【クレジットカードの口座変更】口座変更をWebから申し込む方法!
2.引落しは配偶者の銀行口座でも大丈夫?
3.クレジットカードの口座変更方法
4.銀行によってはネット申込みが出来ない?
5.引き落とし口座、変更完了までの時間
6.まとめ
給与の入金口座を変更した時など、ふとしたタイミングでクレジットカードの引き落とし口座を変更しなくてはならない場合があります。
この口座変更について、どのクレジットカードでも同じ手続きという訳ではありません。
クレジットカードによって申込みの方法が違う場合があります。自分のカードがWeb申込みに対応していなかったら?
万一の場合に備えて、クレジットカードの口座変更手続き方法を確認しておきませんか?
1.クレジットカードの口座変更について
頻繁ではありませんが、あまり使っていない銀行口座を別の銀行に変更して一方を閉鎖するという場合があります。
ただ単純に利用する銀行を変えたいという場合もあるでしょう。そんな時に使わない銀行口座を閉鎖するとそれまでその口座から引き落としされていた料金はどうなるでしょう?
もちろん、勝手に新しい口座に替わる事はありませんよね?当然、口座の残高がゼロになると引き落としはエラーになってしまいます。
最近はポイント獲得のため公共料金や通信料など色々な引き落としをクレジットカード経由で支払っているという方も多いようです。
もしそんなクレジットカードの引き落としがエラーになってしまったら大変ですね。
こういった銀行口座の変更がある場合はクレジットカードの口座変更も速やかに手続きを行わなければならないという事が想像できると思います。
メインバンクの変更
クレジットカードの口座変更の理由としてメインバンクを代える場合も考えられます。例えば給料の振込先を別の口座に代えた場合もそうですよね。
定期的にお金が入ってこなければそのうち引き落としが出来なくなるので早めに手続を取って新しい銀行を登録しておく必要があります。
口座変更は新しい口座が登録されるのに時間がかかる事もあります。もし前の口座で残高不足になる可能性があればあらかじめ入金しておかなければならないので注意しましょう。
手続きをしたらいつから新しい口座の引き落としになるかも気をつけておかなければなりません。
▼【就職や結婚、離婚など様々なタイミングで必要】
他にも口座変更が考えられるケースはたくさんあります。「就職や転職で給料の振込先が変わった」、「結婚や離婚で新しい名義の銀行口座を開設した」など。
人生の様々なイベントに伴い口座を変更するということは実は意外と多いようです。
また、そういった様々なイベントでは口座変更に限らず何かと手続きしなければならない事が多くてバタバタしがちです。
いざという時に「どうすればいいの!?」と困らないようにクレジットカードの口座変更手続きについて確認しておきましょう。
2.引落しは配偶者の銀行口座でも大丈夫?
▼【多くは本人名義のみ、一部OKなカードも】
専業主婦の方の中には自分名義のクレジットカードを持ちたいけど、収入がないので夫の口座から引き落としをしたいと考える方もいるようです。
通常はそういった場合、家族カードを選択するケースが多いと思いますが作りたいカードが別会社のクレジットカードということもありますよね。実際、夫名義の銀行口座を支払い口座に指定することは可能なのでしょうか?
一昔前までは夫の銀行口座から引き落としするというのが一般的だったようですが、現在は原則として本人名義の口座でないと受けてもらえないところが多いようです。
これは夫婦であってもそれぞれの資産を混同しないようにという金融機関の決まりがあるからです。
こういった場合は一度自分(妻)名義の口座へ資金を移動してから引き落としするようにしなければならず面倒です。
ただ、中には夫名義の口座からの引き落としができるクレジット会社もあるようです。多くはないようなので確認する必要がありますが、スーパー系のクレジット会社などがあるようなので一度調べてみるといいかもしれません。
▼【セゾンやエポスは本人以外の口座でもOK?】
知恵袋などの情報によると、「セゾンカードやエポスカードは本人以外の口座でも登録できる」との声もあります。
ただ、それぞれのホームページを見ても「本人名義に限る」という文言はないものの「本人名義以外の口座でも指定可能」というような意味合いの文言もないのでそこはグレーな部分なのかな?という印象です。
「指定された口座から引き落としで支払い可能」というようなニュアンスで書かれているので、これは実際に申込みをしてみるかカード会社へ問い合わせて確認してみないと分からないです。
どうしても気になる方は問い合わせてみる価値があるかもしれません。
▼【夫の口座を使う場合の注意点】
夫の口座から引き落としをしていた場合の実際のトラブル事例として、「離婚時のトラブル」があります。
先ほど金融機関が原則本人名義と規定する理由として「資金混同を防ぐため」とお話しました。
「夫名義で引き落としをしていたが離婚したため財産分与しなければならくなった」というようなケースでは、夫の資産なのか妻の資産なのか資金が混ざっていて口座の履歴をみても分からなくなっているという事もあるそうです。
また、離婚すると夫の口座は使えなくなるので結局は自分名義の口座を作らなくてはなりませんよね。
円満な家庭で先々のトラブルについて考えても仕方ありませんが、こういったケースもあるということは理解しておいた方がいいかもしれません。
3.クレジットカードの口座変更方法
▼【JCB?ライフカード?口座変更の連絡先】
いざ口座変更をしようと思った時に連絡するのはどこでしょう?「カードにJCBって書いてあるけど、発行しているのはライフカード…」と迷う人もいるかもしれませんね。
クレジットカードはそのカードを発行している発行会社と決済処理を行っている会社が違う事がほとんどです。
中にはJCBが発行会社のJCBカードなどもありますが、カード裏面の発行会社の名称と表面の国際ブランドマークが異なるケースが多いのではないでしょうか。
この場合、ライフカードやオリコカードと呼ばれるのはクレジットカードの発行会社、JCB・VISA・マスターなどの国際ブランドと呼ばれる会社は決済処理の会社です。
基本的にはカード保有者の情報は発行会社が管理しているので申込者の情報などを変更する際はライフカードなどの発行会社に連絡をします。
ただ最近ではほとんどの会社でWebサービスを提供しているので、「まずはネットで検索」が1番分かりやすいと思います。
発行会社の調べ方
口座変更の手続きをしてくれる発行会社はカードの裏面に「発行会社〇〇」という風に記載されています。
一緒にフリーダイヤルの電話番号も書いてあるはずなので、口座の変更をはじめ氏名や住所・電話番号などに変更があった場合にはそこへ連絡をしましょう。
ただフリーダイヤルの受付時間も平日の17時までというところも多く働いている人にとっては連絡がしづらい場合もあります。
夜間受付をしているところがあっても繋がり難い場合もあるようなのでやはりネットで手続き出来ないか確認をしてみるのが良さそうです。
例えば楽天カードであればその会員ページへ、三井住友VISAカードならそのこの会員ページで確認をするという事です。Web明細を利用している人は明細をいつも見ているホームページで変更手続きができるか調べてみましょう。
▼【楽天カードでWeb申込みする方法】
例えばお持ちのカードが「楽天カード」の場合ですが、楽天カード会員専用のオンラインサービス「e-NAVI」というページから変更が可能です。
利用するには楽天IDとパスワードでログインした上で手続きをします。
口座のキャッシュカードかネットバンキング契約があれば基本的に書類も捺印も不要、短時間で手続きが完了します。
ただしキャッシュカードを持っていない場合や対象外の銀行口座の場合はWebでの手続きが出来ず、郵送手続きとなるようなのでご注意ください。
▼【電話申込みの場合【三井住友VISAカード】】
クレジットカードのWebサービスを利用せず普段も紙の明細をもらっているという人や、新しく登録したい銀行がWeb申込みの対象でない場合は手続き書類を請求し郵送で変更をするケースが多いようです。
例えば三井住友VISAカードの場合、ネットサービスを利用している人はWebから書類請求出来ますがそうでない場合は電話での書類請求が必要です。
カードの種類によっても連絡先が違うようなのでお手元のカードで確認する方が良さそうです。
4.銀行によってはネット申込みが出来ない?
▼【Web申込み出来る銀行はカードで異なる】
便利な口座変更のWeb申込みですが、残念ながら申込みできる銀行と出来ない銀行があるようです。
これは大手銀行なら大丈夫という訳でもなく、三井住友VISAカードの場合「みずほ銀行」はWeb申込みの対象にはなっていないことからも提携などの関係で決っているようです。
ネット銀行などの場合も提携しているかどうかで変わってくるようなので注意して確認した方がよさそうですね。
▼【手続きに銀行のネット契約が必要な場合も】
口座変更手続きする銀行がWebサービス対象であっても、その銀行の「ネットバンキングサービス」や「Webサービス」を利用していないと手続きが出来ないケースもあります。
キャッシュカードで番号などが分かればよい手続き方法の場合と銀行のネットサービス画面に移行して手続きが必要な場合など手続きの種類にも違いがあるのでここも注意しておきましょう。
この場合、新たに銀行のネットサービスを申込みしてからクレジットの口座変更をするよりもクレジット会社に書類を請求して郵送手続きした方が早い場合もあるのでよく考えて手続きを取るようにしましょう。
今後もネットサービスを利用したいなら前者を選んだほうがいいですよね。
5.引き落とし口座、変更完了までの時間
やはりWebサービスが便利!
いつまで前の口座に残高を残しておくか考えなければならないので口座変更の手続きをしたらどれくらいで変更が完了するか、また何月から新しい口座の引落しになるか確認しておきたいですよね。
簡単に想像できると思いますが、ネット手続きできるか郵送手続きしなければならいかで手続きの時間は大きく違ってきます。
ネットなら早ければ数分で手続きが完了しますし、郵送だと1・2ヶ月かかってしまいます。
今の時代何でもネットで手続きすれば簡単で時間もかからないので、出来たら普段からクレジットカードのWeb明細を利用するなど。
会員登録手続きは済ませておく方がその他の手続きなどを考えても便利という事ですね。
▼【JAL、ルミネ…郵送のみの会社も多いんです!】
JALカードやルミネカードといった利用者の多いクレジットカード会社でも郵送のみの手続きというところはまだ多いです。ネットから書類請求は出来ても変更手続きは出来ないという意味です。
JALの場合はネットから書類を請求したとしても、書類が届き記入して返送し手続きが完了するまでに約1ヶ月はかかるようです。
ルミネの場合は必要書類がネットからプリントアウト出来るようになっているので「書類請求→自宅へ到着」までの期間はカット出来そうですね。
▼【書類不備に注意!余裕を持って手続きを!】
郵送手続きの場合、書類に不備があると不備として手元に戻ってくるまでの期間+書類を出し直してから手続きか完了するまでの期間でさらに時間がかかってしまいます。
通常の郵送手続きでも1ヶ月程かかるのにさらに1ヶ月近くかかるとなるととても面倒です。
書類の必要箇所にきちんと記入出来ているか、印鑑不備などになってしまいそうな押印でないか封をする前に必ず確認しておきましょう。
そして、万一不備になってしまった場合の事も考えて口座変更は時間的な余裕を持って手続きしたいですよね。口座を替える予定があらかじめ分かっている場合は後回しにせずに速やかに手続きをしておくということも大事ですよ。
6.まとめ
クレジットカードの支払い口座変更について解説しました。お手続きの概要は分かりましたか?
Web申込みはとても便利ですが、クレジットカードの種類や変更先の銀行によって郵送手続きになってしまう場合もあるということが分かりましたね。
また、郵送手続きの場合は書類記入を間違えてしまうと、手続きにかなりの日数を要してしまうことも確認出来ました。
今後、もしかすると口座変更を余儀なくされる時が来るかもしれません。クレジットカードの引き落とし口座変更についての理解を持って、余裕を持って手続きをしましょう。