解約と解除?Nifty SIMとNifMoの解約・解除方法の違いと注意点をチェックしよう!
2.解約手続きと予定日の確認方法
3.利用料金は日割りになる?
4.MNPの転出方法
5.違約金がかかってしまう場合
6.未使用の割引額はどうなる?
7.SIMカードの返却方法
8.親ID会員が解約した場合、子ID会員は?
9.そもそも解約と解除の違いは?
10.解約した後も料金が請求される場合
11.まとめ
ニフティ株式会社は、「インターネットサービスプロバイダ」を主力としている電気通信事業者です。
「niftyメール」や「ココログ」などのブログサービスでご存知の方も多いですよね!
ニフティでは「nifty光」といった光回線のサービスや、「NifMo(ニフモ)」といった格安SIM事業も行なっています。
ここでは「Nifty SIMの解約方法」と「解約時の注意点」を詳しくご紹介します!
1.nifty SIM解約までの流れ
まずは、NifMoの契約を解除するまでの流れをチェックしておきましょう!
NifMoの契約解除は手続きをしてから約11日後に完了します。
「シェアプラン」の場合は、申請日の翌日から10営業日後の日付が属する月の最終営業日が解除日となります。
これって少し分かりづらいですよね・・。
要するに次の月にまたがる月額料金がかかる場合があるので、どのタイミングで契約解除手続きを行うかの見極めがとても大切になります。
利用者側からは、契約解除日を指定することができないので注意が必要です!
失敗しないためにも「NifMoの契約解除」までの流れについて考えてみましょう。
①・NifMo契約解除までのスケジュールを立てる。
②・MNP転出をするかどうか決める。
③・契約解除前の最終確認をする。
④・契約解除手続きを申請する。
⑤・SIMカードの返却
契約解除前に注意点を最終確認すること、SIMカードの返却については、初めて解約する方にとっては少し理解が難しいポイントです。
NifMoの解約をする時には、絶対に損をしないように事前に知識を持っておいた方が安全だと言えます。
2.解約手続きと解約予定日の確認方法
NifMoのサイト上に、「NifMo解除」の項目があるので、その項目を選択することでログイン画面に進むことができます。
ログイン画面でIDとパスワードを入力すると、サービス解除に関する同意事項が表示されます。
「同意する」をクリックすると、「サービス解除予定日」の項目が表示されるので、そこで契約解除日を確認することができます。
この時点ではまだ正式な契約解除にはなっていないので、キリの良くないタイミングの解除日になっていれば、解除を取り止めることができます。
「サービス解除予定日」に納得した上で解約を進める場合は、そのまま右下の「サービスを解除する」を選択すると、その時点で解約申請成立となります。
3.月の途中で解約したら、利用料金は日割りになる?
SIM会社によって、解約時の日割り計算に対するサービスはまちまちです。「NifMo」の場合、利用料金の解約時の日割り計算は残念ながらされません。
例えば月の中旬以降に解約の手続きを行った場合、曜日合わせによっては解除予定日が月をまたいでしまう時があります。
1日でも予定日が翌月になってしまった時は、解除月の月額費用がまるまる全額請求となります。
したがって解約手続きに進む画面では、必ず解除予定日の日付を確認してから、完了ボタンを押すように注意しましょう。
4.MNPの転出方法
最近では携帯電話の乗り換え時に「MNP転出」を利用することが当たり前のサービスになってきましたね。
「MNP転出」は電話番号を変えたくない人にとってはとても便利なシステムです。
MNP転出を決めている人は、NifMoを解約する手続きの前に必ずMNP転出の手続きの方を先に行ってください。
他社でのMNP転出手続きが完了したことを確認した時点で、niftyの契約は自動的に解除となります。
「MNP予約番号」は、「NifMo利用状況照会」で取得することができます。予約番号発行手続きの約2日後に「MNP予約番号」を取得することができるので、乗り換え先の会社との転入手続きを行なってください。
「MNP予約番号」には有効期限があります。発行から15日を過ぎてしまうと「MNP予約番号」が無効になってしまうので注意が必要です。
NifMoの「MNP転出」にかかる手数料は3000円(税抜)です。
また音声通話対応SIMカードを契約の場合、利用開始の翌月から6ヶ月以内に契約を解除すると、「音声契約解除手数料」の8000円(税抜)を請求されてしまうので、こちらも合わせて覚えておきましょう!
5.違約金がかかってしまう場合
NifMoの解約で違約金がかかってしまうのは、「音声通話対応SIMカード」を契約している場合のみ注意が必要です。
それ以外の契約状況の場合、もしくは音声通話対応SIMカードであっても7ヶ月以上過ぎている場合は違約金がかかることは一切ありません。
6.解約した後に残った未使用の割引額はどうなる?
「NifMoバリュープログラム」などでお得にNifMoを活用していた場合、未使用分のサービスが残ってしまう場合があります。
この場合IDを解約してしまった後では、全ての権利が消滅してしまいます。
ただしNifMoの解除のみを行い、niftyIDの契約を継続することもできるので、その後の利用状況を考慮した上で判断した方が良いでしょう。
ちなみにIDを残した場合、余った割引額はそのまま残すことができます。
7.SIMカードの返却方法
NifMoのSIMカード返却は郵便ポストから郵送で行うことができます。
SIMカード返却方法は、便箋やコピー用紙に「SIMカード」を貼り付けて、封筒に入れて切手を貼って発送するだけです。
返却するSIMカードの紛失がないように、しっかりテープで貼り付けて、カードの部分が内側になるように便箋を折るようにしましょう!
▼【SIMカードの返却先は?】
〒270ー2214
千葉県松戸市松飛台336ー17
グッドマン松戸内3階
ヤマトロジスティクス(株)内
NifMo SIMカード返却センター
となっています。万が一、SIMカードを紛失してしまった場合は、その旨をサポートセンターに報告しましょう。
特に大きなペナルティはありませんが、見つかった時点ですぐに返却するようにしましょう。
8.親ID会員が解約した場合、子ID会員はどうなる?
通常であればそのまま子ID会員も解約となりますが、「子ID会員独立申請」を行うことによって、子ID会員だけ継続して利用することが可能です。
手続きはインターネット上で行うことができます。
ただしID会員が未成年の場合は、独立して契約することができません。また支払い方法も「クレジットカード払いのみ」となっているので、気をつけるようにしましょう。
9.そもそも解約と解除の違いは?
文章中でも何度か「解約」と「解除」の言葉が出てきたので紛らわしかったと思います。
「解除」とは、光ファイバーや接続コースなど、一部のコンテンツのみを停止する手続きのことです。
「解約」は、全てのサービスやコンテンツを完全に停止する手続きです。
使っていくうちに状況が変わったり、持て余しているサービスなどが出てくることがあります。
そのような時不要なサービスを解除することで、そのサービス分の料金を止めることができるので経済的です。
他社に完全に乗り換える時などは、IDそのものを解約することで全てのサービスを停止し、niftyにかかる一切の料金の発生をストップすることができます。
つまり解除中はniftyとの契約は継続中であり、解約は契約終了を意味します。
ちなみに他のサービスを全て解除して、niftyのメールアドレスだけ残すことも可能です。
他社プロバイダを利用しながらメールアドレスだけ使用したい場合は、月額250円のダイヤルアッププランで格安に利用することができます。
10.解約した後も料金が請求される場合
可能性として考えられることは、「月遅れ請求」が発生していることです。
「月遅れ請求」とは、契約しているサービスによって月をまたいで前月分の請求がなされることです。「お客様情報一覧」からログインし、「ご利用料金」から確認したい月を選択し「明細表示」をクリックすると、詳細を確認することができます。
もう一つの可能性としては、「nifty IDの解約手続き」が行われていない場合です。
NifMoの解除手続きだけでは、取得したIDは自動的に継続され、月額250円の請求が続いてしまいます。
その他にもコースごとに解約手続きを行った場合、解約されていないサービスにおいて全く利用がなくても、基本料金が発生することがあるので注意が必要です。
11.まとめ
Nifty SIMの解約方法や解除との違い、注意点などをご紹介しました!
niftyは比較的退会に対しては、フォーム画面に進みやすくなっていて良心的かと思います。
ただし「解約」と「解除」が混同しやすく、全ての契約を解約したつもりでも、気がつかない間に継続されているサービスがあったりと多少分かりづらい部分もあるので、しっかり確認をしながら解約手続きすることをお勧めします!