コンビニ利用でカードローンの返済!銀行5行の特徴を比較しよう!
2.三井住友銀行の返済にコンビニを利用
3.みずほ銀行の返済にコンビニを利用
4.三菱東京UFJ銀行の返済にコンビニを利用
5.りそな銀行の返済にコンビニを利用
6.ろうきんの返済にコンビニを利用
7.まとめ
コンビニを日常的に活用していますか?生活に不可欠な存在となっているコンビニ。コンビニは常に革新的なサービスを提供していますが、銀行との連携も一段と強めています。
コンビニで買い物ついでに銀行ATMを利用する、今では日常的な活用方法になっていますね。ATMで使える各種銀行サービスのうち、コンビニATMからのカードローン返済について解説します。
1.カードローンの返済でコンビニを利用
カードローンを作るとき、利用者が一番気にすることは何でしょう?審査を通過するかどうかには大きな関心がありますよね。
そして審査に通過すると、次の関心はどのようにして借り入れができるか、どのようにして返済するかに移ります。借りる方法について、金融機関もいろいろを考えてくれていますが、返済の方法についても多種多様です。
返済方法には大きく分けて、取引している銀行の普通預金口座から口座振替で引き落とす方法、カードローンを発行している銀行や提携金融機関、提携コンビニのATMから返済する方法、銀行指定の返済口座に直接銀行やコンビニのATMから振込する方法などあります。
特にコンビニは日本中のいたる所にあるので、各金融機関は以前にも増してコンビニ各社との提携を進めています。
今やインターネットバンキングとコンビニATMの利用でほとんど銀行に行く機会もなくなっているのではないかと感じるぐらいです。
その中でも、都市銀行4行と労働組合員・生協組合員に身近なろうきんを取り上げて、カードローン返済に関するコンビニATMについて解説します。
▼【コンビニATMで返済するメリット】
コンビニATMで返済する主なメリットは以下の通りです。
①コンビニは身近なので買い物に行ったついでにATMを利用できる
②提携銀行によっては手数料が掛からない
③口座振替のように引落し口座に預金残高が必要なく、臨機応変にATMから返済できる
④他の返済方法より、随時返済や一括返済に利用しやすい
▼【コンビニATMで返済するデメリット】
反対にコンビニATMで返済するデメリットは以下の通りです。
①提携銀行によって返済ごとに手数料が掛かることがある
②カードローンの発行銀行やカードローンの種類によって使えないATMもある
③提携先銀行が多くなりすぎて自分のカードローンがそのコンビニのATMで利用可能かわかりにくい
④提携銀行やコンビニによってはATMの稼働時間に制限が掛かっていることがある
2.三井住友銀行の返済にコンビニを利用
三井住友銀行カードローンの返済にコンビニATMを利用した場合です。
三井住友銀行のカードローンはローン専用カードで利用するタイプと、普通預金口座にカードローン当座貸越契約をセットしてキャッシュカードで借り入れや返済をするタイプの二種類があります。
ATMで返済する場合、ローン専用カードでは三井住友銀行本支店ATM、コンビニATM、ゆうちょATMが利用できます。一方普通預金キャッシュカードで返済する場合は三井住友銀行本支店ATM、コンビニATMは利用できますが、ゆうちょ銀行ATMでは返済できません。
提携コンビニATMはセブン銀行ATM、ローソンATM、そしてイーネットATM(ファミリーマート等に設置)です。資金に余裕があるときは随時返済も可能ですが、その場合は利息額以上の入金が必要となります。
3.みずほ銀行の返済にコンビニを利用
みずほ銀行カードローンの返済にコンビニATMを利用した場合です。
みずほ銀行のカードローンもローン専用カードで利用するタイプと、普通預金口座にカードローン当座貸越契約をセットしてキャッシュカードで借り入れや返済をするタイプの二つがあります。
ATMで返済する場合、ローン専用カードではみずほ銀行本支店ATM、コンビニATM、ゆうちょATMが利用できます。一方借り入れや振り込みが可能な提携金融機関ATMですが、返済はできません。
普通預金キャッシュカードで返済する場合は、みずほ銀行本支店ATM、コンビニATMは利用できますが、ゆうちょ銀行ATM、提携金融機関ATMでは返済できません。
提携コンビニATMはセブン銀行ATM、ローソンATM、そしてイーネットATM(ファミリーマート等に設置)です。資金に余裕があるときは任意での返済も可能です。
4.三菱東京UFJ銀行の返済にコンビニを利用
三菱東京UFJ銀行カードローンの返済にコンビニATMを利用した場合です。
三菱東京UFJ銀行のカードローンはローン専用カードのみですので(バンクイックはこの銀行に普通預金口座取引がなくても発行可)他の都市銀行の返済方法に比べると返済方法はややシンプルです。
具体的にはATMでの返済の場合、三菱東京UFJ銀行本支店のATM、セブン銀行ATM、ローソンATM、そしてイーネットATM(ファミリーマート等に設置)が利用できます。
他行よりは提携先が少ないように見えますが、約5万台のATMで利用できますし、土日祝日含めてほぼ一年中ATMは動いていますので利便性は高いです。
さらに手数料も無料、唯一のネックは提携コンビニATMで返済に硬貨が使えない点ぐらいです。もちろん随時の返済も可能です。
5.りそな銀行の返済にコンビニを利用
りそな銀行のカードローン返済にコンビニATMを利用した場合です。
りそな銀行のカードローンは普通預金口座にカードローン当座貸越契約をセットしてキャッシュカードで借り入れや返済をするタイプです。ローンカードを発行する必要がありません。
ATMで返済する場合、キャッシュカードを使ってりそな銀行本支店ATM、コンビニATMが利用できます。提携コンビニATMはセブン銀行ATM、ローソンATM、そしてイーネットATM(ファミリーマート等に設置)です。
りそな銀行の提携先であるゆうちょ銀行、バンクタイム、BANCSおよびMICS提携銀行はこのカードローンの借り入れはできますが、返済には利用できません。また随時の返済も同様に可能です。
6.ろうきんの返済にコンビニを利用
労働金庫、通称ろうきんですが、この金融機関を通じてカードローンを作りATMを通じて返済する場合はかなりこれまでの都市銀行とは勝手が違います。
労働金庫のカードローンの商品性に関しては地域特性を反映して地域によって差があるのですが、返済に関しては共通していて基本は本人のろうきん普通預金口座から口座引き落としで返済されます。
そのため提携コンビニATMでの返済に関しては随時返済が中心になり、使い分けが必要になります。
提携コンビニATMは近畿ろうきんの場合、セブン銀行及びイオン銀行など、東海ろうきんだとセブン銀行のみとろうきんによって異なるので個別のチェックが必要です。
7.まとめ
カードローンの返済で提携コンビニATMを利用した場合、都市銀行や労働金庫はどのようにコンビニと提携しているかを個々に見てきましたがいかがでしょうか?
コンビニは日常生活になくてはならないインフラの一つになっています。そのコンビニが金融期間の中心的存在である銀行とタイアップすることで、ますますその重要性は上がっていると言えます。
コンビニをどのように利用していくか?これからも考えなくてはならないポイントになりそうですね。