言うポイントと同じような物です。
マイルを貯めるのであれば、JALかANAかをその都度選んで乗るよりかは、当たり前ですがいつも同じ航空会社を選んでおいた方が、マイルは貯まりやすくなりますね。
▼【5,000マイルで交換可能】
5,000マイルで交換可能なのが、ディスカウントマイルキャンペーンの特典航空券です。通常よりも10,000マイルもお得に航空券と交換できるようです。キャンペーンなので、シーズンごとに変更があるかとは思います。
写真はタイのプーケットです。南国で飲むトロピカルドリンク!とても美味しそうに見えます。アジアなら近いですし、そこまで時差も激しく無いですし楽しめるのではないでしょうか。
マイルの有効期限が切れそうなので、海外へ行ってきます!と言うと、少しカッコイイ感じもします。
▼【マイルをポイントとクーポンへ交換】
JALマイルの交換先は、3つです。
・e-JALポイント
・JAL利用クーポン
・WAONポイント
e-JALポイントは、JALの航空券やツアーでしか利用できません。JAL利用クーポンは、航空券やツアー以外に、機内販売やJALグループ系列のホテルでの支払い、免税店、空港からのタクシー代等でも利用可能です。
もうひとつお得なのが、Pontaカードとの提携です。ローソンでお買い物される方は、結構お持ちなのではないでしょうか。
Pontaポイントをマイルに移行できるのは、無駄がないですよね。今やポイントの付かないお買い物をする方がめずらしいのかもしれません。
6・ANAマイル、航空券以外のお得な使い方
▼【コラボや限定商品がカッコイイ】
ANAにはコードシェア便があります。マイルの積算としては加算されないケースもあります。
例えば、羽田⇔北九州間をANAマイレージ会員がコードシェア便で予約・搭乗した場合、スターフライヤーの飛行機に乗っていてもANAのマイルが加算されるそうです。
逆に、スターフライヤーのHPより予約した場合は、まだシステムが対応していない為マイルは加算されません。
マイル積算の仕方は常に同じとも限りませんので、その都度積算システムをご覧いただいた方が間違えはないと思います。また、コードシェア便では通常のANA便とマイル積算率が異なります。
上の写真は、タリーズとスターフライヤーのコラボ商品です。ANAやANAコードシェア便をよく利用しますが、空港限定や機内販売限定商品が素敵だと思います。
▼【マイル交換先が多様化している】
ANAマイルはJALよりも特典は少ないように見えましたが、交換先は実はJALよりも多いです。
特に電子マネーに対応していますので、日頃から電子マネーを使われている方には、非常に便利だと思われます。
【ANAマイル交換先】
・ANAスカイコイン
・ANAご利用券
【対応している電子マネー】
・Edy
・Suica
・楽天スーパーポイント
・T-ポイント等々
ANAスカイコインとANA利用券は、ANAツアーや系列のお店での使用が限定されていますが、電子マネーは色々なところで使えるので、とても便利な提携先だと思います。
その他にETCも付帯できますので、旅行先でレンタカーを使うと高速道路の運転がスムーズにできます。
7・ユナイテッド航空とANAマイルの関連性
▼【スターアライアンス加盟社同志】
飛行機を利用する際に「スターアライアンス」って耳にしませんでしたか?スターアライアンスとは、世界規模の航空会社のネットワークになります。
世界トップクラスの航空会社しか加盟することができません。ANAは加盟航空会社のひとつです。同じくユナイテッド航空も加盟しています。
例えば、シンガポールからニューヨークへ行きたい日本人の方がいらっしゃるとしましょう。以前は直行便がありましたが、現在は廃止されているそうです。
長時間過ぎるフライトなので、乗客にも負担が掛かるし、運行する航空会社も大きな負担だったのようです。なので、乗り継ぎをしないと目的地にたどり着けないわけです。
【シンガポール→羽田→ニューヨークの場合】
・シンガポール⇔羽田…シンガポール航空
・羽田⇔ニューヨーク…ユナイテッド航空
航空会社を2社使っていますが、スターアライアンスに加盟している航空会社を利用したので、ANAマイルに積算させるシステムになっています。海外へのフライトは飛行距離が長いので、嬉しい特典ですよね!
▼【国内での使い道】
ユナイテッド航空とANAは、スターアライアンス加盟航空会社なこともあり、日本国内でもユナイテッド航空のマイルを使用することが可能となっています。
JALとは提携しておりませんので、使用することはできません。但し、マイレージ専用のクレジットカードが必要となっています。
ですので、ANAのマイレージ会員の方がアメリカに行かれる場合には、直行便でなくてもマイルが積算させるということとなります。
ご自分にとって利用価値の高い航空会社を選択することで、マイルが貯まりやすくなるシステムになっています。
利用した後に提携先が違っていた!と思っても、マイルには、事後登録ができますので、搭乗後半年は可能のようです。筆者も安心しました。
8・デルタ航空マイルの使い方について
▼【スカイマイルのメリット】
デルタ航空は、【スカイチーム】という航空連合に加入しています。デルタ航空のマイルは【スカイマイル】と言います。
そこにはJALも加盟していますので、提携会社同志でマイルの積算が可能となっています。
滅多にアメリカに行かないし、マイルを貯めて何か得することはあるのか?と不思議な方もいらっしゃるかもしれません。
デルタ航空のマイルには期限がありません。なので、デルタ航空と提携しているカードを使い、JALのマイルを移行すれば積算させます。
JAL以外でもスカイチーム加盟の20社の航空会社のマイルも積算可能です。その中にはLCCのジェットスターも加盟してますので、こちらも乗る度にマイル移行できます。
もうひとつ魅力的なのが、スカイマイルの特典航空券は利用者が親族等で限定されていないところです。友人や恋人に飛行機のチケットをプレゼントしたら、素敵だと思いませんか?
▼【JTBとの提携について】
アメリカは日本から遠い国です。マイルを積算しておかないと勿体無いと思います。滅多にアメリカに行かなくても、一度行ったアメリカでのマイルをJTBのツアーで利用できるなら、結構お得だと思いませんか?
写真のパンフレットにも書かれていますが、JTBのツアーだと空港専用ラウンジが使えたりします。
今は、色々な会社間の提携がありますね。旅行先でのちょっとした配慮等は、旅の想い出として記憶されます。
頻繁に旅行する人でも、旅先での出来事は日常生活とは別の感覚になります。滅多に旅行しない方なら尚更、一生の思い出になるかもしれません。
クーポン券は日常生活に溶け込んでいますが、旅行もクーポンで行けるとなるとお得感は大きいです。但し、利用時に一定の条件がありますので、確認されてから交換するように注意してください。
▼【提携ホテルでもマイルが貯まる】
世界最大航空会社の特典はまだ終わりません。提携しているホテルに宿泊すれば、マイルが加算されます。
提携先は、世界の名だたる一流ホテルばかりです。おもてなしの心は、日本だけではないのではないでしょうか?
筆者は、まだアメリカに行ったことはありません。提携先等を調べると楽しくて、アメリカへの憧れは増しました。
9・まとめ
いかがでしたか?マイルは飛行機の搭乗だけでなく、ポイントや電子マネーやクーポン券にも変換できる便利なものであることが分かりました。
提携先を考えて航空会社も選ぶとマイルも貯まりやすくなります。もし提携先が違っても、事後登録もできるので心配もありません。
アメリカの航空会社のマイルが日本国内でも使えるのは、大変お得だと感心しました。
海外旅行や留学、ビジネスでも、グローバル化が進んでおりますので、素晴らしい試みだと思います。海外に行かれる機会の多い方には嬉しい特典ですよね。
特徴としては、アメリカは電子マネーよりクレジットカードを使う習慣が日常化してますので、電子マネーとの提携はあまり便利ではないようです。