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ゆうちょ銀行口座を使う理由!財務大臣が70%以上の株主なの?

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ゆうちょ銀行口座を使う理由!財務大臣が70%以上の株主なの?

働く人にとって、「口座」とは財布そのものです!

安心して利用するための「銀行口座」はどうやって選べば良いのでしょうか?

ゆうちょ銀行口座」を選んだ方が良い!4つの理由をチェックしてみましょう!

1.所有している口座の数は?

皆さんはいくつの銀行口座を利用していますか?

少なければ一つ、多い人ならば片手の指では数えきれないほど作っているかも知れませんね!

一つしか銀行口座を持っていない人に対しては断言できませんが、多数の口座を所有している人であれば、ゆうちょ銀行口座を開設していない人は少ないのではないでしょうか?

少なくとも私には他の銀行口座を複数開設していて、ゆうちょ口座を作らない理由が思い浮かびません。




2.銀行口座があるのにゆうちょを勧める理由は?

ゆうちょ銀行口座の優れている点は、やはり全国各地にゆうちょ銀行の窓口である「郵便局」が存在していることです!

これは地方銀行は勿論のこと、都市銀行にもない大きなメリットです♪

転勤、あるいは旅行などで遠くの場所へ移動することになっても、ゆうちょ銀行で口座を開設していれば、日本全国の何処に行っても困ることはないと思います。

その上でゆうちょのATMは、曜日・時間帯に限らず手数料が無料というのも大きなポイントです。

勿論、中には複数の都市銀行で口座を開設しているし、旅行先で何度も現金を引き出したりしないから、ゆうちょでわざわざ口座を作る必要性を感じないと言う人もいるかと思います。

そんな人は「メインバンク」としてではなく、「サブバンク」としてゆうちょ銀行口座を利用してみてはいかがでしょうか?

ゆうちょ銀行は貯金額の上限が1000万円までという縛りはあるものの、生活圏の範囲を出ても普段と変わらず利用できるのが、ゆうちょ銀行の利便性です。

さらに大きなメリットの一つとして、銀行は口座を開設した銀行でなければ解約できない場合がありますが、ゆうちょ口座にはそんな心配がありません。

全国何処のゆうちょ銀行でも解約ができます。




3.倒産の可能性は限りなく低い?ゆうちょ銀行の安心感

特殊な理由でもない限り、働いて稼いだお金を何の疑問もなく銀行に預けていると思います。

・・ですが、お忘れではないでしょうか?

普段当然のように利用している銀行も金融機関という名の組織、つまり会社でしかなく、その経営が未来においても絶対に安心という保証など何処にもないと言うことに・・。

実際、「北海道拓殖銀行」や「日本振興銀行」などの例を出すまでもなく、資産運用に失敗して倒産した銀行というのは幾つもあるのです。

それでは、銀行が倒産したら預けたお金はどうなるのでしょうか?まさか銀行と一緒に消えてしまうのではないでしょうか?

ネット環境の発展と共に銀行を訪れる人が減り始めているこの頃、ふとしたことが切っ掛けでそんな不安を抱いたことがある人も多いのではないでしょうか?

安心してください。・・と言って良いかは人によりますが、現在の制度では銀行が経営破綻を起こした場合、「ペイオフ制度」によって1000万円までは保証されているのです。

なんだ、1000万円も預けていない自分は全額保証されているようなものだな。と思われる方も居るかも知れませんが、気をつけてください。

このペイオフ制度、あくまでも保証をすると言うだけなので、必ずしも銀行が破綻してからすぐにお金が返ってくるとは限らないのです。

つまり場合によっては手続きに時間が掛かり、長期間にわたってお金が引き出せなくなる可能性があると言うことです。

一応そんな時のために60万円までの仮払いが可能となっていますが、一人暮らしの方ならともかく、一家の大黒柱ともなれば少々心ともない金額かもしれません。

そんな風に一見すると盤石に見えた銀行も調べてみれば思ったほどの堅固さはなく、倒れる時は倒れる生身の存在だったのです。

日本郵政株式の過半数(数兆円)を所有する大株主は「財務大臣」!

勿論それは民営化したゆうちょ銀行も同じですが、一般的な銀行とは多きく異なる点もあります。それはゆうちょ銀行の株式の70パーセント以上を保有する大株主が日本郵政株式会社、つまり郵便局であることです。

そして日本郵政の半数以上の株を所有している大株主は「財務大臣」です。つまりゆうちょ銀行は民営化してはいるものの、国との結びつきは変わらず強く、他の銀行の比ではありません。

その上で200兆を超える総資産を持つゆうちょ銀行。そんなゆうちょ銀行が倒産するなんてことは、日本政府が破綻でもしない限りまずあり得ないでしょう。




4.一般向けの「総合口座」と送金特化の「振替口座」

ゆうちょ銀行を使用する際、開設する口座は「総合口座」か「振替口座」のどちらかになると思います。

総合口座」は記号・番号の数字が「1」から始まる口座で、その主な用途は貯金だったり、利子でお金を増やすことだったり、お金を送ったり受け取ったりするなどオーソドックスなものです。

つまり銀行と聞いて思い浮かぶサービスを利用したければ、「総合口座」を開設しておけば大丈夫です。

一方「振替口座」は記号・番号の番号が「0」から始まる口座で、各種料金や会費を集めたり、配当金・返還金などを渡す際に利用すると便利な、送金や決算に特化した口座です。

総合口座が自分のお金の管理など一般的な用途の口座だとしたら、振替口座は仕事などで利用したい人向けの口座と言えるかも知れません。




5.「ぱるる」と「ボランティア貯金」

ぱるる」と言うサービスをご存じですか?

「ぱるる」は郵便局が民営化する前の総合通帳のことを指しており、民営化してからゆうちょ銀行口座を開設した人には馴染みのないものだと思います。

・・ですがこの「ぱるる」、まだ使われている方も結構いるようで、インターネットオークションを利用した際など、振込先でしばしば名前が出てきます。

ゆうちょ口座を持つ持たないに関わらず、「ぱるる」と言うものがあるということは覚えておいた方が良いでしょう。

ちなみに私はゆうちょの総合口座を開設していますが、口座を作る際、「ボランティア貯金」なるものに入らないかと聞かれました。

馴染みのない言葉だったので、それは何ですか?と聞いてみたところ、何でもこの「ボランティア貯金」、通常貯金及び通常貯蓄貯金の利子の内、20パーセントが発展途上国などへの寄付にあてられる、世界に優しい?システムだったのです。

私は特別ボランティア活動に熱心という訳ではありませんが、預けたお金が減らないならば別に良いかと思い、二つ返事で加入することにしました。

しかし、貧すれば鈍すると言いましょうか。何年もゆうちょ口座を利用しない日が続いたある日のことです。

ふと総合口座の通帳を開いてみれば、銀行使用欄にボランティアの文字が。何だこれ?と思ったのも束の間のこと、すぐにボランティア貯金のことを思い出し、なおかつお金に余裕のない私は焦りました。

まさか、僅かとは言えお金が減り続けている?そして私は慌ててボランティア貯金について調べ直したのですが、結果は上記に書いてあるとおりです。

このボランティア貯金はあくまでも利子から引かれるものであって、預けたお金が一円でも減ることはありません。損をすることなくボランティアに参加できる。

ゆうちょで口座を開設する際は、皆さんも「ボランティア貯金」への加入を考えてはいかがでしょうか?

6.まとめ

ゆうちょ銀行の口座をお持ちでない方は、ゆうちょ銀行の口座開設に興味を持たれたでしょうか?

既にゆうちょ口座を開設しているけれど、「ボランティア貯金」に加入していないという人は利用を考えても良いかもしれませんね!

数ある銀行の中でもトップクラスの安心を誇る「ゆうちょ銀行」。口座を作っておいて損はありません♪