デビットカードで分割払いは絶対に出来ないの？例外があるって本当？
デビットカードは現金と同じように即時決済できるサービスです。
現金をキチッと管理したい人に向いている決済方法ですね！
それでも、デビットカードで分割払いが出来るのであれば・・。もっと便利に使えるのは確かです♪
１.デビットカードで分割払いはできない？
結論から言うと、ごく一部の例外を除いてデビットカードでの分割払いはできません。
最近は多くの都市銀行がデビットカードを発行していますが、全てのデビットカードはクレジットカードの様に「分割払い」は利用できません。
その理由は、クレジットカードの決済は「後払い方式」なのに対して、デビットカードの決済は「即時決済方式（前払い方式）」だからです。
デビットカードの利用時は、利用したその場で銀行口座から代金が引き落とされるので、銀行口座残高以上の買い物はできません。（当たり前と言えば当たり前なんですが・・。）
クレジットカードとは違って、ついつい使い過ぎるということがないので、デビットカードは発行する際に審査がありません。
（デビットカードを利用するためには、銀行口座を持っている必要があるので、ごく稀に口座開設が出来ないという場合はデビットカードの発行が受けられないこともあります。）
クレジットカードで過度に買い物をしすぎて自己破産してしまうという人が増加していますが、基本的にはどんなな状況でもデビットカードは持つことが可能です。
デビットカードは一括払いを目的としているので、もちろん「リボ払い」や「キャッシング」などもできません。
２.デビットカードで分割払いができるケース
デビットカードは基本的に分割払いが出来ないのですが、一部のデビットカードでは大手携帯会社の格安スマホの分割払いに対応しています。
格安スマホとは、docomoやau、SoftBankの回線の一部を借りて、安い料金でサービスを提供しているスマホのことです。
ただし、デビットカードの分割払いが可能！とはいっても、格安スマホの契約時に本体価格を分割して毎月の支払いに組む込むという支払いプランでの適用に限られています。
「コミコミ○○円プラン」といった感じで、実際には分割払いというよりも、月額払いの中にスマホ本体代金の分割払いが含まれているという感じです。
３.月額払いができるデビットカード
デビットカードの中には、スマホ通信量の支払いやネットコンテンツの月額使用料金の支払いに利用できるカードもあります。
「JNB Visaデビット｜ジャパンネット銀行」
「三菱UFJデビット｜三菱UFJ銀行」
「りそなデビットカード（Visaデビット）｜りそな銀行」
「楽天銀行のデビットカード（Visa・JCB）｜楽天銀行」
これらの銀行から発行されているデビットカードの場合、携帯利用料金だけではなく「プロバイダ料金」や「公共料金」などの支払いにも利用できます。
様々な支払いに対応するデビットカードが少ない理由は、引き落とし口座の残高不足によるトラブルが多く発生したからだとされています。
この辺はちょっと仕方がないところと言えるかも知れません・・。
４.デビットカードで分割払いをする際の注意点
デビットカードで分割払いをする時には、2つの注意点があります。
▼【インターネットで購入をすること】
格安スマホを購入する際に、店頭ではなく、それぞれの通信会社の公式ホームページから申し込む必要があります。
格安スマホの実店舗によっては、デビットカードがカードリーダーに対応していない場合もあるんです。
公式ページからの申し込みであれば、必要事項を入力するだけで問題なく申し込み可能です。
▼【残高不足に注意すること】
デビットカードで決済する時に、引き落とし口座の残高が不足していると、デビットカードと契約した端末の通信が利用停止になってしまいます。
不足額を入金、支払いを済ませればデビットカードが再度利用できますが・・。
携帯料金の支払いが遅延すると、将来的にクレジットカードを作ったり、カードローンに申し込んだ時の審査に不利になる可能性があります。
５.まとめ
デビットカードは一般的なショッピングでの分割払いには利用できません。
一部の例外として、格安スマホの月額払いに利用する事は可能ですが、毎月の引き落とし口座の残高が不足していないかは常に確認しておきましょう！
色々と訳あってクレジットカードが作れない時などに重宝するデビットカード。上手な使い方を覚えて役立てましょう♪
