ポイント還元率が倍に!プリペイドとクレジットカードの合わせ技を教えます!
贈り物に利用したり、自分で利用したり、プリペイドカードが流行中です♪
最近では、クレジットカードでチャージ可能なプリペイドカードが多数提供されています。
数あるプリペイドカードの中でも、特にお得なカードをまとめてみました!
1.プリペイドカードとクレジットカードの違い
プリペイドカードと聞くと、多くの方が「QUOカード」や「テレホンカード」を思い浮かべるかと思います。
プリペイドカードとは、事前にチャージされているカードを購入して、その購入金額の範囲内でのみ利用可能となっています。
利用料金に関して、前払いをしているという特性があるため、一般的には販売価格よりも、少し金額が上乗せされて利用できるようになっています。
最近になって、クレジットカード業界で頻繁に発行されているのが【国際ブランド付きのプリペイドカード】です。
このカードはクレジットカードからプリペイドカードに事前チャージをすることで、ほとんどクレジットカードと変わらずに決済することが可能です。
この機能だけでは、わざわざクレジットカードからプリペイドカードにチャージして使う人はいません。
チャージの手間が増えるだけですからね。
しかし、このシステムはクレジットカードからチャージをするときにポイントが付与され、プリペイドカードを利用する時に、さらにポイントが付与されるのが一般的です。
もちろんプリペイドカードの種類によっても異なりますが、基本的にはポイントの2重取りが可能になっています。
▼【プリペイドカードとクレジットカードの違いはどんなところ?】
ほとんどクレジットカードと変わらずに支払いができる国際ブランド付きのプリペイドカードですが、クレジットカードと比べて違うところもあります。
・プリペイドカードは【事前入金】をしないと一切使えません。
・プリペイドカードは電気代など、毎月の支払いに登録が出来ないことが多い。
・指定信用情報機関(CICなど)をみられないので、審査なしで作成可能
・信用情報の履歴に残らない
・チャージできる上限・利用できる上限金額が決まっている
・一般的に紛失・盗難のときの残高の保障がない
プリペイドカードの特徴を簡単にまとめるとこのような感じです。
やはりクレジットカードの利便性に比べると・・。
利用できる店舗が少ないこと、支払い方法が一括のみ、ボーナス払い・分割払いが選べない点など、やや劣っていると感じがします。
しかし、クレジットカードとプリペイドカードを組み合わせて使うことで、ポイント還元率の底上げが可能なんです!
さらに、事前にチャージした分だけしか使わないと決めて利用することになるので、利用額の抑止にも役立ちます。
安全性が高いので、お小遣いとして子どもに持たせることも可能ですね。
クレジットカードからチャージ可能なプリペイドカードは沢山あるので、ぜひ組み合わせ・使い分けを駆使して利用してみましょう♪
2.プリペイドカードはコンビニでもスーパーでも!
国際ブランド付きのプリペイドカードは、クレジットカードの加盟店なら大体利用することが出来ます。
例えば、VISAのプリペイドカードであれば、VISAの加盟店で利用が可能といった感じです。
コンビニやスーパーでももちろん使えます。プリペイドカードを出して「カードで払います。」といってカードリーダーに通してもらいましょう。
店員さんが混乱するので、支払い時に「プリペイドカードで!」というのはNGです。
当たり前のようにプリペイドカードを差し出して、クレジットカードのように淡々と処理してもらいましょう。
・・というのも、実は切ない歴史があるからなのです。
携帯電話大手のauが発行している「au WALLET」は「MasterCard」のシステムを利用したプリペイドカードです。
au WALLETは事前に入金して、Mastercardの加盟店で利用することが出来ます。
しかし、サービス開始当時は様々な加盟店で「au WALLETが使えませんと言われた。」という事案が発生していました。
MasterCardの加盟店で、カードリーダーに通してくれれば残高の範囲内で確実に買い物が可能なのですが・・。
さらに、電子マネーなのに「ピピッ」という感じで、非接触の決済処理が出来ないので、現場の方はさらに混乱してしまうみたいなんです。
しかし、au WALLETは確実に「MasterCard」の加盟店で利用可能です。
そこでさらに、au WALLETの加盟店というカードではないので、「使えますか?」と聞かれて「対応してません」と店員さんに返答される事案が多発したそうです。
これは、加盟店にもユーザーにとっても良くない状況ですよね。
・・ というわけで、同じ過ちを繰り返しても不便です。国際ブランド付きプリペイドカードの存在を知っている方が大人の対応を心掛けるようにしましょう。
au WALLETを利用する時も「カードで」「一括で」とだけ、覚えておくとトラブルが未然に防げるかと思います♪
プリペイドカードは海外でも使える?
「VISA」「MasterCard」のプリペイドカードは、もちろん海外の同ブランド加盟店でも利用可能です。
海外利用の場合は、可能であればICチップ付きのプリペイドカード(券面に金色の薄い鉄のようなチップ付き)を利用しましょう。
磁気テープのプリペイドカードを利用する場合、摩耗などによる管理のガサツさからカードの破損がおきたり、不正利用のきっかけとなる可能性もあります。
ここで、「au WALLET」にはICチップが付いていないことも再確認しておきましょう。
au WALLETを利用した決済は、裏面の磁気テープを読み取ることで利用可能です。
さらに、海外で決済を行う場合、暗証番号を求められる場合も多いのでそちらもお忘れないように!
海外でも利用できるプリペイドカードを探している場合は、VISAトラベルプリペイドカードの「Money T Global」をおすすめします。
このプリペイドカードは、JTBトラベルデスクと新生銀行グループの「アプラス」が提供しているサービスです。
海外での現地通貨の引き出し、VISA加盟店での買い物にも使えるという、VISAのネットワークを最大限に利用した世界共通で使えるプリペイドカードです。
ただし、 発行には一か月程度時間がかかりますので注意してください。
あらかじめ海外旅行やホームステイなどが決まっている場合、余裕をもって準備しておきましょう!
世界各地のJTBトラベルデスクで日本語でのサポートを受けることもできるので、渡航先の慣れない生活で頼りになる存在になるはずです♪
3.プリカとクレカ組み合わせるとお得?
クレジットカード会社発行プリペイドカードの真骨頂は、なんといっても【クレジットカードからチャージ可能】という点です。
クレジットカードからのチャージでポイントが付与されるほか、プリペイドカード利用でもポイントが付与されます。
さらに面白いメリットとして、【クレジットカードの国際ブランドを実質変更できる】というものがあります。
オリコカードが発行している「オリコプリペイドカード」は、オリコのクレジットカードであれば、VISA・MasterCard・JCB、どのブランドからでもチャージが可能です。
プリペイドカード本体もVISA・MasterCardから選択できます。
これは、実質的にオリコカードのJCBブランドを、VISAプリペイドカードにチャージをすれば、VISA加盟店で利用が可能というスグレモノと言えます。
何故そんな手間をかける必要があるの?と思われるかもしれません。
しかし、特定の需要の方には非常に効果があります。
作ってあったクレジットカードがJCBで、海外や国内旅行へ行くとなったときに、改めてクレジットカードを作りたくない人には有効な手段です。
その他にはJCBブランドのカードで電子マネーnanacoにチャージをしながら、加盟店の多いVISAとしてもプリペイドカードとして利用したい。
など、クレジットカードを必要以上に増やしたくない・支払いをまとめて管理したいという方におすすめの方法です。
ソフトバンクのプリペイドカード
携帯電話大手のSoftbankが提供している【ソフトバンクカード】もVISA加盟店で利用できるプリペイドカードです。
TポイントカードとしてTポイントを貯めることができる他、プリペイドカードとして利用すると200円の利用ごとに1ポイントが付与されます。
Tポイントは1ポイント1円として利用できるため、実質0.5%の還元となりますね♪
もちろん。 ソフトバンクカードは単純なプリペイドカードとして利用可能です。
さらに、おまかせチャージを設定すると残高を気にせずに利用ができますが、支払い方法は銀行などの口座引き落とし限定となっています。
これはちょっと不便な点として、クレジットカード引き落とし派の方にはおすすめできません。
しかし、プリペイドカードとしてチャージしてから利用する場合、他社のクレジットカード(VISA・MasterCard)での登録が可能です。
財布にカードが増えるのが嫌いな方は、ポイント還元率アップにもTポイントカードとしても使える、一枚二役の便利カードです。
しかし、ソフトバンクカードはauユーザー限定で利用できるau WALLET同様、Softbankユーザー限定サービスになります。
Softbankのユーザーの方であれば、ソフトバンクショップで簡単に発行してもらえます。
Tカード代わりに入手して、今使っているクレジットカードのポイント還元率底上げに利用してみましょう!
クレジットカードによっては、携帯電話代金の支払いに対してポイントを多く付与してくれるクレジットカードもあります。
国際ブランドが変われば利用できる加盟店も増えるので、カードのポイントを集約したい場合におすすめの利用方法です。
ローソンでお得!JCBプリペイド
日本発の国際ブランドで有名な「JCB」も、プリペイドカードに力を入れています。
JCBが提供するプリペイドカード【プレモカード】は、JCBカードはもちろんのこと、一部のJCBブランド提携カードでもチャージが可能です。
まだまだ利用できる加盟店は少ない状態ですが、JCBの加盟店開拓には期待しても大丈夫かと思われます♪
プレモカードはローソンの店頭で現金チャージすることも可能です。
クレジットカードからのチャージした場合、チャージ金額の1%を上乗せして残高にチャージしてくれます。
ポイント付与というシステムが煩わしいと思われる方には、残高をそのまま増量(キャシュバック)してくれるこのサービスはとてもおすすめです!
何しろチャージ残高がそのまま増えるわけですから、ポイント失効などで損をする心配がありません。
さらに、チャージ元のクレジットカードポイントも付与されるので、誰でもその恩恵を受けることができますね!
電子マネーnanacoとともに、JCBブランドカードの還元率アップにおすすめです。
現金チャージ専用で2%還元!
クレジットカード界隈で今話題になっているプリペイドカードが【LINE Payプリペイドカード】です。
現金チャージ専用になりますが、なんとポイント還元率が「2%」です。
クレジットカード単体では、見かけないほどの高還元率であるため、話題になっていますね。
もはやスマートフォン利用者にとっては当たり前に利用されているアプリ【LINE】の提供するサービスなので、注目度も抜群です。
元々導入していた【LINE Pay】は、個人間の送金や決済に利用できるものでした。
そこでさらに街中でも使えるツールとして、国際ブランドJCBを冠したプリペイドカードが発行されました。
元々の【LINE Pay】はクレジットカードチャージ、銀行チャージなどが可能でしたが、プリペイドカードに関してはクレジットカードチャージは不可となっています。
▼【LINE Payプリペイドカードはどこで使えるの?】
JCB加盟店であれば、残高の範囲内で利用することができます。
LINE Payプリペイドカードを使うたびに100円の利用に対して2%のLINEポイントが付与されます。
1000P貯めればチャージとしての還元が可能なので、100円未満の端数が無く決済したとすると、5万円の利用で1000円がチャージされることになります。
券面はLINEキャラクターがデザインされているカードのほかに、真っ黒なデザインのカードもあります。
「ちょっとLINEキャラクターカードは恥ずかしいな」という方にも対応してくれています。(どちらを使うか迷うところですね・・。)
現金チャージ限定とはいっても、2%のポイント還元は破格の高還元率なので、お得なサービスを求める人は要チェックです!
始まったばかりのサービスですので、今後のサービス拡大が楽しみなプリペイドカードです。
4.まとめ
ここでご紹介したプリペイドカード以外にも、沢山のクレジットカード会社や様々な企業から国際ブランド付きプリペイドカードが発行されています。
是非ご自身の利用目的にあったカードを探してみてください!
重ねての注意になりますが、プリペイドカードを店頭で利用するときには「カードで」「一括で」ということを忘れないようにしましょう。
店員さんが間違えないように、クレジットカードと同様に処理してもらうことでトラブルを回避出来ますよ♪