クレジットカードを安全に破棄する方法は?忘れがちなポイントを最終チェック!
使わなくなったクレジットカード、期限切れのクレジットカードはどうやって保管していますか?
有効期限の切れたクレジットカードを取っておくにしても、捨てるにしても、ちょっと不安を感じる部分ってありますよね。
クレジットカードは一度正しい捨て方を覚えておけば、いつでも安心して簡単に処分することができます♪
クレジットカードを破棄する方法、絶対に気をつけたい注意点をまとめました!
1.クレジットカード破棄の方法と手順
▼【安心してクレジットカードを廃棄する方法とは?】
有効期限の有無に関わらず、クレジットカードを廃棄処分したい場合ってありますよね?
クレジットカードは重要な個人情報が含まれている大切なカードです。
しっかりと破棄しないと、悪意のある人に廃棄したカードを拾われて、悪用されてしまう可能性もゼロではありません。
クレジットカードには重要な個人情報がたくさん詰まっているので、間違いが起こらないように安全な方法で破棄するようにしましょう。
▼【①・ハサミで細かく切る・シュレッダーにかける!】
まずは、クレジットカード内部に書き込まれている情報(ICチップ・磁気テープ)と外部に記入されている情報を削除しましょう。
クレジットカードの削除する必要がある部分には、これだけの情報が記録されているんです!
・黒い磁気テープの部分(個人情報などのデータ)
・刻印されているクレジットカード番号
・有効期限
・名前
・セキュリティコード
・署名欄の情報
・ICチップ
ハサミで切る場合、4等分程度のサイズに切って捨てるという人もいるようですが、これではちょっと解体するサイズが大きいと言えます。
とくに磁気テープの部分に関しては、貼り合わせて繋げることで使用することが出来てしまったり、特殊な方法で内部情報を読み出してしまうことが可能なんです。
少なくとも、元のサイズを8等分以上に分解する程度の細かさで切り刻むようにしましょう。
特に個人情報が記載されている箇所については、目視でわからなくなる程度まで細かくするようにしましょう。
さらに 可能であれば、プラスチック用のシュレッダーにかけてしまうのがおすすめです。なお、ICチップ部分と磁気テープの部分には必ずハサミを入れるようにしましょう。
▼【②・解体したクレジットカードは数回に分けて捨てる!】
解体したクレジットカードを1つのゴミとして、まとめて捨てている人はいませんか?
これはダメです。本当に危険な廃棄方法だと断言できます。
クレジットカードはどんなに細かく分解しても、繋げて復元されてしまえばどうしても悪用される可能性があります。
ただし、ICチップや磁気テープの部分を丁寧に解体処分していれば、クレジットカードの中に入っている情報を取り出せない可能性が高くなります。
クレジットカードの廃棄ゴミは、ゴミ袋だけを分けるのではなく、ゴミ出しの日を分けて捨てることをおすすめします。
▼【③・クレジットカードは燃えるゴミに出せる?】
クレジットカードはプラスチック製品であることがほとんどですが、燃えるゴミとして出していいのか?不燃物として出せば良いのか?ちょっと迷いますよね。
クレジットカードゴミの分類方法については自治体によって異なるようです。
ゴミ出しに関して、ゴミを分別する種別が多い地域であれば、「プラ」と「可燃物」「リサイクル」「ペットボトル」などを細かく分けているかもしれません。
自治体によってはプラゴミとして処分する場合もありますし、可燃物として処分する場合もあるようです。住んでいる自治体ごとの取り扱い方法について詳しく調べておきましょう。
▼【④・誤って自分のクレジットカードを破棄・破損した場合】
クレジットカードを誤って破棄・破損してしまった場合、早急にクレジットカード会社に連絡をして、クレジットカードの利用停止手続きを取ってください。
クレジットカードの利用停止手続きを取ったあとで、万が一破棄・破損されたはずのクレジットカードを発見したとしても、絶対に同じクレジットカードを再利用することはできません。
クレジットカードの利用停止手続きを申請した場合、ほとんどの場合で「再発行」として新しいクレジットカードが発行されることになります。
自分で失くしたクレジットカードを見つけた場合でも、手元に新しいクレジットカードが届くのを待ってから利用を再開することになります。
新しく再発行されたクレジットカードについては、刻印されているクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードが変更されていることがほとんどです。
通販サイトや公共料金の支払いなどに登録していたクレジットカード情報などは使えなくなります。
あらためて、登録情報を新しいクレジットカード情報に変更する必要があるので、忘れないようにそのことは頭に入れておきましょう!
自分のクレジットカードが破棄されたのか、盗難されたのか、紛失したのか?
状況がわからず、顛末についての責任が持てない場合、必ず近くの警察にクレジットカードの遺失届けを提出することを忘れずに済ませるようにしましょう。
クレジットカード紛失の届け出を済ませていない場合、他人の悪用と認定されないこともあります。
悪用された場合の保険が適用されなかったりするケースも考えられますので、必ず警察への届け出を忘れないようにしましょう。
2.クレジットカードの他に処分しておくもの
▼【クレジットカードの契約は必ず解約すること!】
クレジットカードを破棄するということは、もうそのクレジットカードは絶対に使わないということです。
ごく稀なケースかもしれませんが・・。
有効期限が満了していない上に、クレジットカード発行元への解約の届出も済ませていない状態でクレジットカードを破棄する人がいます。
例えば、まあ大丈夫だろうという感じで、解約の手続きが億劫なので自己判断で処分してしまうパターンもありますし・・。
手元にクレジットカードがあると使いすぎてしまうという悩みを持った人、使っていなかったクレジットカードを見つけたので、解約したクレジットカードなのか覚えていないけれどすぐに破棄・処分したいと考えるパターンです。
クレジットカードは本当に重要な個人情報が含まれています。
どんなに面倒であっても、解約しておかないと思わぬところで高額な料金が発生したり、悪用される恐れは捨て切れません。
解約を済ませる前にクレジットカードを破棄してしまった後では、クレジットカード番号や有効期限、セキュリティ番号などの情報がわからなくなってしまいます。
自分にとっての大変不都合なことが起きる場合もあります。クレジットカードを破棄する前に、必ず解約の手続き、確認を取るようにしましょう!
▼【利用明細や台紙についても忘れずに処分しましょう!】
クレジットカードを安全に破棄したからといって、安心するにはまだ早いかもしれません。
1枚のクレジットカードに関する個人情報を間違いなく処分する為には、クレジットカードの利用明細やクレジットカードが送られてきた時の台紙も忘れずに処分しておくようにしましょう。
利用明細にはクレジットカード番号の16ケタがすべて記載されているわけではありませんが、重要な情報が記載されています。
また、場合によっては「台紙」に16ケタのクレジットカード番号だけでなく、有効期限などの重要情報が記載されていることがあります。
クレジットカードというのは、16ケタのクレジットカード番号と有効期限、名前が分かってしまえば、すぐにでも悪用出来てしまうものです。
利用明細や台紙などのクレジットカードに付随している書類に関しても、間違いなく処分しておきましょう。
▼【通販サイトなどに登録したクレジットカード情報を忘れずに削除する!】
Amazonや楽天など、一度クレジットカード情報を登録するとその後のお買い物を便利にするために、あらためてクレジットカード情報を入力しなくても決済可能なシステムになっています。
これは、クレジットカードを解約していない場合、手元にクレジットカードがなくても簡単に決済が可能だということですね。
最近のショッピングサイトはとても便利になっているので恩恵も多いのですが・・、その分だけクレジットカードの破棄・紛失時に関しては完璧な対応を取ることが求められます。
間違いなくクレジットカードを解約している場合、登録されているクレジットカード情報を利用して決済手続きを行ったとしても、利用出来ずにエラー処理されるので安心なのですが・・。
クレジットカードの解約が済んでいない場合は大変です。通販サイトなどに登録しているクレジットカードの登録情報は忘れずに破棄しておきましょう。
3.まとめ
クレジットカードの安全な破棄には、一本のハサミがあればそれほど難しいものではありません。
しかし、クレジットカードを破棄する前には、絶対に確認するべき重要なポイントがいくつかあります。
必ず削除しておくべき個人情報、ゴミとしての捨て方など。処分・廃棄に関する基本的なことを覚えてしまえば何も難しいことはありません。
もしもの時のためにも、クレジットカードは安全な方法で破棄するように心掛けましょう!