クレジットカード繰り上げ返済の注意点|振込先の口座は毎回変わるって本当?
クレジットカードには
あらかじめ利用限度額が決められています。
毎月の締め日までに
設定された利用限度額に達してしまうと
それ以降は
クレジットカードが利用できなくなります。
同じクレジットカードを
引き続き利用したいと思った場合
利用限度額を増額する以外に
「繰り上げ返済」をするという方法があります。
クレジットカードの繰り上げ返済をするには
どうしたら良いのでしょうか?
1.リボ払いをしている場合
クレジットカードの決済方法には、「リボルビング払い(リボ払い)」という支払い方法があります。
リボ払いは毎月の返済額を自分で決められるというメリットがありますが、元金はもちろん、毎日の利息に対しても利息が付いてしまいます。(リボ払いは複利計算になります。)
元本になる金額が大きいほど支払う利息も大きくなるので、繰り上げ返済が出来るならば早急に返済するようにしましょう。
リボ払いの繰り上げ返済の方法は、以下の通りです。
▼【「ATM」で返済する】
ATM機にクレジットカードを挿入すると、画面に「返済」という項目が出てきます。
入金可能金額が表示されるので、その範囲内で金額を入金しましょう。
特にカード会社に連絡をすることもないのですが、クレジットカードの他に暗証番号が必要です。
クレジットカードの暗証番号を忘れている人も多いので、必ず事前に確認しておきましょう。カード会社によっては返済を希望している月間中に手続きができない期間がありますので注意して下さい。
▼【「振込」で返済する】
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合、振込で返済することができます。
まず、コールセンターに電話をして、繰り上げ返済の事前予約を行いましょう。
次に指定された口座に振り込みをすれば繰上げ返済は完了です。
クレジットカードをリボ払いに設定している場合、繰り上げ返済の効果は絶大です。余裕がある時には繰上げ返済することを忘れないようにしましょう!
2.リボ払い以外の場合
クレジットカードの利用限度額の幅を広げたくて、支払いを早めたいという人もいます。その場合、カード会社に連絡してから振り込むという方法があります。
連絡をせずにただ自分の引き落とし口座に入金をしても、クレジットカードの返済に関しては何のアクションも起きません。
多くのカード会社は、繰り上げ返済専用の口座が開設されているので、その口座へ入金をすることで繰り上げ返済の手続きを取ってくれます。
どうやって振込で繰り上げ返済をするかというと、その方法は簡単です。カード会社に連絡をして「繰り上げ返済」したいことを伝えましょう。
これだけで、振込をするための口座番号と振り込みのタイミング(指定された日時)を教えて貰えます。指定された口座番号などを忘れたり、間違えたりしないようにメモを用意しておきましょう!
ここで大きな注意点として、この時に指定される繰り上げ返済専用の振込口座番号は、問い合わせのたびに違うことが多くあります。
そう行った理由もあるので、インターネット上で繰り上げ返済のための口座番号を調べることは出来ません。
(トラブル防止のためにも、必ず!繰り上げ返済をすることを連絡して、口座番号を指定されてから手続きするようにしましょう。)
3.繰り上げ返済をするメリットとは?
ほとんどの人は、利用限度額に余裕を持たせる為に繰り上げ返済をしますが、その他にもメリットがあります。
それは、狙ったクレジットカードのポイントが貯めることが出来るからです♪
クレジットカードは利用する度にポイントが付与されます。しかし利用限度額に達してしまうと、クレジットカードが使えなくなってしまい、引き落とし日まで現金や電子マネーで支払わなければなりません。
そうなると、ショッピングの際に付与されるポイントを逃してしまうことになり損をしますよね?
電子マネーではポイントが貯まることもありますが、1枚のクレジットカードにポイントを集中させたい場合、限度額に余裕を残しておいた方が良いと言えます。
▼【今までよりも審査に通りやすくなる?】
繰り上げ返済をすることで、支払い能力があることが証明されます。
これにより現在のクレジットカードの限度額を増やしたり、新しいカードを作る時の審査に通りやすくなるんです。
クレジットカードにはゴールドカードなど、身分証明にもなるようなステータスランクが設定されています。上位ランクの審査に受かれば利用上限額もグンと上がります。
4.まとめ
クレジットカードの繰り上げ返済は、無理がなければメリットが多いので絶対におすすめです!
なるべく未払い残高を残しておかずに、余裕がある時に支払いを済ませてしまいましょう♪