イオン銀行カードローンは毎月7日が返済日!簡単な返済システムを解説します!
イオン銀行カードローンは、どんな方法で返済出来るのでしょうか?
返済方法については、トラブル防止のためにも確実に把握しておくことが大切です!
イオン銀行カードローンの「7日」が重要な理由、ちょっと分かりにくい返済方式を詳しく解説します♪
1.イオン銀行カードローンの返済について
「イオン銀行カードローン」を利用するということは、信用によってお金を借りることです。
1度でも返済が遅れてしまった場合。「信用」を裏切る行為として、今後の銀行とのお付き合いや利用条件に大きく響いてきます。
「イオン銀行カードローン」を利用する上で特に注意が必要なポイント、ちょっと複雑な返済方法を詳しく確認しておきましょう!
毎月7日が大切な理由
▼【「毎月7日」は約定返済日!】
イオン銀行カードローンでの「約定返済」とは、イオン銀行の預金口座から、決められた約定返済日に引き落とし返済されることです。
イオン銀行カードローンの約定返済日は「毎月7日」になっています。
この「7日」は、だれにでも同じく返済日として設定されている日付です。たとえ、返済期間に該当する6日に借り入れをした場合であっても、7日には「約定返済額」が必要となります。
この「7日」には注意してください。借入額によって変わったり、人によって違うものではありません。
約定返済には、イオン銀行カードローンの申し込み時に開設した「イオン銀行口座」が利用されます。他の銀行口座を指定することはできません。
さらに、毎月の返済を遅延した場合。遅延した分を返済するまでは追加借入ができません。
7日の返済額は?
7日の約定返済額は、現在借りている金額の「借越残高」によって決定されます。約定返済額は以下の通りになっています。
▼【イオン銀行カードローンの約定返済額は?】
■借越残高|返済額■
- 3,000円~100,000円 の場合、「3,000円」
- 100,000円~400,000円 の場合、「5,000円」
- 400,000円~500,000円 の場合は「10,000円」です。
以上のように、約定返済額は借りている金額から計算されています。借りている金額が多いほど、毎月の返済額が段階的に増えていきます。
借入額が100,000円までの場合。月々の返済額が3,000円という低料金で設定されているので、返済しやすいですね。
必ず毎月7日の23:59までに返済額を返済用口座に入金しておきましょう。
2.返済方式は?
▼【残高スライド方式ってなに?】
イオン銀行カードローンの返済は「残高スライド方式」です。
カードローンの場合には、毎月定額の支払いを行う「リボルビング払い」となるので、わざわざ「リボルビング」とつけていない場合が多いかと思います。
イオン銀行カードローンは「残高スライド元利定額リボルビング方式」なので、「借越残高」により毎月の返済額が決まっています。
「借越残高」が少なくなるほど、返済額が段階的に減っていくのが、「残高スライド方式」です。
毎月の支払額が低く抑えられるのが特徴ですが、元金がなかなか減らず・・。その分だけ長期的に返済を行うことになります。
結果として利息を多く支払うことになるので注意が必要です!
▼【リボルビング方式】
リボルビング払いは、通称「リボ払い」と呼ばれている支払い方法です。
クレジットカードの支払いなどでよく聞くかと思いますが、買い物などで利用できる支払方法の1つです。
例えば、高額商品を購入した場合。毎月の返済額を一定にすることができるので、無理なく返済できる方法です。
イオン銀行カードローンの返済方法である「残高スライド方式」は、このリボルビング払いのひとつです。
▼【元利均等方式と元金均等方式】
「元利均等方式」と「元金均等方式」はローン返済の上で、とても重要な言葉です。住宅ローンの返済額決定の方法として有名ですが、カードローンでも利用されています。
【元利均等方式】
「元利」とは「元金」と「利息」のことです。「元金」と「利息」を合わせた返済額が、常に一定の返済方法です。
イオン銀行カードローンの「残高スライド元利定額リボルビング方式」は、「元利均等方式」を利用した返済方式です。
「メリット」
返済額がいつも一緒なので返済計画が立てやすくわかりやすい。
「デメリット」
返済当初は利息の占める部分が多く、元金がなかなか減らない。
【元金均等方式】
完済まで、元金が一定の返済方式です。元金の返済が進むと当然利息も減っていきます。
「メリット」
返済が進んでいくと利息が減り、毎月の返済額が減っていく。「元利均等方式」に比べ総返済額が少ない。
「デメリット」
3.そのほかの返済方法について
いつでも返せる任意返済
イオン銀行カードローンの「残高スライド方式」。
つまり「残高スライド元利定額リボルビング方式」は、返済額が少なく、最初の頃は元金があまり減らない返済方法です。
そのため、「約定返済」だけを行っていると長期的な返済が必要となりますし、元金と利息を合わせた返済総額が非常に高額となってしまいます。
元金を一刻も早く減らすことが、早期完済には必要不可欠です。
元金を速く返済する方法として有効なのが、「任意返済」です。いつでもお金のある時や好きな時に返済でき、返済額はすべて元金とされます。
「任意返済」の種類をそれぞれ詳しくご紹介します。
任意返済の種類と手数料
【インターネット】
「24時間いつでも無料で返済が可能な方法!」
■インターネットバンキング:イオン銀行ダイレクトを利用した返済方法。申し込み時に開設した普通預金口座からカードローン口座へ振替をして行う。
■モバイルバンキング:イオン銀行のホームページからカードローン口座に振替を行う。
【イオン銀行ATM】
「24時間いつでも手数料が無料」
■イオン銀行ATM:イオン店舗のほか、イオン銀行、ミニストップなど全国5,700台以上に設置。365日いつでも手数料が無料。時間外手数料なし。
【ATM】
「利用手数料・時間外手数料が必要」
■提携金融機関ATM:みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行などで返済可能。
■コンビニATM:ローソンATM、イーネットATM、ゆうちょATMなどで、セブンイレブンを除くほぼ全てのコンビニでATM利用が可能。
【口座振込】
「カードローン口座に振込して返済」
■別の銀行口座:銀行口座からカードローンカードに記載されている口座へ振込して返済
※返済用預金口座ではないことに注意!
いつでも返済可能なインターネットバンキングの利用をおすすめします。
手数料が無料なイオン銀行ATMでも便利ですが、出掛ける手間などがかかるので、自宅にいながら返済できるインターネットバンキングが一番だと思います。
任意返済はできるだけ行っていきたいので、無駄な手間はできるだけ除きたいですよね?
提携金融機関のATMでカードローンを利用する場合、所定のATM利用手数料、時間外手数料が必要になります。
▼【一気に返済!一括返済には借入期間に注意】
「一括返済」は、イオン銀行ATMやその他ATMで返済できますが、インターネットバンキングでの操作がおすすめです。
「一括返済」で返済した額は、元金のみとなっています。利息は返済日までの期間で計算されて、別に利息の返済が必要となるので注意してください!
特にATMなどで返済した場合には、完済したと勘違いして、利息の返済を忘れてしまうことがあるかと思います。
インターネットバンキングを利用すると、元金と利息を合わせた額を返済することができるので、とっても便利です。
毎月の返済とは別に、ATMを利用してカードローンの返済をした場合、元本のみの返済となります。
したがって、ATMで借り入れしている金額の全額を入金した場合でも、返済日までのお利息分を別途毎月の約定返済日までに入金する必要があります。
利息を含めた一括返済を希望する場合。インターネットバンキングで手続きが可能なので、ぜひ利用してみましょう!
4.支払いがされないとどうなる?
返済延滞によるペナルティ
「約定返済日」に返済がされないと「返済延滞」となってしまいます。
1日でも、数時間でも、約定返済日に返済用口座から引き落としができなかった場合。問答無用で「滞納者」となってしまうのです。
返済を遅延すると、「遅延損害金」が発生するので、「約定返済額」と一緒に支払わなくてはなりません。
「遅延損害金」は、元本に14%の手数料をかけて、日割りにした金額です。返済日の次の日から1日ごとに必要になるので、遅延をしてしまった場合はすぐに返済するようにしましょう。
また、返済が行われない場合は、新規の借り入れはできません。
「遅延損害金」を支払うには、返済用口座に「約定返済額」と一緒に入金します。全額入金すると、すぐに毎月の返済は完了となります。
延滞は他に影響するの?
「延滞」すると、新規借入が出来なくなる他にどのような影響があるのでしょうか?
返済がされない場合「日本信用情報機構(JICC)」「指定信用情報機関(CIC)」などへ金融事故情報として記録されます。
カードローン申し込みの時に重要な「審査」では、必ず信用情報が照会されますので、当然。他のカードローンなどでも借りられなくなります。
さらに、信用情報機関に金融事故情報が記載された場合。一定の期間は、返済した後(一般的には5年ほどの期間です。)も記録が残っているので、影響が大きくなります。
1回や2回ほどの「延滞」ではあまりないようですが、返済できないことが続くと借入額は「保証会社」が借り主の代わりにイオン銀行へ返済されます。
これを「代位弁済」といいます。
その後、借り主は「保証会社」へ返済をしていきます。「代位弁済」となると、「保証会社」から一括で返済請求があります。
返済できない場合は債務整理などをすることになるので、任意返済する場合でも無理をしない返済計画が必要です。
5.返済計画をたてる
▼【繰上げ返済の大切さを知ろう】
イオン銀行のカードローンは、毎月の「約定返済」が低いために返済が長期化しやすく、利息の額が多くなる可能性が高くなる特徴があります。
任意で行う「繰り上げ返済」は、非常に大きな意味をもっています。「任意返済」は元金を返済することになるので、借入額によって計算される利息にも直接影響していくのです。
▼【返済シミュレーションでみてみよう!】
それでは、具体的な数字で返済シミュレーションを見ていきましょう。
イオン銀行カードローン「カードローンBIG」で、金利13.8%、借入額10万円とします。月々の「約定返済額」は3,000円です。
もし、「約定返済」のみで返済していくと、掛かる年数は3年7カ月。利息は「26,808円」かかる計算となります。
一方、月々30,000円を「任意返済」していくと、4カ月で完済し、利息総額は「2,593円」で済むことになるんです。
このように、毎月の返済方法が「約定返済」のみだと、とても長く返済が続くことがわかります。同じ金額を借り入れたとしても、その利息の差額は「24,215円」ですからね。
返済にかかる 年数も利息も借入額が多くなればなるほど、長期返済となり利息額が増えていきます。
このことからも、できるだけ「繰り上げ返済」をする方が良いということがわかりますね。
▼【計画をたてることが重要!】
後からくる「約定返済」で大変なことにならないように、「返済計画」はしっかりと立てておきましょう。
イオン銀行カードローンは毎月7日の「約定返済日」がとても大切です。
利息を計算してみると、任意返済を少しでも多くして、一刻も早く完済したいところですが・・。無理をした返済には注意です。
「任意返済」を多く行ったために、大切な「約定返済」でお金が足りなくなってしまう。
6.まとめ
イオン銀行カードローンの返済は、「7日が重要!」という理由がわかりますよね♪
しかし、毎月7日の「約定返済」だけを意識していては、完済までの道のりがとても長く、利息を考えると大変な金額になってしまいます。
イオン銀行カードローンは、毎月の返済額が抑えられている分だけ、借りやすいという利点がありますが、ズルズルと返済を長引かせていくことは避けた方が良いかもしれません。
「約定返済額」を確保して、「任意返済」で繰り上げ返済を行っていくのが良いでしょう。
「忘れてしまった」では済まないのが、イオン銀行カードローンの「約定返済」です。
メインバンクから毎月振込するように設定しておくなど、確実な対応を忘れないようしましょう♪