近鉄はPiTaPaがお得!関西の私鉄で使った時の特典を教えます♪
「PiTaPa」(ピタパ)とは、鉄道会社が発行している交通系電子マネーICカードの一つです。
交通系電子マネーICカードは「JR」や「私鉄」など、地域ごとで種類が異なりますが、「PiTaPa」は近鉄など、関西地方の私鉄が導入しているサービスのことです。
1.スルッとKANSAIから進化したPiTaPa
PiTaPaが誕生したのは、今から13年前のこと。非接触型(端末タッチタイプ)のICカードとして導入されました。
非接触型カードは改札を通り抜ける際に、改札機の挿入口に切符を入れたり、カードを入れたりしなくても、カードを読み取り部分にかざすだけで通過することができます。
PiTaPaの前身は「スルッとKANSAI」と呼ばれているカードです。「スルッとKANSAI」は券売機で欲しい金額分のカードを購入して使う必要があります。
PiTaPaと似たようなサービスですが、「スルッとKANSAI」は普通の切符と同じように改札機にカードを入れる必要がありました。(PiTaPaは読み取り部分に触れるだけなので、財布やカードケースに入れたままで利用可能です!)
さらに、PiTaPaの大きなメリットは、「近鉄(近畿日本鉄道)」だけでなく、「大阪市営地下鉄」「阪急電鉄」「JR西日本」など他の鉄道会社でも使うことができます。
わざわざ乗り換えの際に再度切符を買わなくても済むので、スムーズに乗り換えができる点は嬉しいですよね♪
2.PiTaPaが使えるのは電車だけではない?
PiTaPaが使えるのはJR西日本をはじめとして、近鉄や南海電鉄、阪神電鉄など関西で走っている私鉄やモノレールなどの鉄道交通機関だけでなく、京阪バスや大阪市バスなどの路線バスや空港行きのリムジンバスなどなど。
PiTaPaを利用できる場所はとっても増えています。関西・関東を問わず、JR・私鉄の改札機は非接触タイプのカードが主流になっています。
他にも全国にあるPiTaPaの提携先で利用可能なので、静岡鉄道や中鉄バスなど、東海地方や中国地方の公共交通機関でも問題なく使うことができます。
お買い物の支払いでPiTaPaを利用する場合、全国のコンビニをはじめとして、電子マネーが使えるお店であれば、PiTaPaを使えないお店の方が少ないのでは?というほど、PiTaPaは全国的に普及しています。
3.PiTaPaは近鉄!得られるメリットとは?
PiTaPaの特徴として、JR西日本で発行している「ICOCA」や関東の「Suica」など他の鉄道会社が発行しているICカードと異なり、「ポストペイ方式」(後払い方式)という決済方法を取っている点があります。
現在では「JR西日本」もPiTaPaのポストペイエリアに追加されました。念願のサービスが開始!これで、PiTaPaがもっと便利になりますね♪
「ポストペイ」とは後払いシステムのことです。クレジットカードと同様の決済方法なので、PiTaPaカードの残高が0円になって改札を通れない・・。という思いをしないで済むことが多くなります。
「PiTaPaポストペイエリア」以外の場所では、他の鉄道会社が発行しているカードと同じように、チャージ式「前払い式」で利用することになります。(この点だけは要チェックポイントです!)
PiTaPaで近鉄電車を利用した時、大人料金で「3090円」を超えた分が10%OFFになるという「近鉄の利用額割引」サービスが受けられます。
近鉄の利用額割引に加えて、通勤ルートとしてよく使う区間がある場合、「区間指定割引(登録型割引)」の登録を行っておくことで、さらに運賃が割引になることもあります♪
ちょっとややこしいサービス内容になっているのが難点なのですが、ぜひこれらの割引サービスはチェックしておきましょう!
4.まとめ
「PiTaPa」は、「スルッとKANSAI」のメリットに加えてカード残高を気にせずにに改札を通れる点(ポストペイ方式)や、関西以外の地域でも使うことができる点(電子マネーとして全国で相互利用可能)で進化したカードです♪
さらに、PiTaPaは近鉄で利用する場合のように、利用方法によって運賃が割引される交通機関もあります。
関西の私鉄を使うなら「PiTaPa」は本当におすすめの一枚です♪
最後に余談なんですが・・
このキャラクターの名前。ご存知ですか?
彼の名前は「ぴたまる」。
PiTaPaのイメージキャラクターです!
可愛い忍者キャラクターの「ぴたまる」。
PiTaPaのICカードや
PiTaPaグッズなどで
おなじみかもしれませんね!
PiTaPaが普及していない地域で
ぴたまるの話をすると
ちょっと盛り上がるかもしれませんよ♪