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デビットカード機能でETCカードを作る方法|二枚持ちでスマートな現金管理!

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デビットカード機能でETCカードを作る方法|二枚持ちでスマートな現金管理!

流行中のデビットカードを使いたい!でも、ETCカードってデビットカードで発行できるの?

そんな疑問を解決します!

おすすめのデビットカードや、デビットカード+クレジットカードのお得な2枚持ちを提案します。

あなたも2枚持ちでスマートな現金管理を始めましょう!

1.デビットカードの概要

デビットカードの利点ってどんなところ?

近年CMやニュースで目にする機会が増えたデビットカードですが、仕組みは至ってシンプルです。

クレジットカードのように銀行のキャッシュカードで支払いをすることができ、利用した金額は口座から即時で引き落とされます。つまり、銀行の普通口座に入っているお金の範囲内でしかお買い物はできません。






日本で利用されているデビットカードは3種類あり、一般的に利用されているのは国際ブランド≪VISA≫がカード券面についているデビットカード、通称【VISAデビットカード】です。

その他にも日本発の国際ブランドJCBが提供している【JCBデビットカード】、多くの銀行のキャッシュカードにすでに導入されているデビットサービス【J-debit】があります。

日本においてはJ-debitのほうが先発になりますが、圧倒的な加盟店数とクレジットカード同様の利便性から、国際ブランド付きのデビットカードのほうが普及が進んでいます。



銀行口座にあるお金しか使えないことから、クレジットカードのように使いすぎることもなく、残高を常に意識した買い物をする必要があります。

面倒に思うかもしれませんが、使いすぎるのが怖い・クレジットカードは借金というイメージが先行して、クレジットカードに手を出していない方はまだまだ多いのが現状です。

そういった方々でもクレジットカードの利便性と現金同様にお金が無くなっていく感覚がわかることから、とてもお勧めできる決済ツールです。




2.ETCカードは作れるの?

ETCパーソナルカードがおすすめですよ!

デビットカードはクレジットカード同様に利用することができますが、ETCカードの発行は行っていません。

ETCカードについては、別途クレジットカードで発行するか、デポジット(保証金)を一定額以上預けることで発行される【ETCパーソナルカード】を利用しましょう。



ETCカードはデビットカードでは発行できませんが、一部のデビットカードでは家族カードを発行できる銀行もあります。

クレジットカードが作れない人でも持つことができる、ETCパーソナルカード。

このETCパーソナルカードはクレジットカードではありませんので、クレジットカードは作りたくないという人にもいいかもしれませんね。





3.クレジットカードとの二枚持ちがベスト?

クレジットカードとの二枚持ちってどんな感じですか?

デビットカードは非常に便利な決済ツールですが、ETCカード発行ができないほかにも、すべての支払いに対応しているわけではありません。

主に携帯電話代などの支払い、ガソリンスタンドの満タン給油やETCの利用代金などがそれに該当します。

ちょっとややこしい話ですが、カードが利用できるかどうかの有効性確認と同時に、カード利用の決済額がわかっていないとデビットカードでは決済できなくなっているようです。

即時引き落としという仕様上、月次決済のようにカードの認証と利用額の確定がバラバラな決済については利用できない加盟店を減らすことは難しそうです。



おすすめはデビットカードとクレジットカードをそれぞれ1枚ずつ使い分ける、2枚持ちスタイルです。

即時決済のデビットカードと、ETCや月次決済専用でクレジットカードを用意しておけば、お互いのメリットを十分に生かした使い分けができます。



とはいえ、クレジットカードを複数枚持つのはおすすめしません。

カードの物理的な管理・利用額の管理・引き落とし口座の管理・カードによっては年会費の管理など、必要以上に管理する項目を増やすのは得策ではありません。

インターネットが普及した現代では、当たり前のようにカードの不正利用による被害も広がっています。

管理的にも気が楽な、デビット+クレジットカード1枚ずつの2枚持ちをすすめします。




4.ライフスタイルにあったカード選び

デビットカードを比較して選ぶ!

デビットカードを入手するためには、デビットカードを発行している銀行口座を持っている・または新規口座開設を行う必要があります。

銀行口座を沢山持ってもやはり管理には面倒なので、ライフスタイルにあったデビットカードを事前に調べておきましょう。



銀行口座選びは非常に重要で、インターネット専業銀行では口座引き落としを登録できないことあります。

特に水道代や国民健康保険料の引き落としのような公共性の高いものは、支店がない銀行は受け付けてもらえないことがまだまだありますので要注意です。

一旦ほかの支払いを1つの銀行にまとめてしまうと、切り替えるのは非常に面倒な作業となってしまいますので、申し込みの前に是非提携ATMの状況など、ご自身のライフスタイルに合った銀行なのかを検討しましょう。

最近話題のデビットカードを徹底比較!買い物しながらお金の管理もできることで注目を集めているデビットカード。各社様々な特徴をつけてサービスを提供してくれています。あなたにあったカード選びにお役立てください!

楽天銀行デビットカード(JCB)

楽天銀行が発行するJCBデビットカードは年会費が無料のデビットカードです。

カード利用100円ごとに1ポイント、楽天スーパーポイントが貯まるデビットカードです。

還元率が無条件で1%というデビットカードの中ではかなりの高還元カードです。

特に楽天銀行のJCBデビットカードは電子マネー【nanaco】のチャージにもポイントが付与される数少ないデビットカードであり、セブンイレブンユーザーは見逃せない存在です。



楽天銀行はJCBデビット以外にもVISAデビットを提供しており、還元率はJCBデビットには劣りますが、こちらも電子マネー【楽天Edy】のチャージでポイントが付与されます。

デビットカードからの電子マネーチャージによるポイント付与は基本的に付与なしなのが一般的ですが、楽天銀行のデビットカードは還元率と電子マネーで他行と差別化を計っています。

今話題のデビットカードに非常に力を入れている【楽天銀行】は、他行にはないデビットカードの強みを用意してくれています。

電子マネー【楽天Edy】や【nanaco】にまで対応した充実のラインナップ、楽天銀行デビットカードは非常にオススメと言えます。




三菱東京UFJ銀行デビットカード

メガバンクである三菱東京UFJ銀行が発行するVISAデビットカードは、初年度年会費無料、翌年度は年会費1,080円(税込)と、2年目以降は有料のデビットカードですが、デビットカード契約者の年齢が23歳以下、もしくは年会費請求前月までの年間利用額が10万円以上であれば、翌年も年会費無料になります。



デビットカードでは珍しく、3種類のカードデザインから好みのデザインを選ぶことができ、縦型のデザインも特徴的です。

基本還元率は0.2%と低めですが、毎月自動でキャッシュバックをしてくれるほか、誕生月利用や年間の利用額に応じて還元率が上昇します。



メガバンクである三菱東京UFJ銀行は口座を持っている方も多いでしょうから、同行間での口座振り込み手数料が安くなるなど、メガバンクならではの隠れたメリットもあります。

もちろんメイン口座にするにも十分すぎるスペックの安定感のある銀行ですので、非常におすすめです。

スルガ銀行VISAデビットカード

VISAデビットカードの安定感でいえば、スルガ銀行のVISAデビットカードは抜群です。

他行が月次決済の取扱いを制限されるなか、スルガ銀行のデビットカードであれば利用できる店舗も非常に多いのが特徴的です。

スルガ銀行VISAデビットカードは年会費無料、家族カードの発行も可能です。



還元率は0.2%と控えめな還元率ですが、利用できる店舗の数、銀行取引で様々なポイントが貯められる充実のインターネット支店、全国どこにいても提携コンビニATMで入出金可能。

もちろん実際に支店がある銀行ということで、水道代や健康保険料の引き落とし設定も可能と、メイン口座にするにもバッチリな銀行です。

スルガ銀行VISAデビットカードなら、支払いのほとんどをデビットカード1枚と銀行口座にまとめることができるでしょう。

5.クレカ選びに迷ったときのおすすめは?

クレカ選びに迷ったときのおすすめをご紹介します!

デビットカードと組み合わせて使うクレジットカードに迷ったら、年会費無料で持てるクレジットカードを選択しましょう。

基本的にはデビットカードで支払えない場所でのフォローとETCカードの発行が役割になってくると思います。

還元率よりも年会費やポイントの使いやすさで選択しましょう。



カードの還元率を意識してもカードやETCカードに年会費が発生してしまうと、あまりメリットにはなりません。

仮に年間100万円を還元率1%のクレジットカードで端数なく決済したとすると、年間1万円の特になります。還元率が0.5%なら5,000円ですね。

年間100万円の決済をまとめても、得られる金額は1万円程度、ちょっとした節約で取り返せる金額です。

さらに、還元率1%のクレジットカードを利用しても、決済額が年間10万円と少額なら1,000円還元となってしまい、年会費無料のカードでないと損になることも考えられます。

少額であれば、還元率よりも利便性重視のほうが賢い選択になることもあります。




とりあえずコレ!は楽天カード

クレジットカード選びに迷ったら、とりあえずコレ!でおすすめできるのは楽天カードです。

年会費無料で発行することができ、ETCカードは発行手数料540円(税込)で発行が可能です。

ETCカードは楽天市場のランクに応じて発行手数料無料になったり、キャンペーンでETCカードの発行手数料をポイントで還元してくれることもあります。

楽天カードの還元率は1%で、100円の利用ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント付与され、還元率アップのキャンペーンも豊富です。



何よりもおすすめポイントは楽天スーパーポイントは1ポイント1円分として楽天市場やサークルK・サンクスで利用することができる点です。

楽天市場はほとんど何でも打っている市場なので、ポイントの使い道に困ることも少ないです。

サークルKでコーヒーを買うなど、ポイントの使い道には困りにくいでしょう。

▼【ETCと1枚にまとめるならイオンETCカード

ETCカードとクレジットカードを1枚にまとめたいという方には、【イオンETCカード】をおすすめします。

ETCカードの機能と、イオンカードの機能を併せ持っています。もちろん年会費は無料です。



イオンカードの基本サービスはもちろんついているので、イオンカードやWAONでの支払いに限り、20日・30日5%オフ・5の付く日はポイント2倍・55歳以上の方は15日も5%オフ、毎月10日もイオンカード決済限定でポイント2倍など、イオンでお得に利用することができます。

また、ETCゲート車両損傷お見舞金制度という一風変わった保障も付与されているのが特徴的です。



しかし、イオンETCカードはETCとしてもクレジットカードとしてもそのまま使えるカードですので、車の中で車載器にカードを入れっぱなしは要注意です。

もし盗難にあっても保障はされないうえに、クレジットカードとして利用されたら目も当てられません。

管理上の理由から減りつつあるETC一体型のカードですが、どうしても欲しい方は年会費無料のイオンカードを狙いましょう。

6.カードの二枚持ちに関するまとめ

いかがでしたでしょうか?

デビットカードとクレジットカードの2枚持ちは、デビットカードの弱点であるETCカードの確保やデビットでは決済ができない加盟店でもmクレジットカードで利用ができるほかにも、枚数を絞ることで管理上のメリットもあるので、非常におすすめです。



還元率に目を向けるのも大事ですが、まずは無料でサービスを使い倒して便利に暮らしながら、お金の管理で貯蓄を始めるのはいかがでしょうか。

還元率と節約をはき違えないように、目的を持ったカード利用をしましょう。