ICOCA・スマートイコカを紛失|済ませたい手続きを教えます♪
2.クイックチャージできるスマートイコカ
3.ICOCAを紛失してしまった時には?
4.クイックチャージ機能を停止する
5.紛失したはずのICOCAが出てきた場合
「ICOCA(イコカ)」は、JR西日本が発行している交通系ICカードです!
「ICOCA」の使い方は、切符を購入・清算できる自動機能が主な使い方です。
事前にICOCAカードに現金をチャージしておくことで、改札機にタッチするだけで全ての改札手続きが自動になる!という優れものです。
便利なICOCAなのですが、失くしてしまったときはどうしたら良いのでしょうか?
1.ICOCAって何?どんなカード?
「ICOCA」は交通系のICカードとしてだけではなく、「電子マネー」として買い物にも利用できます!
ICOCAの利用エリアは近畿圏だけではなく、中国地方や四国地方はもちろん、全国の提携先で利用することが可能です。
関西の私鉄でも利用することができますから、一枚あれば関西の交通で不自由することはありません♪
全国でさまざまな交通系ICカードが発行されていますが、全国で相互利用ができるようになっていますから、ICOCAを持っていれば全国どの鉄道会社の電車も乗車することができますし、電子マネーとしても全国で使うことができます。
最大の注意点として、ICOCAは事前にチャージをしないと利用することができません。
ICOCAは残高がなくなる前に定期的にチャージをする必要があります。さらに、初めてICOCAを購入する場合「2,000円」が必要です。
「2,000円」のうち、「500円」は解約時に返金される仕組み(デポジット料金)となっているため、購入後からすぐに使えるチャージ金額は「1,500円」です。
ついつい、「2000円」がチャージされていると勘違いする人も多いんですよね!この点には注意しましょう。
2.クイックチャージできるスマートイコカ
ICOCAは定期的にチャージをする必要がありますが、正直面倒ですよね。
最大2万円までしかチャージすることができませんから、ある程度の利用で定期的に現金でチャージをする必要があります。
「スマートイコカ」の場合、「クイックチャージ機能」
が利用可能となっていますから、希望するチャージ金額をタッチするだけでチャージが簡単に完了できます。
スマートイコカをチャージする時、現金やクレジットカードが不要なので、残高が気になった時にはいつでもチャージできるというメリットがあります♪
また、ICOCAとは違ってスマートイコカを利用した場合、電子マネーや電車運賃の利用金額に応じて、現金のように使えるポイント「J-WESTポイント」が貯まります!
さらに、チャージのコツとして、スマートイコカへのチャージにポイント還元率が高いクレジットカードを使うことで、より多くのポイントを獲得することもできます♪
3.ICOCAを紛失してしまった時には?
ICOCAを紛失した場合、ICOCAエリア内にある「みどりの窓口」や「改札口の係員さん」に連絡をして、紛失再発行手続きを申請する必要があります。
再発行してもらう時は「公的証明書」と「現金1,010円」が必要となります。こどもICOCAを紛失した場合、本人以外の代理人が手続きをする時は、紛失したICOCAの持ち主との関係がわかる公的証明書が必要です。
再発行時に必要な「現金1,010円」の内訳は、「再発行手数料510円」「デポジット代金500円」です。
◉再発行したICOCAのチャージ金額はどうなっている?◉
再発行した瞬間のチャージ金額は、紛失時のICOCAにチャージされていた金額が移行されます。ただし注意点として、紛失前のICOCAにチャージされていた金額は、紛失届が受理された段階でのチャージ残額です。
ICOCAを失くしてから時間が経ち、誰かがチャージ残額を使っていた場合は一切の保証を受けることができません!この点には注意したいですね。
さらに、「無記名のICOCA」は再発行が出来ないので、紛失した時にはわかりやすい特徴を交番に届け出て、手元に帰ってくるのを待つしか方法はありません、手元に戻る可能性は低いと考えておいた方がよいかもしれません
◉「スマートイコカ」を紛失した場合の手続きは?◉
「スマートイコカ」を紛失した場合、通常のICOCAと手続きが異なります!
「スマートイコカ」はクレジットカード機能付きのICOCAなので、紛失した場合はすぐに「スマートイコカ紛失ダイヤル」に連絡して、利用停止の手続きを行う必要があります。
スマートICOCAを紛失した場合、利用停止手続きをするか、クイックチャージ機能だけを停止するという2つの利用停止パターンがあります。
スマートイコカを再発行をするには、ICOCAと同じように「再発行手数料510円」が必要となりますし、「デポジット代金500円」もあらためて必要になります。再発行時の費用は登録しているクレジットカードから引き落とされることになります。
再発行手続きをしてから2~3日後に新しいスマートイコカが郵送されてきます。
紛失したスマートイコカが見つかった場合、ICOCAと同様に窓口に届けることでデポジット代金が返金されます。
4.クイックチャージ機能を停止する
スマートイコカを紛失した時には、まず先に「クイックチャージ機能を停止」することが大切です!
「クイックチャージ機能」というのは、自動券売機や精算機、チャージ機を使ってクレジットカード払いでチャージができる機能のことで、暗証番号なしでチャージをすることができますから、悪用される可能性があります。
そのため、スマートイコカの紛失に気づいた時は、すぐに「SMART ICOCA紛失ダイヤル」に連絡してクイックチャージ機能を停止しましょう。
クイックチャージ機能を停止する前にチャージされた残高はそのままとなってしまうので、どんなに探しても見つからない場合は再発行した方がよいでしょう。
再発行せずにクイックチャージ機能だけを停止した状態の場合でも、ICOCAを止めるまでの間、他人にチャージ残額を利用されているというケースもありますから、十分注意しましょう。
ICOCAなどのICカードは、基本的に誰かが不正利用したとしても何の補償もしてくれません。紛失に気づいた時にはできるだけ早く再発行をすることが大切です。
5.紛失したはずのICOCAが出てきた場合
再発行をした後になって、紛失したはずのICOCAが出てきた場合。
みどりの窓口、切符購入機の係員呼び出しボタンで駅員さんを呼ぶ、改札口にいる駅員さんに、紛失したはずのICOCAが見つかったことを伝えましょう。
ICOCAの所有者であることを証明できる「公的証明書」を提示することで、500円のデポジットが返金されます。
再発行した後でも、500円のデポジットは返金されるので見つかった際に備えて、警察に紛失届けを出すなど、各種手続きは済ませておくようにしましょう。