ドコモのタブレット解約方法!注意点を教えます♪
1.タブレットの解約方法(ドコモの場合)
2.タブレット解約時の注意点
3.解約したタブレットの利用方法
4.まとめ
携帯電話ショップで新しいスマホを契約したとき、それとは別に「タブレット」を勧められたことはないでしょうか?
まるで、店員さんには「ノルマ」でもあるかのように、案内されることが多いですよね?
我が家の母も、タブレットを一緒に勧められて購入することになりました。「使うの?」と聞いたら「だってタダだって言われたから」とのこと・・。
「タダほど怖いものはない」これって辞書に載せてもいい言葉ですよね?
世の中に無料の物って存在しないんです。どんな物にもそれを制作するのに携わった人がいて、その人への報酬が0円になるということ自体がありえないのです。
何らかの形でその報酬は捻出され、タブレットを作ってくれた人に支払われる仕組みになっています。
つまり、タブレットの本体自体はタダだと言われても、基本料金にその分がちゃんと上乗せされていたり、月額利用料に組み込まれていたり・・。
結局はタブレットを利用しない方が、トータルで払うお金が少ないということは当たり前の話なのです。
もちろんタブレットを有効活用している人にとっては、携帯各社のプランにはお得なものが多いですよね。
そうではなく・・。
「言われたままなんとなく契約してしまった人」
「最近は利用頻度が減ってきたという人」
という悩みを持つ方へ。「ドコモのタブレット」を例に挙げて、解約にまつわるお話をご紹介させていただきます♪
1.タブレットの解約方法(ドコモの場合)
ドコモのタブレットを解約する時は、契約をしたショップに出向く必要があります。解約する場合は必ず「契約名義人本人」が来店することが条件です。
話にまんまと乗ってしまう母の代わりに、気の強い嫁が行ってもダメなわけです。
本人確認が必要なので、「運転免許証」や「健康保険証」などの身分を証明する「公的証明書」を持参しましょう。
一部格安SIMで購入したタブレットの場合は、Web上で解約手続きができる会社もありますが、ドコモのような大手キャリアはこのようなシステムにはなっていません。
これは手強いぞ・・・と、つい身構えてしまいます。引き止めのマニュアルがあるんでしょうかね?
解約の理由を尋ねられ、「おっしゃる通りですよね」と同調されて安心したのもつかの間、「でしたらお客様のためにこのようなプランもご用意できます。」といったセールストークに切り替わることもしばしばです。
一説によると、男性客には女性スタッフを、女性客には男性スタッフを解約手続き担当に置くという噂も耳にしたことがあります。
「絶対姑じゃ無理だあ!」と思う場合は、「委任状」という最終手段があります。
これは携帯電話を解約する時にも使えるのですが、各ショップではどうしても契約者本人が手続きに出向けない時のための、代理手続きを依頼する「委任状」の用紙が用意されています。(Web上で検索して自宅でプリントアウトすることも可能です。)
委任状に、契約者本人の直筆で必要事項を記入し、代理人が契約者との関係を証明する公的書類と共にショップに提出することで、解約手続きが可能になります。
特に、契約者本人が来店できない理由を説明する必要はないので安心してください。ただし、委任状はあくまでも契約者本人が記入することに意味があります。
間違ってもショップ内で店員さんの目の前で代理人が記入したり、本人が書いた訂正箇所を代理人が書き換えたりすると受理されませんので、注意してください。
2.タブレット解約時の注意点
解約させたくないとは思うんですが・・。
どんなことにも約束を破るとペナルティが課せられます。
「そっちがすすめてきたから、買ったんじゃん!」とも思ってしまいますが、契約書にハンコを押した時点で、全ての決まりごとに同意したことになります。
皆さん本当にちゃんと、事前確認を行っていますか?
大体においてタブレットを契約した場合、2年~3年間が継続利用の条件になっています。
この期間使い続けることを条件に、毎月の料金をお安くしますよということなんですね。
安いと言っても、定められた期間タブレットに対する料金を払うことで、タブレット料金も含めちゃんと会社的には利益が出るような金額設定になっているのです。
その約束を途中で打ち切られてしまうと、赤字になってしまうので、赤字分の差額を支払っていただきますというのが「違約金」なのです。
違約金は「契約解除料金」とも言われ、解約に伴う諸手続き費用も含まれています。
またそれとは別に、タブレットの購入代金を分割していた時は、端末代の残金を一括で支払わなくてはいけないケースも出てきます。
大手キャリアの契約解除料金は「9500円前後」が目安になります。これを高いと思うか安いと思うかは、解約するタイミングによっても変わるでしょう。
例えば更新月が何ヶ月も先の場合、そのまま更新月が来るまで月額使用料を支払い続けた方が9500円を超えてしまう時があります。
逆に1ヶ月や2ヶ月後に更新月が迫っているときは、月額使用料を払ってその日が来るのを待って解約した方が損はないでしょう。
その辺の兼ね合いをしっかり見極めてから解約するためにも、手元に契約時の書類を用意しておくことが大切です。
母の場合、店員さんの言っていることを半分以上も理解しないまま契約してしまったので(なんだか一生懸命だったからという理由で契約してしまいます・・・。)
当然契約時の条件も契約更新月も覚えてなんかいません。書類も部屋のどこかに紛れてしまって、探すのが困難です。
このような時は、無駄な時間を費やさず、本人を連れてドコモショップに詳しいことを聞きに行くのが一番手っ取り早いです。
ここでも注意です!たとえ家族であっても、契約内容は本人ではないと教えてはくれません。この辺は各携帯キャリアでもかなり厳格化されています。
3.解約したタブレットの利用方法
解約したタブレットが、お家の中でホコリをかぶったままということはありませんか?
それはとてももったいない話です。せっかく安くはない金額を払ったのですから、使わないと損ですね。
普段はスマホがあるからいいわと思いがちですが、例えばクックパッドで料理のレシピを見たい時は、断然大きい画面の方がやりやすいです。
親が使わなくても、子供がゲームをしたりするときに楽しめますね。居間のテレビが占領されている時は、タブレットは第二のテレビとして活用することもできます。(若い世代は、テレビよりも YouTube に流れてきてますね。)
家の中にWi-Fi環境がある場合や、スマホのテザリング機能があれば引き続きタブレットを設定して利用することができます。
ただしタブレット単体での通信機能はないので、出先で活用することはできません。
外にタブレットを持ち歩くことはほとんどないという人は、自宅のWi-Fiを利用した方がお得なので、携帯キャリアとのタブレットのプランを見直してみるのも良いでしょう。
タブレットの解約は、タブレットそのものが使えなくなるのではなく、タブレットのネット通信を利用する回線が使えなくなるだけだということを覚えておいてください。
なお、タブレット解約を行った時点で、故障などの保証サービスもなくなってしまうので取り扱いには十分注意しましょう。
4.まとめ
「ドコモ」を例に挙げて、タブレットの解約方法についていろいろご説明しました!
本当は契約する前から慎重に検討するべきなのですが、解約の仕方も含めて、できるだけ賢くインターネット機器とはお付き合いしていきたいものです。