フレッツの解約方法!東日本と西日本でお得に解約する方法が違う理由は?
2.NTTに電話してフレッツの解約申請
3.撤去工事と解約キットを送り返せば完了
4.気になる解約金は?
5.NTT東日本の解約金(違約金)
6.NTT西日本の解約金(違約金)
7.NTTの解約金を0円にする方法
8.まとめ
最近は沢山のプロバイダが登場しているので、契約中の「フレッツ」を解約したい人もいるかと思います。
ただし、解約の手順やタイミングを間違えると、大きく損する場合もあります。
「フレッツの正しい解約方法・手順」について細かくチェックしておきましょう!
1.フレッツを止めたければ先にプロバイダの解約!
フレッツを利用している人は例外なく「NTT」と「プロバイダ」の2つで契約を結んでいます。
その為、フレッツを解約する場合は「NTT」と「プロバイダ」の両方に連絡して、それぞれ解約の申請をする必要がありますが、必ず「プロバイダ」から先に解約してください!
その理由は、プロバイダの中にはWEB上でしか解約手続きができない場合があるので、先にNTTを解約するとオンラインで手続きができなくなる恐れがあるからです。
プロバイダの解約申請を忘れるとインターネットを使っていないのに、月々1,000円程度の金額がかかることがあるので、必ず解約の順番を意識するようにしましょう!
また、解約後もプロバイダのメールアドレスを利用したい場合、「最低契約料金」が必要なのか?「無料契約」で使えるのかを調べましょう。
例えば「OCN」の場合、バリュープランでメールアドレスが使えますが、Yahoo!BBだとメールアドレスを残せないなど、プロバイダによって異なります。
ちなみに、利用中のプロバイダが分からない場合、NTTに問い合わせれば調べることが出来ます。
現在使っているプロバイダが判明したら、公式サイトにアクセスして解約ページから手続きをしましょう。
2.NTTに電話してフレッツの解約申請
プロバイダの解約申請が無事に完了したら、いよいよNTTに電話してフレッツを解約しましょう。
フレッツの解約は、初めにフリーダイヤル「0120-116-116」に連絡をすることになります。
ガイダンスが流れるので、指示に従ってフレッツの解約窓口から申請を行います。受付時間は「午前9時〜午後5時」まで、年末年始を除いて年中無休なので、土日祝日でも解約の申し込みが可能です!
解約時の注意点としては、電話回線が混雑しているとオペレーターに繋がるまでに時間がかかるので、時間に余裕があるときにかけてください。保留中はスピーカーにして待機しておくと他の用事をしながら待つことができますね。
また、電話でフレッツを解約する際は「お客様番号」か、もしくは申込時に登録した「電話番号」が必要になりますので、準備しておきましょう。「お客様番号」は請求書に記載されているのでチェックしてください!
フレッツを解約すると、その日からインターネットが使えなくなるので、ネットが利用できなくても問題ない日を選んで手続きを進める必要があります。
料金に関しては解約月のみ日割で計算されるので、いつ解約をしても損得はありません。
3.撤去工事と解約キットを送り返せば完了
NTTへのフレッツ解約申請が終われば、ほとんど解約の手続きは完了ですが、最後に撤去工事が必要になる場合があります。
その場合、NTTへ解約手続きをした時の指示に従ってください。
もしも、工事が必要ならば電話をした時に日時を決める必要があるので、そのつもりで計画を進めましょう。
工事が不要な場合には「解約キット」と呼ばれる箱が自宅に郵送されるので、その「解約キット」が届いたら返却するモデム機器などを箱に詰めて、指定された場所に送り返せば全ての解約手続きは完了します。
4.気になる解約金は?
解約をする際に気になるのが「解約金(違約金)」ですが、NTTとプロバイダの2つで手続きを行う訳ですから、当然それぞれに支払いが発生します。
そもそもフレッツを使い始めた場合、違約金や最低利用期間などの取り決めはありませんが、それでも契約時のNTTやプロバイダの各種割引キャンペーンによって解約金が発生することがあります。
その為、契約者によって解約時の支払金額は異なりますが、その中でも利用者の多くの方が加盟していると思われるキャンペーンがあるので、チェックしておきましょう。
5.NTT東日本の解約金(違約金)
まず、NTTと一言でいっても「東日本」と「西日本」でキャンペーンや解約金(違約金)の条件は違います。
例えばNTT東日本の場合なら「にねん割」と「初期工事費割引」のキャンペーンに加盟していると支払いが発生します。
「にねん割」はフレッツを2年間の継続利用を条件にしれ「戸建てタイプ」なら月々700円、「マンションタイプ」なら月々1,000円が割引されるものです。
その為、契約更新月以外で解約すると戸建てタイプなら「9,500円」、マンションタイプなら「1,500円」の支払いが必要です。
「初期工事費割引」は本来初期工事にかかる費用18,000円が、初回3,000円でその後は月々500円の30回払いでOKというキャンペーンです。
仮に30回払いが完了する前にフレッツを解約するとなると、初期工事費の残額を一括で支払うことになります。
6.NTT西日本の解約金(違約金)
NTT西日本の場合は「どーんと割&光もっともっと割」と「初期工事費割引」のキャンペーンに加盟していると解約金が発生します。
「どーんと割&光もっともっと割」は2年間月々1,790円と低価格で使えて、さらに2年経過後から8年目までは戸建てで毎年100円、マンションなら毎年50円ずつ月額料金を割引するといったサービスです。
「どーんと割&光もっともっと割」は契約期間が自動更新されるので、更新月に解約しなければ解約金の支払いが生じてしまいます。
中には1万円から3万円も請求されることがあるので注意してください。
「初期工事費用割引」は東日本とは少し異なり、2年の利用を条件に新規申し込みをした場合、初期工事費が無料になるというもので、利用開始から2年以内の解約だと支払いが発生します。
利用開始月を1ヶ月目として15か月以内に解約した場合なら、戸建てタイプで「19,000円〜20,000円」、マンションタイプなら「5,500円〜20,000円」の支払いが必要になります。
もしも、「16ヶ月目〜24ヶ月以内」に解約した場合は戸建てタイプなら10,000円の請求があり、マンションタイプであれば3,000円、または10,000円の請求があります。
7.NTTの解約金を0円にする方法
NTTでは契約時のキャンペーン利用によって解約金が発生する可能性があります。
その為、最初からキャンペーンを利用しなければ支払いが発生することもないですが、せっかく安くなるのならキャンペーンを利用しないのはもったいないですよね・・。
そこで、キャンペーンを利用した上で解約時の支払いを0円にする方法をお伝えします!
まずは、解約金のかからない契約更新月を予め調べておきましょう。
契約更新月が分からない場合はNTTに問い合わせて必ず把握してください。「Googleカレンダー」やスマートフォンの「カレンダー通知」を設定しておけば忘れる心配がありませんね!
例えばNTT東日本の「にねん割」なら、2年毎の更新なので利用開始月から25か月目と49か月目であれば解約しても支払いが発生することはありません。
続いて引っ越しをする場合なら、移住先でもフレッツを使えば移転手続きによって解約金及び初期工事費の発生はありません。
ただし、その場合はNTTに加えてプロバイダにも連絡する必要があります。また、NTT東日本の場合は移転工事費用が7,500円から9,000円必要となるので、この方法が使えるのは「NTT西日本」だけです。
NTT西日本なら無料で移転工事を行ってくれます。
NTT東日本・西日本の提供エリアから海外に引っ越す場合には、必要な書類を用意してFAXで送ると「にねん割」の違約金を支払うことなく解約手続きが進められます。ただし、初期工事費の残額分は一括での支払いが必要です。
さらに、NTT西日本から海外へ。もしくはNTT東日本の提供エリアへ引っ越しする場合、利用期間が6ヶ月を超えていれば「どーんと割 & 光もっともっと割」と「初期工事費用割引」の違約金の支払い義務がなくなります。
その理由はNTT東日本・西日本は海外、それぞれの提供エリアではサービスが使えないからです。
8.まとめ
フレッツを解約するにはNTTとプロバイダの両方に連絡をする必要がありますが、先にプロバイダから解約申請をした方が良いと言えます。
そして、NTTの解約はタイミングを間違えると解約金や違約金が発生するので、解約の時期を考えてタイミングを合わせるようにしたいですね!